徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

方向

2017-02-16 10:54:00 | Weblog
 朝一番で地区の共有地の問題について測量事務所で打ち合わせをした。年度内に問題を整理してある程度の方向を出さなければと考えている。それぞれが専任でやっているわけではないので、多少時間がかかるのは止むを得ない。明治初期の先祖が残してくれた財産なので、できれば私たちの世代で解決したい。ここも南木山史の一つで、村人が牛馬の採草地や薪炭林として活用してきた。当時の記録によれば大前村の戸数は78戸だったらしい。

 戦後の開田政策で稲作も行われたが、今では何軒もいない。祖父が牛馬で壁土を運んでいた記憶がある。ため池でフナやドジョウをすくった記憶もあるので、この土地には愛着がある。そんな世代の責任かも知れないなあ。

 区の事務員さんが配りものを運んできた。もう1か月。
 

空家

2017-02-15 17:48:12 | Weblog
 嬬恋村の大字別の空家等の調査結果一覧表が手元にある。地元の大前区の空家数が45戸と11区の中で圧倒的に多い。アパートを除いて、11区で195戸なので23%を占める。村営住宅がカウントされているかと思ったが、そうではなさそうだ。別な場所に新築した私の古い家なども空家にカウントされているのだろうが、それにしても大きな数字だ。村営住宅も24戸の内14戸が空き部屋の筈だから空家率はもっと高くなる。
 
 跡取りが外に出でいるために時を経るにつれて老人世帯が増加し、年を重ねるにつれ病気などで施設へ入所したり死亡により、空家になっていく。近頃、そんな家がめっきり増えてきた。そして、空家から徐々に廃屋になっていくのだろう。議会報告を配っていても空家が増えていることは感じていたが、数字を見て改めて少子高齢化の現実を知ることになった。

 明日は吾妻県民局の県政説明会。
 

感謝

2017-02-14 17:32:34 | Weblog
 10日の全員協議会でふるさと納税の寄付報告があった。目標の1億円にもう一歩で届きそうだ。草津町は12億を超えたという話も聞くが、キャベツ以外の特産品がない中で、嬬恋もそれなりに頑張っていると思う。結局、地域の総合的な魅力評価ということだろう。吾妻郡では最初に感謝券を出した中之条町が健闘しているが、四万温泉のブランドと共にビエンナーレなどの文化的な活動も知名度を押し上げているようだ。それから「米」が人気と聞いた。
 
 昨年の3月議会で保育や教育費の無料化を決め、その財源としてふるさと納税に力を入れようということになったが、地域間の競争は年々激しくなる。リピート率を上げることが重要だろう。それには感謝の気持ちが届くことかなあ。私も都会には友人、知人が結構いるのだが、殆んどが年金受給者で貢献できない。頑張って企業の役員となっても、もうお役御免の年齢だ。

 それはともかく、右肩上がりの時代に勤め人生活を送れて幸せだったということか。 

更新

2017-02-13 17:55:22 | Weblog
 ホームページのドメインの更新を忘れていた。1か月前に利用料を振り込まないとサスペンドをかける場合がある、とのメールを受けていたが、ついつい手続きをサボっていた。朝一番で10,800円を所定の口座に振り込んだ。議員になる前からの契約なので10年以上たっている訳だ。善良な顧客なので、数日遅れたとしてもサスペンドは掛けないだろうが、インターネットの世界では分からない。更新時にはデスク容量が100MBづつ増量になるが、現状ではとても使いこなせない。開設時点のメインであった「言葉おりおり」などが中断している。その後どうなったかという声もあるので、フリーになったら再開しようと思っているが、感性が劣化しているかなあ。

 午前中、10分ほど役場に顔を出す。資料を貰ったがもう一度制定の目的を考えてみる。

想像

2017-02-12 17:00:43 | Weblog
 散歩の途中時々寄る知人が昼近く顔を出した。川原のコースから唐沢を上がってきたという。急な沢だが登れば我が家だ。相変わらず動きがいい。私の方は足元が悪くなって以来歩いていない。滑って怪我でもすればというのは言い訳で、単なるサボり病である。春に動き出すのが大変なのは分かっているのだが、その気にならない。これは性格。

 玄関で10分ほど障害者の福祉について話をした。デイサービス、ショートステイなど進めていかなければならない施策がある。総務の委員長を外れて会議等に参加する機会が減ったが、気持ちは変わらないつもりだ。現役時代の私を知っている人は、私が福祉政策を語るなど想像ができないに違いない。

 結構、柔軟性があるんです。ありすぎるかも知れないなあ。

講座

2017-02-11 17:14:57 | Weblog
 午後、嬬恋郷土資料館の「嬬恋学」講座に参加した。演題が「地域おこし協力隊から見た嬬恋」ということで、興味を持った。当局から採用時点の報告は受けているが、詳しい活動内容まで理解していないので、いい機会と考えた。昨日の予算案に周辺の用地取得費が計上されていたこともある。郷土資料館の事務室に顔を出すのは久し振りだ。以前は時々寄りこんでいたが、近頃はめっきり遠くなっていた。

 私が知りたかったのは①嬬恋村に地域おこし協力隊として応募した理由②若い視点、都会人の視点から見た嬬恋③赴任した当初の情熱と現状、などだが、若い人たちなので率直な話が聞けたと思う。自分が想像していたような内容なのだが、ハッと思うようなところもあった。何はともあれ、募集する以上は任期が終わっても嬬恋に残れるような環境が必要だと感じた次第だ。

 出席者は顔を知らない人も多く、きっと浅間高原に住む人なんだろうと、勝手に想像した。

予算

2017-02-10 17:36:08 | Weblog
 10時から全員協議会。平成29年度当初予算案の説明があった。「定住人口や交流人口の増加、産業振興や地域活性化に繋がる予算編成」をうたっている。70億円を超える大型の予算案だ。しかしながら、用地取得費が3億円以上計上されているので、この予算案の評価は取得する土地がそれぞれどう活用されるかにかかっている。そんな訳で、今日も青山の活用構想で生産的でない議論をしてしまった。昨年の3月からの議論を抜け出すことができず、当局も議会も消耗戦に陥ってしまった。

 私も普段は自分を抑えて発言しているつもりなのだが(?)、今日はしゃべり出したら止まらなくなった。途中で、これ以上突っ込むと自分の選択肢が狭まると思い、中止した。購入には反対でないので、自分が開発構想にどう折り合いをつけるか、ということかな。いずれにしても、17日に議員懇談会で再度議論しようということになったが、大義は何か。

活字

2017-02-09 17:02:35 | Weblog
 昨夜は「そばの会」の仲間と8時過ぎまで懇談した。始まったのが午後4時なので4時間ほど話をしたことになる。いつもの通り私の村政報告から始まったのだが、3月定例会を前にしているせいか気合が入り、長めの挨拶となった。村政の一端は分かってもらえたのでは、と思う。話は地域の伝統や文化に及びそこから「浅田次郎」の著作の話になった。あの「鉄道員ぽっぽや」で直木賞を受賞した作家だ。

 以前、中杉の同窓会誌で彼が4学年下であることを知っていたが、余り興味はなかった。参加者の一人が彼にハマっていて、数多くの著作に親しんでいるらしい。私にも読んでみろと言って、今日、一冊の文庫本を届けてくれた。近頃、私自身活字離れが著しい。ipadやiphoneを使い始めてから新聞も昔ほど読まなっくなった。このところ書物を読み切ったことがない。

 せっかくなので読みだしたが、明日は全員協議会。 

訂正

2017-02-08 11:58:11 | Weblog
 10日に議会全員協議会が開催されるが、その前に確認したいことがり、役場に出かけた。歩いても数分の距離なので、この優位性は疑いようもない。担当課で話を聞いた後、以前に要望しておいた臨時職員関係の資料を貰った。最後に議会事務局に顔を出したら、私のブログに間違いがあると指摘を受けた。1月31日付で、公開している議事録に一般質問と答弁が入っていない旨記したが、当然、公開しているということだ。事務局のパソコンで確認したら、正確に公開されていた。うかつにも臨時会の議事録を開いたようだ。議会の名誉のために訂正します。興味のある方は嬬恋村のホームページで是非ご覧ください。

 夕方、「そばの会」がある。自分たちで種をまき刈り取りをしたそば粉だ。つなぎもは勿論ヨモギで100%そばだ。私は見ているだけ。

偶然

2017-02-07 17:35:43 | Weblog
 JAあがつまセレモニーホールで行われた葬儀に参列した。父親の従妹の夫にあたる方なのだが、面倒見のよい方で両親もお世話になった。県の福祉畑が長く、退職後は福祉専門学校の非常勤講師を務めていたと聞いた。何故こんなことを書くかというと、私の妹が県立の保育専門学校を受験した折、偶然にもこの方が面接官だったというのだ。最初に「あなたの親父さんをよく知っている」と言われて、妹は驚いたらしい。今日も親族とその話をしたが、妹は無事合格し自分の希望する仕事に就くことができた。感謝。

 昨日の後援会収支報告書の✔記入の件だが、様式の□をいったん消して、☑を入れることで作成した。文章では表現できないところもあるのだが、同じ書類でやり方が変わるのも何となく納得できない。提出時に聞いてみよう。ワード版を使ったらと言われるかなあ。

 首長がfacebookで上信自動車道の件を発信している。