徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

花見

2009-03-27 17:13:16 | Weblog
 朝、上田に下った。鳥居峠は3月末の風景とはとても思えなかった。寒中のようなたたずまいである。久しぶりの雪道で緊張する。暖冬、暖冬と喜んでいたが、結局、帳尻は合うことになっているらしい。桜前線も立ち止まっているようだ。

桜と言えば、日曜日には江戸に出る。屋形船での「お花見会」に招待されているのだ。「桜を見ながら、てんぷらにで舌鼓を打ち」と書いてある。「お酒を飲んで」とは書いてないところがミソである。

これは行かねばなるまいと考えていた矢先の腰痛である。ペンディングにしていたのだが、行くことにした。お陰で腰のほうも大分良くなり、油断しなければ大丈夫だろう。ほとんど平常である。

東京の桜にはあまり思い出がない。何故かというと、高校時代は修了式が終わると帰郷していたので、4月の新学期に上京する折には上野は葉桜であった。大学時代は、そもそも桜を愛でるような余裕のある生活をしていなかった。

たった一度、新入社員の年、花見の場所取りに行かされたような記憶があるのだが、それも定かではない。多分、酔って忘れたしまったのだろう。そんな私の桜見物である。