「そば切り 薫風家」豊田市

以前からBMしていた店だが、なかなかチャンスに恵まれず、今日になってようやくの訪問となった。
カーナビに従い車を走らせると店の看板が確認できたので、左折してコンビニ手前の駐車場に停める。
小ぢんまりとした店構えだが、ちゃんと一戸建て。暖簾を潜ると左手に蕎麦打ち場を見ることができる。


店内は厨房に面したカウンターに7席、反対側にも3席。すでに盆と湯呑みが並べられて、準備は万端だ。


壁に掛かったメニューから、一押しと思われるニ八そばセット1550円と十割そばセット1750円を注文した。


蕎麦味噌を蕎麦チップに付けて味わっていると、本山葵と薬味（白髪ねぎ）と蕎麦ツユが供された。


鮫皮おろしを使って山葵を擦り始めたところ、すぐに蕎麦が運ばれてきた。「おいおい、まだ擦れてないよ。」



ニ八そば

十割そば

そのまま何も浸けず試したところ、どちらのそばも香りとコシは十分。というか少々固く感じるほどだ。
辛目のツユは出汁がよく効いていて好み。少量の山葵と共に手繰り始めると、今度は平盆に載った前菜（？）が。





慌てて蕎麦を完食しようと急いでいると、さらに「温かい内に召し上げれ。」と生麩までも提供される。



蕎麦を平らげ盛り合わせに手を付けていると、今度は揚げたての天ぷらが笊に変わって目の前に並べられた。



またデザートも蕎麦湯も間髪入れずといった状況。

どれも手が込んでいて美味しかったし、コスパもとてもいいとは思うが、何分料理を出すのが性急すぎる。
決して混んでいたわけでもないので順番やタイミングを計ってもらえれば、もっと満足できると思うのだが。
実に惜しい！

そば切り 薫風家 （そば（蕎麦） / 三河豊田駅、末野原駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.0