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相手の要求レベルを超えるための工夫(骨子を確認する)

2017-07-18 07:41:40 | 高嶋さんへのメール
高嶋さん

 昨日ご紹介した方法で、相手の真意を確認できたら、その後に心掛けるのは、骨子を確認することです。
 パソコンが普及したこともあり、非常に見やすい資料が作りやすい環境になってきました。
 その影響からか、内容の本質に関係ない部分に時間を割く人が多くなっているのも否めない事実です。

 まず、相手の要求レベルを超えるためには、短時間で対応することが必要です。
 短時間で対応するためには、手書きでもいいので、本質部分を確認し、大きな方向性を合わせていく必要があります。
 理想的には、相手の真意を確認した24時間以内に、相手が要求するレベルの回答案(骨子)を提示し、確認してもらいます。
 スピード感が合う相手であれば、12時間以内に確認結果が返ってくることでしょう。

 その確認結果を受けて、最終回答の日付を決めます。
 最終回答に向け、骨子に肉付けすることに加え、今回の依頼事項にプラスαできることはないか考えてみます。
 いつもプラスαできることがあるとは限りませんが、プラスαしようと考えること自体に意味があると思ってください。
 松下幸之助さんが、とある経営者から『どうやったらダム式経営ができるのか?を教えて欲しい』と懇願された際に、『ダム式経営をやりたい!と思わなあきませんな!』と回答されたことと同じように。

 この思考習慣を心掛けることにより、全体俯瞰の思考・視線が強くなるのではないかと感じ始めました。
 まだまだ精神論的な部分が多いですが、高嶋さんからの問いかけの回答に近づいていれば幸いです。

 では、本日はこれにて失礼します。

まっつん

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