徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

介護

2011-05-26 17:50:23 | Weblog
 午後2時から「西吾妻福祉会」評議員の委嘱を受け、決算認定の会議に出席する。これも当然当て職だ。突然何ページにもわたる決算書を渡されても、どこまで正確に理解できるか疑問だが、大局に誤りがなければそれで了解ということだろう。数字は兎も角、西吾妻の福祉の現状は理解できた。「からまつ荘」では待機者が90人にいると言う説明があったが、定員が80人で何カ月待てば入所できるのか考える。

嬬恋村でも29人が入所を希望している。要介護1から5までの人が入所しているようだが、本人にとっても家族にとっても介護の現実は厳しい。私の場合、父親の方は在宅だったが殆ど手がかからなかった。母親は前橋で入院し、隣町まで戻ってきたのだがそこで脳梗塞を併発し、結局、高崎の施設に入ることになった。在宅介護の準備はしていたのだが。家に連れて戻れなかったことは、私にとって大きな負い目だ。

そんな思いを背負っているので、この問題については謙虚に取り組みたいと思う。