徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

足跡

2009-01-23 17:16:09 | Weblog
 季節が2か月早まったかのような陽気である。いつもなら3月の彼岸頃落下する北側の屋根の氷がこの暖かさで滑り落ちた。凍みが溶けた庭先には2本わだちが出来ている。異常といえば異常だが、明日はまた真冬日に戻るらしい。

春先のような陽気に誘われて、久し振りに裏山を歩いた。坂道を上っていくと直ぐ体が汗ばんでくる。雪もザラメ状である。浅間山が春霞に煙っているようにも見える。山道に入ると所々に獣の足跡。

小動物に混じり、カモシカの爪痕がはっきり確認できる。未だ新しい。植木畑に向かった延びている。私のタラの芽はどうだろうか。ちょっと心配になり、畑に寄り防護ネットを確認する。所々傷んできた。来年は補強しなければ駄目かもしれない。

歩く。白雪を踏みしめながら歩く。散々私を手こずらせた野猿の群れは、この山のどこかにいるのだろう。敵だが少し気になる。


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