徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

条件

2015-11-17 17:04:29 | Weblog
 先日説明を受けた自治法の改正による「地縁団体」の土地の取得について、区長と担当課に出向き今後の進め方について打ち合わせた。詳細はこれからだが、地区の現状は条件を満たしていると思われるので、取り組み方によっては長年の懸案が解決できるかも知れない。入会林野近代化法で整理しようと委員会を設立したが、登記簿上の名義人の相続などの問題があり、進まなかった。
 結局、権利関係がはっきりしている開拓組合の解散に力を注ぐことになり、こちらは無事目的を図ることができた。これには私も会計の立場で携わり、すべての清算が終了した折には大きな充足感を持ったものだ。「地縁団体」を設立したのも、開拓組合の資産価値のある土地を区に移管しようという発想だった。
 ただ、このような問題は携わる人間が使命感を持たないとなかなか進まない。そう考えている。

講演

2015-11-16 17:24:59 | Weblog
 午前中、議会事務局に顔を出す。19日に中之条町で開催される地方創生をテーマとする講演会の時間を確認する。地方創生がはやり言葉だが、地道な活動が基本だろう。講演終了が午後4時ということで、夕食をとることになりそうだ。アルコールを止めてみると、素面では2時間半が限界のような気がする。自分は酒豪で尻が長い方だったが、アルコールが苦手な人がよくぞつき合ってくれたと思う。その立場になって解るというやつだ。

 ついでに課題となっている案件で担当課を回る。地元で解決しなければ進まないこともあり、調整が必要だ。可能な方法があるか、調べてみよう。

冠雪

2015-11-15 16:12:08 | Weblog
 雲が流れて浅間山が顔を出すと、中腹まで帯状に初冠雪があった。雨があがると気温が上昇し、午後、歩いていると汗ばんでくる。2,3日肌寒かったが、今週は季節が逆戻りするようだ。エルニーニョ現象でこの冬は暖冬傾向と報じられているが、どうだろうか。昔から夏は夏らしく、冬は冬らしくと言われているが、暖冬ではスキー場への入込が懸念される。

課題の村営バラギスキー場は指定管理を1年間更新することになったが、バラギ地区の入込も気になる。平成5,6年の頃はスキー場に近い宿から埋まり、嬬恋で宿が取れず、川原湯温泉に宿泊してもらったこともある。渋滞のなか2時間かけてスキー場まで送った。無論、仕事で世話になっていた方々だが。今は遠い昔の話になってしまた。

祖父が冬は厳冬の方が良い、と言っていた。農作物に害を与える虫たちが死ぬからという理屈だが、四季ははっきりしていたほうが良い。気持ちの整理もつく。
 

柔軟

2015-11-14 14:51:33 | Weblog
 喪中のハガキが届くようになった。今日も2通ほど郵便受けに入っていた。もうそんな時期なのだと改めて思う。本当にあっという間に夏が終わった。もう1週間すれば5カ月になるのだ。気力と体力のバランスは未だ完全には整わないが、それでも気力が体力を補うようになった。

 肌寒い雨の土曜日でのんびり過ごしている。午前中、知人宅で1時間ほど潰したが、それ以外は家に籠っている。これから年末までの日程を確認した。忘年会の通知も何件か入っている。昨年までとはまったく違った年末になるが、柔軟に対応するしかない。

12月議会の日程は24日に決まるようだ。

恒例

2015-11-13 10:15:24 | Weblog
 昨夜は「ソバの会」に顔を出す。11日、伊香保温泉で宿泊し、前橋で用事を済ませ午後4時過ぎに戻った。「ソバの会」は地元でソバを蒔き収穫し、仲間の一人が打ち、それを食するという会だ。今年は事情により種を蒔けなかったのでソバ粉は地元産を調達した、という報告が幹事からあった。この会では冒頭、私が議会報告をすることが恒例となっていて、昨夜も嬬恋村議会の現状について思いの丈を話した。気を許せる仲間なので心情を吐露したという方が正しいかも知れない。多分、理解してくれた思う。

 友人が冬越しの野菜をどっさり届けてくれた。キャベツに白菜に大根各種、有難い話だ。朝からどう保存するか考えている。先日会ってきた長女にも送ってやろう。
 

収穫

2015-11-10 09:01:10 | Weblog
 昨夜8時無事帰宅した。家康の岡崎城から豊川稲荷に参拝して舘山寺温泉泊。2日目は焼津で昼食をとり、久能山東照宮の石段を登り帰路につく。舘山寺温泉では、結局、長女と孫に会ってきた。孫も大分男の子らしくなった。「ガチャ」とかいう「トーマス」のパーツ集めに熱中しているらしい。僅かの時間だったが、元気そうな顔を見て安心した。

 5月以来、初めての宿泊の旅だったが、同行者の足を引っ張ることなく行動できたのが収穫だ。以前のイメージが強いので、アルコールを断っている私が残念らしい。でもこれだけは未だ自信がない。

久能山東照宮

準備

2015-11-07 16:48:06 | Weblog
 チョッと腰が重いので整体をしてもらった。腰痛には苦しんだ過去があるので、慎重にしている。北海道美瑛町に単独で行くことになったのも、議員研修の1週間前に腰痛を発生し、整形外科にかかったものの、彼岸で無理をしたせいで悪化し、結局、研修には参加できなかった。この時は回復するまでに2カ月ほどかかった。それ以来、予防的に整体を受けている。

 明日は午前7時に出発する。いつもより入念に準備をした。昨日の続きだが5月以降初めての外泊だ。バスの旅なので体調を崩さないようにしなければと思っている。先ずは、仲間に迷惑をかけずに戻ってくる、これが一番だ。そうすれば自信もつくだろう。できれば孫に会えればと思っていたが、日曜の夕方のうえ、雨が避けられそうもないので遠慮した。

 舘山寺温泉は長女の結婚式の前日、兄弟姉妹で泊ったところだ。

一歩

2015-11-06 17:49:24 | Weblog
 午後、長野原の病院で予約をしておいたインフルエンザワクチンをうった。10月の中旬に予約をした折はワクチンが入荷していなかった。11月に入れば入荷すると聞いていたので、朝、電話で確認した。一時品不足が報じられたが、ようやく地方へも回ってきたようだ。昨年に比べれば体力が落ちているので、早めに済ませたかった。病院はワクチンを接種する老人たちで混んでいた。顔なじみが何人かいたが、病院の待合室では話も弾まない。

日曜日に舘山寺温泉で一泊する。平成16年度の区長仲間の旅行だ。恒例になっているのだが、この仲間も増えることはない。初めての宿泊でチョッと不安な思いもあるが、気のおける仲間なので何とかなるだろう。そこが仕事とは違う。一歩一歩だ。

納税

2015-11-05 14:51:17 | Weblog
 穏やかな晩秋の日々が続く。昨日は歩く距離を伸ばした。以前と同じコースを歩いてみた。約50分。やはり朝起きあがると下半身が重い。残念ながら臀部に疲れが残っている。筋力を取り戻すにはもう少し時間と努力が必要だ。今日は距離を落として歩く。

新聞の切り抜きを整理する。10月24日付けの切り抜きが目を引いた。「県内上半期のふるさと納税額4.6倍」という見出しだ。昨年一般質問をしたこともあり、改めて読み直してみる。草津町2億2千万円、中之条町1億7千万円、吾妻郡の2町が健闘している。両町とも寄付額の半額相当を町内で使える金券で返したり、PRに力を入れている。

嬬恋村も今年から半額相当の感謝券と特産品を組み入れたが、いま一つのようだ。特典競争が良いとは思わないが、村税を1億円増額することは並大抵ではない。

「ふるなび」を開いてみる。

記事

2015-11-04 17:14:32 | Weblog
 午後1時半から役場で「認可地縁団体名義への所有権移転登記手続き」について説明を受ける。無論、大前区の役員と一緒だ。私の区には「馬踏道」という地区に明治時代からの入会地がある。明治14年に払い下げられているが、登記簿はA外77名の共有地となっている。当時の大前区の住民は78名であったと推測されている。当初は牛馬の採草地などとして使用していたが、戦後の食糧増産で一部を開田をして、末裔が営々と恩恵に預かってきた土地だ。

十数年前、この土地を入会林野近代化法を活用して整理しようとしたが、思うように進まず頓挫した状況だった。この法律では、共同登記名義人の相続人の同意を可能な限り得なくてはならず、スタートする決断ができなかった。

役場の担当課から、平成27年4月1日に地方自治法の一部が改正され、認可地縁団体であり一定の条件を満たせば村長の証明で所有権移転が可能になる、というような説明であった。

平成25年2月17日、上毛新聞に「名義人不在土地解消へ総務省が特例要請」という記事が載り、当時の区長とこの特例が認められれば解決できるのではないか、という話をしたが、これで動き出せるかも知れない。新聞のコピーが残っていた。