徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

ハナミズキ

2007-11-17 11:28:13 | Weblog
 今朝の凍みはすごかった。明け方目を覚ますと部屋の空気が冷え冷えとしている。長年の感で水道の凍結が心配になり、起き出す。案の定、トイレの水が出ない。4時30分。

パジャマの上に防寒服を引っ掛けて外に出る。夜気が頬を刺す。透き通った星明りを頼りに電熱線を入れる。

また妻に言われそうだ。この廃屋を早く何とかして欲しいと。なかなか難問である。生来の優柔不断な性格が災いをして、どこかタイミングがずれてしまう。そんな生き方である。

区長OB会の打ち合わせをして戻った。朝の厳しさとは一転して日差しが優しい。午後からはボランティアで花街道の整備だ。数年すればハナミズキとヤマボウシの街道がお目見えするだろう。

愚直に生きるだけ。


底冷え

2007-11-16 13:26:06 | Weblog
 家の窓から眺める浅間山は既に冬景色。浮かぶ唐松の残葉が微かに揺れている。半日留守にした部屋は底冷えがする。

パソコンスクールから今戻った。IMEの日本語変換が上手く出来ず、相変わらず苦戦している。Microsft Office XP Personal を再インストールしてみたが改善しない。

考えてみれば私のパソコンは約7年使っている。この間、1年程長女の元に出張もしていた。スクールの校長さん曰く「良く頑張りました」

来年早々ビスタの後続型が出そうだと言うので、何とかそれまで持ってくれないかと淡い期待を描く。

今朝の新聞に「実質赤字比率」は20%以上で破綻と見なす方針が決まったと載っている。大分具体的になってきた。

フラガール

2007-11-15 08:05:26 | Weblog
 昨夜は9時半に帰宅。座りつかれた旅であった。第38回目の村民号。色々議論はあるが、兎も角無事終了した。

旅の先は「スパリゾートハワイアンズ」だ。フラガールで有名になった常磐ハワイである。「びゅう号」を仕立てての旅だ。

2日間飲んだり食ったりの旅で、今朝は胃が重たい。体が不機嫌である。現実に戻るには少し時間がかかる。頭が働かないので、計画を変更して今朝は越冬用の白菜の調達から始めることにした。

昨夜、列車で読んだ「財政健全化法」に基づく判断基準が気になる。実質公債費比率は25%超で「早期健全化団体」、35%超で「再生団体」と判断されると言う。頭が正常に戻ったら少し考えてみよう。

夕張と常磐。その落差は大きい。

我がふる里は。

尺度

2007-11-12 18:22:44 | Weblog
 ダム上流町村の活動で、関係機関に基幹道路網整備等の陳情を行った。嬬恋を8時半に出発して今帰宅したところだ。前橋は遠い。結局一日がかり。

後何年でダムが完成するのだろうか。私が物心ついた頃に話が始まったと言う。渓谷はすでに晩秋の趣。色あせた枯葉の合間に楓の紅。ここも何年かすれば湖底に沈む。

都会の人には解らない現実がある。東京の友人が私が造成にかかわった道路を走りながら、立派だが無駄では無いかと言う。理由は通行量が少ないの一点。

首都高速に比べたら少ないさ。生活の密度が違う。生活の尺度が違う。

明日は村民号。

銀杏

2007-11-11 09:28:36 | Weblog
 昨日から気温がグンと下がっている。いよいよ、掛け値無しに晩秋の趣である。旧役場庁舎のイチョウの葉も完全に落ち、節くれだった枝先には小指の先ほどの実が鈴なりだ。

生憎の雨だが、今日はこれから法事である。たまたま2件よばれているので、妻と手分けだ。

電話だ。東京の仲間に送った馬鈴薯が届いたようだ。毎年20箱近く送る。これは自分の晩秋行事で、私が元気でやっていると言う信号みたいなものだ。返ってくる電話やメールが楽しみである。

一瞬の青春。

浅間山は麓まで雪景色。

暮坂峠

2007-11-09 16:41:34 | Weblog
 「吾妻地域農業関係事業第三者委員会」の検討会から今戻った。今日は議会の広報委員研修が前橋であったのだが、そちらは同僚議員にお願いし、第三者委員会に出た。

この委員会は、県単独事業の執行について第三者の目線で評価して貰うと言う試みだが、こう言う県の姿勢を評価している。

委員就任の要請を「ご承知のとおりうるさ型ですから」と答えると、「意見を言ってもらわないと困るんです」と切り返されて、受けることにした。

そんなことで、思ったことは遠慮なしで言わせてもらっている。今日も鳥獣害防止対策の電気牧柵の事業が7件ほど出ていたので、持論を展開した。

電気牧柵では根本的な解決にならない事。ガードをすれば鳥獣は弱い箇所に侵入していく。被害が移動するだけ。やはり、固体の調整が必要であると。

このことは誰も解っているのだが、政策となると難しい。大きな課題である。

午後は六合村の花卉栽培のパイプハウス事業をみる。

「六合の花・2億円ステップアップ計画」夢がある。頑張って貰いたい。元気な六合を見た。

それから、暮坂峠の紅葉がロマンチックでした。

りんご

2007-11-07 20:21:24 | Weblog
 昨夜は少々やりすぎた。途中の薬局で「液キャべ」を買う。午後からパソコンスクールでseisaku01.htmlを仕上げた。ワードの文章をホームページに取り込んだのだ。HTML語で修正する。無論、教わりながらであるが。

ホームページを編集するには、HTML語が理解できないと難しい。これを覚えればパソコンの面白さが倍増するだろう。時間をみて勉強したいと思っている。

「議会おりおり」もどうにか体裁が整ってきた。自分の考えや情報を発信するにはどのような形がいいのか。考えながらの編集である。

帰りにJAの直売所に寄るとフジが出ていた。妻の顔を思い浮かべ買ってしまった。

格闘

2007-11-05 16:40:30 | Weblog
 ウェブ上で日本語に変換できずに困っている。苦心して入力している。メール上では大丈夫なのだが。パソコンスクールに電話して、修正方法を調べて貰っている。この頃不具合が頻繁に起こる。

午前中パソコンスクールでアクセスカウンターをリニューアルした。今までは、ホームページビルダーの付属を使っていたのだが、1年半で2度リセットされた。アクセス数がゼロに戻ってしまったと言う事だ。

最初は流石に意気消沈した。それを見て妻は「馬鹿みたい」と冷たく言い放つ。「幾つだって良いじゃない」と言うのだ。この言葉に少し血圧が上がったのだが、ぐっと堪えた。「10,000」になったらお祝いする事になっているなどと言えないから。

9月5日の2回目はこんなものかと思っていたが、友人が「これでは何時までたってもお祝いが出来ない」と言うので、正規のアクセスカウンターを設置した。累計は推定であるので悪しからず。

それにしても、小沢さんには驚いた。好きな政治家の一人なので、特に残念だ。本当に一寸先は闇。

秋の日

2007-11-03 17:09:18 | Weblog
 毎年、稲刈りが終わらないと文化祭には連れていけない、と母に言われた。私は3つ下の妹と母の刈った稲束を背伸びしてハゼに架けた。10月中に稲刈りが終わらないと、一年で最大の楽しみが飛んでしまうのだ。

文化祭は、秋の収穫を終え厳しい冬を迎える前の最大のイベントである。臨時バスが出ても乗り切れない程の人出で、歩いて会場に向かう人も大勢いた。

今年で第56回になると言う。主催者の話しにあったが、私達の年代が3、4歳の時始まったと言う事か。そうすると必然的に私達は還暦と言うことになる。

結局、嬬恋村の文化祭の歴史は私達の歴史と言う事か。私も9年ほど嬬恋を離れていたが、40回位は拘わっただろうか。消防団員として、体協の役員として、区長として。

先日、婦人会との懇親会で「文化祭の手おどりに浴衣を着る意味があると思いますか」と質問を受けた。突然であったが、私は、元来形式にはこだわらないタイプなので「オテンマで参加する人」の気持ちは解かります、と答えた。

そんな事があって手おどりを見ていると、ジャージ姿の若い婦人達がいる。自己主張しているではないか。少し嬉しくなった。矢張り、矛盾を感じれば主張することだ。

現状に矛盾を持つ感性を受け入れる事によって、継続は可能となるだろう。何事も、変わるものは変われば良い。

穏やかな秋の日。ただ、明日は雨模様だと言う。

晩秋

2007-11-01 18:23:16 | Weblog
 16年度の区長仲間でこの2月沖縄旅行を敢行した。2年間積立を行い楽しみにしていたのだが、意に反し、個人的には少々重苦しい旅であった。私にとって沖縄は思い出の地である。心弾んで良い筈なのだが、どこかうわの空であった。

その時、私は4月に行われる選挙に出馬する事を表明していた。決意をして以来どうしても頭の片隅からそのことが離れない。私の外にもう1名出る事になっている仲間がいたが、私と同じような事を言っていた。他の仲間に迷惑をかけたような気がする。

その上、私が幹事で反省会やる事になっていたのだが、それも延期した。それを今回実行する言う訳だ。それも泊まりで。今、通知を配り終えた所である。

僅か1年の区長だが、共有の体験を持った人間には何処か通じる物がある。年齢も万別、生活環境も大きく違うのだが、何か解りあえるものがある。

11月下旬。長野県の温泉地。今度は心から楽しめそうだ。