徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

視察

2008-09-30 17:40:59 | Weblog
 所属する八ッ場ダム等特別委員会の現地視察で、県企業局の狩宿第二発電所と西吾妻環境衛生センターを回った。1,200kw級の第一発電所の導水路途中の僅か8.3mの落差工を利用した小規模なものだが、発電量は一般家庭の約120軒分あるらしい。

経済効率からいえば事業化が適正であったどうか疑問だが、新エネルギー創出の観点からすれば事業主体にとってやる価値があったということだろう。27日に神流川の47万kwの最先端技術を駆使した発電施設を見てきたばかりだったので、返って「なるほど」という気持だ。

次のゴミ処理については、問題が大きすぎて簡単にまとめるというような訳にはいかない。しかし、避けられない問題でもある。財政状況を考えながら少し時間をかけて方針を決めていくかないだろう。

午後、石津鉱山跡の酸性水の現地を見た。私は初めて鉱山跡に入ったのだが、ぼた山跡に立つと、華やかであった時代が幻のごとくである。坑道跡から強酸性水が流れ出し、下流の生活に支障が出ていると聞いている。どう考えてもこれは国の責任で処理されるべき話だと思うのだが、どうだろうか。

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