徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

撮影

2021-02-06 08:31:49 | Weblog

 今日もミャンマー編です。昨年、ミャンマーから100名を超える農業技能実習生が嬬恋村で研修した、と聞いた。キャベツ農家にとっても欠かせない戦力となっている。期間終了後も、新型コロナの影響で帰国できず、そのまま村に残り、ビザを更新し今年もキャベツ栽培に携わる実習生もいるようだ。

 平成26年当時のミャンマーは、民政移管により日本の企業も本格的に進出を始めていた。資源が豊かで未開発なミャンマーを知る誰もが、これからはミャンマーの時代と言っていた。多くのビジネスマンが往来を始め、私達もそんなミャンマーを見たいと考えて、研修先に選んだ。

 12年間で3回海外研修に出たが、一番印象に残っているのがミャンマーだ。中国内陸部の経済発展、旧北ベトナムの都市の復興も印象深いが、ミャンマーには軍政下から解き放された希望と、経済発展への期待が満ちていた。そんなミャンマーを感じることが出来たのは幸いだった。

 充実した研修旅行も順調に終了しようとしていたが、最終日、関東甲信がかって経験したことの無い大雪に襲われ、交通が寸断されているという情報が入った。事務局に確認すると、国道18号を始め基幹道路が寸断されているので、成田まで迎えに出られない、という状況だった。

 東京で一泊することも覚悟して、予定していた飛行機で成田に戻った。早朝、成田空港に降りると、タイミングよく長野新幹線が動き出し、私達は上田駅に出た。幸い鳥居峠が通行可能で、急きょマイクロバスを手配して貰った。

 何とか嬬恋に戻ることが出来たが、マイクロバスを降りても、雪に埋まった我が家に入ることが出来なかった。荷物を庁舎前の食堂に預け、歩いて家に戻り雪かきした。そのこともミャンマーの印象を強くしているのかも知れない。

 インヤー湖畔 観光スポット 平成26年2月16日撮影

滞在するホテルから望んだヤンゴン市内 平成26年2月16日朝撮影


最新の画像もっと見る

コメントを投稿