徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

廃止

2009-12-01 16:31:56 | Weblog
 昨夜は無理せずに8時過ぎには戻った。もっとも、地区の区長OB会のメンバーは、私の年代から80過ぎの長老まで含まれている。大人の忘年会である。アルコールというより、食事をして意見交換をする、そんな感じである。

私も村の情勢を5分ほど話した。全く準備はしていかなかったが、政権交代による地方への影響など、考えられる範囲で自説を述べた。やはり、「事業仕わけ」については、関心が高い。知恵者がマスコミの飛びつきそうな方法を考えたものだ。

これは感心する。ただ、私的には自分が携わった農林水産省の事業がメタメタに刻まれて、寂しい思いがあるのは事実だ。「農道整備事業」の廃止。「かんがい排水事業」の縮減。考えてみれば、早めに事業を仕組んで正解であった。起債は残したが、今後は不可能な訳だから。

もうひとつ。「鳥獣被害防止対策事業」が地方移管となったが、国で保護している獣に農作物をやられている私たちの気持ちは、仕分け人には到底解からないだろう。弱者もいるのだ。