令和2年も残すところあと三日。振り返えれば、一つの新しいウイルスの発生が、私達の日常を、世界を変えてしまった。簡単に終息するとも思えない中で、令和3年を迎えることになるが、どうなるのか、想像もつかない。
百年前、全世界で5億人が感染し、死者も1億人を超えたと言われるスペイン風邪のパンデミックは書物で読んだことがあるが、百年に一度の出来事に遭遇し、改めて平穏な日々の有難さを思い知らされている。
戦後の平和な時代に育った私達は、テロや民族紛争を知らず、辛口の評論家から、島国の平和ボケと言われたが、このような国難に遭遇した時の対応を、政治家も国民も真剣に考えてこなかったに違いない。
敗戦後、軽武装、経済優先で生きてきた国家には、経済政策のノウハウはあるが、新型コロナ騒動のような想定外の危機に対応する能力を持たなかった、そんなことかも知れない。
政策が後手後手で、メッセージが伝わらないと、政治への不信をブログったが、反面、賑やかな夜の繁華街の映像を見ると、何か物悲しくなる。このような状況だからこそ、人を思いやる気持ちだけは失いたくないなあ。
年末特集、桟敷高原アサギマダラ 自然は人にゆとりを与えてくれる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます