徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

土壁

2007-11-24 16:52:08 | Weblog
 妻の叔母の法事を終えて、古民家再生事業の現場を訪問する。二十人近くの若者が懐かしい屑屋の再生に取り組んでいた。

小学生が数人土壁を塗っている。竹を編み、壁土に藁を切り込み練り上げる。幼い頃の記憶が蘇る。

土間があってカマドがあって馬屋があって。囲炉裏端では祖父がデンと構えて、キセルを叩いていた。ふる里の風景。

多分、若者達はそんな情景を知らないだろう。再生に何を求めているのか、一度話をしてみたいと思う。

嬬恋の未来が少し見えるかも知れない。

初冬の午後。

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
古民家 (ゆうこ)
2007-12-06 10:28:08
古民家再生を話題に上げていただき
ありがとう御座います。
嬬恋村の故里作りのお役にたてますか?

 今回のボランティア協力いただいた
学生さんのブログが下記で見れます。
http://blog.livedoor.jp/chuoko_blog_01/archives/cat_50029712.html
返信する
藁ぶき (タキ)
2007-12-06 15:21:36
 嬬恋の情報発信力が不足しているのではないか、と思っています。この企画を知っている人はわずかです。早速、学生さんのブログにアクセスしてみます。
返信する
お久しぶりです。 (啄木鳥)
2011-02-17 00:51:49
 ブログを拝見することから離れてしまっていました。今回訪れたら、ちょっといいニュースですね。若者が、招かずして訪れるなんて、活性化にこんないい企画はないでしょうね。昔はきっと近隣総出で、家が再生されたのでしょうね。
 村が積極的に大学とタイアップする可能性はないでしょうか。再生された家はどうなるのでしょうか。疑問・興味が百出・噴出です。その後をお聞かせ下さい。
 
返信する

コメントを投稿