「イチビキ」中村区

久しぶり鰻を食べようということになり、敢えて今回はいつものお気に入りではなく、食べログ上位の店へ行ってみた。

店舗の裏手に位置するコインパーキングに車を停め戻ってみると、歩道は換気扇から吐き出された煙と匂いで溢れている。

　中に入って振り返ると、入口が霞んで見えた。




花番さんに奥のテーブル席へ案内され、お茶をいただきながら、メニューを眺めてみると、鰻以外の料理もかなりあるようだ。

もちろん、ここまで来て、まぐろ＆親子のミニどんぶり900円を食べようとは思わないので、鰻丼2000円と上丼2500円を注文。

レトロな店内を観察しながら、焼き場の見学に行くと、熱と煙と闘いながら鰻を焼いている男性店員が、水中メガネを付けていた。
ふとスギちゃんのお笑いネタを思い出してしまったが、もちろん割れているわけではないので、ご安心をだぜぇ(笑）。



さて、私たちの丼が二つ運ばれてきた。少し遅れて、肝吸いと漬物も。



一目で結構ボリュームがありそうだとは思ったが、大振りの4切れを並べてみたら、丼からはみ出してしまった。


相当な肉厚の鰻は、焼き加減もいいし、タレの塩梅も好みだ。美味しいとアイコンタクトを取りながら食べ進めたが、
吸い物が全くいただけない。とても味が薄く、ちゃんと味見しているかと思うほどだ。それに既製品ぽい漬物も興ざめ。



ツレの注文した並には、やはり大振りの鰻が3切れ載っていたが、よほどでなければ、この量で十分じゃないかな。
サラリーマンのランチに2000円オーバーはちと痛いと思うが、コスパを考慮すれば、きっと満足してもらえるだろう。

イチビキ （うなぎ / 国際センター駅、伏見駅、名鉄名古屋駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.0

結局、私たちはあの店が好きで、量も必要十分だと改めて実感！吸い物も漬物も旨いし。

「ラーメン月麺」南区

月曜夜だけの営業だった「月麺labo」が、通常営業を始めていると店主のブログで知り、早速行ってみることに。

店舗の北側にある駐車場（4台分）に車を入れて、傘を差さずに小走り。入口の引き戸を開けて、店内に飛び込んだ。

メニューには、らーめん以外に油そばもあるが、ご飯以外のサイドメニューについては当面提供されないと張り紙あり。



私たちは特製らーめん930円を、しおとしょうゆで、ランチサービスのご飯もいただくことにして、奥さん（？）に注文。
改めて、店内を眺めてみると、改装されたという割には、以前とあまり変化がなく、ただ明るくなっただけの印象だ。
カウンターには7席、新畳の青さが目に眩しい小上がりは、座卓を一つだけ使用し、残りは開店祝いの花で埋まっている。


さて、しょうゆ・しおが、順に手渡された。





まずは、13時間炊き込んだというスープをレンゲで一口。少々甘いが奥深く、確かにコクと旨みを感じる。
低加水・ストレート細麺を、私はあまり好きではないが、こういったタイプを好む人が多いのだろうか。
2種類のチャーシュー（豚・鶏）は、面白いとは思うが、どちらか一方を選択できればいいんじゃないかな。
煮たまごは味付けも半熟具合もよく、旨かった。海苔やシナチク、それにご飯（漬物付き）はごく普通。





また、ツレ注文のしおも少し食べてみたが、スープが本当に美味しい。どちらかといえば、こっちが一押しか。

次回は、普通のしおらーめんと油そば、それに手羽先か唐揚げを食すことに決め、真面目そうな店主に「ご馳走様」。

月麺 （ラーメン / 鶴里駅、本笠寺駅、桜駅）
夜総合点★★★☆☆ 3.5昼総合点★★★☆☆ 3.5

　デザートは、芳光のわらびもち。旨いが、食べにくい（笑）

「好楽」千種区 3rd

久しぶりに好来系のラーメンが食べたくなって、ちょっとだけ遠回り。駐車場が空くのを待って、店へ急いだ。



店主に向かい「松」とだけ発声して、静寂な雰囲気の中でiPhoneを弄っていると、いつものように皿に載せられ登場。



鼻を近づけてみると、独特のあの匂いがする。まずはレンゲでスープを一口、そうそう、この味、この味。



ちょっと太目の麺も、薄いチャーシューも、コリコリとしたメンマも、記憶の中にあるものと全く同じだ。
固形物を平らげたところで、高麗人参酢を一回し掛け、スープをたっぷりといただけば、じんわりと発汗。


満腹とはいかないが、満足を感じる。行列ができるほどではないが、地味に流行っている理由が解りかけてきた。

次回は「ねぎ多し」（100円）で、注文してみようっと！

好楽 （ラーメン / 今池駅、車道駅、ナゴヤドーム前矢田駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.5

BENI - Ti Amo

ツレが一度聞いただけで、とても気に入ったというEXILEの名曲。英語でのカヴァーは、超カッコいい！

調べてみたところ、沖縄県出身の女性歌手BENIのアルバム「COVERS」の中の一曲だった。


1. Ti Amo
2. LA・LA・LA LOVE SONG
3. 瞳をとじて
4. 奏(かなで)
5. One more time, One more chance
6. ロビンソン
7. Suddenly -ラブ・ストーリーは突然に-
8. もう恋なんてしない
9. 桜坂
10. ここにしか咲かない花
11. 今のキミを忘れない
12. いとしのエリー
13. TRUE LOVE



BENI - Ti Amo (PV)





宇多田ヒカルの衝撃的なデビューを思い出して、レンタル店へ走ったことは、いうまでもない（笑）

「稲穂」安城市

食べログの愛知県とんかつランキングにおいて、「あさくら」に続く堂々2位に急浮上してきた店（今日現在4.00P）へ、
味噌を買い求めに行く途中で寄ってみた。新安城駅のロータリーに面しているが、駐車場も沢山あって車でもOK。



昼時なので常連と思われる客がけっこう入っているが、食べているのはランチ750円か、かつ丼740のようだ。



私たちは、メニューを一通り眺め、お勧めと思われる上とんかつ定食1680円とミックスフライ定食1060円を注文した。


　（テーブル上のドレッシングとマスタードほか）

店内は想像していたより広く、かなりの大箱で、雰囲気はとんかつをメインとした駅前食堂といったところか。



さて、雑誌に目を通しながら、しばらく待っていると、料理の載った盆がそれぞれに運ばれてきた。





ライス・赤だし・漬物が付いた、正に定食。とんかつの断面を写真に撮ろうと起こしたところ、衣が外れてしまった。
肉は赤身のみで脂はないが、ちょっと火が通り過ぎじゃないだろうか。味も特筆できるものではなく、首を傾げる。
キャベツは新鮮でなかなか旨いが、味噌汁・ご飯は普通で、それに既製品と思われる漬け物は評価のしようもない。



ミンチかつ2個と白身・海老が載ったミックスフライだが、特にボリュームがあるわけでもなく、値段相応と思われる。

高得点がとても信じられない結果だったが、ここでは冬場に牡蠣フライを食べなければならなかったかもしれない。

稲穂 （とんかつ / 新安城駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.0

「ら・DON （ら・ドン） 」小牧市

香川のラーメン店「はまんど」をルーツにする、こちらの店のオープンは一年前から知っていたが、油揚げ入りのその姿に、
違和感を覚え、訪問せずにきた。しかし先日のTV番組「PS」で紹介されていた釜玉は、どうしても気になって仕方がない。


入口近くの券売機で、釜玉つけめん800円と塩つけめん700円、それに熟地醤油卵130円のチケットを購入し、
男性スタッフに現金100円と一緒に渡し、温水さん仕様の鳴門わかめ入り「温玉（ぬくたま）つけめん」にオーダー変更。



店内はL型とI型2か所のカウンター席のほかに、テーブル席2、小上がりに座卓が3つあり、家族連れにも喜ばれるだろう。




席に着いてから、隣でカップルが食べていたおにぎりと天ぷらに気づき、再度おかず2品100円の食券を買い求め、
セルフサービスで皿に取ってきて、ラーメンが出てくるまでの繋ぎとした。讃岐うどんのチェーン店より、お値打ちだ。


さて、しばらく待っていると盆に載せられ、2品が提供された。


たっぷりのワカメとハムのような薄いチャーシュー、それに油揚げで麺が見えない。ワカメは特に茎が美味しかったが、
チャーシューは好みが分かれるだろう。まるでうどんのような食感の茶色っぽい麺は、そのままでもなかなか旨い。
次につけ汁に潜らせたところ、しっかりと麺に絡んできたが、少々塩っ辛く、出汁醤油のような甘み・円やかさが欲しいかも。



塩つけめんの麺は一度冷水で〆たもので、先のあつもりとは多少違うが、基本的に食感を含め同じ印象かな。
こちらの汁も、塩っ辛いと感じた。つけめん故だろうが、もう少し自慢の藻塩は控え目がいいかもしれないと思う。
それに薄味とはいえ甘い油揚げは、私達には不評だった。十分オリジナリティがあるので、これはなくてもいいんじゃないか。

基本のラーメンを食べていないので、本来評価は控えるべきだろうが、とりあえず今日の二人の感想は☆３つ。

ら・DON （ラーメン / 小牧駅、小牧口駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.0