心とほんとの会話屋さん

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怒りの感情が発生するメカニズム

2013-09-16 16:15:50 | 本のネタ
 一昨日から仙台に行っていたので、ブログをお休みさせていただきました。失礼しました。

 本日から、毎日一話のペースを回復したいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。本日のテーマは、一昨日の宣言通り、怒りの感情が発生するメカニズムについてご紹介いたします。

 怒りが発生するメカニズムについても、日本メンタルヘルス協会の講座で教えていただいた内容なので、受け売り的なコメントが多くなるかも知れませんが、ご了承ください。
 まず、怒りがどういう時に発生するのか振り返ってみたいと思います。私の場合、自動車を運転していて割り込みをしてきたり、約束を守らなかった相手に怒りを感じることが多かったです。
 では、なぜ私は怒りを感じてしまったのかということを振り返ってみたいと思います。自動車を運転していて割り込みと怒るのは、私自身が運転マナーを守るべき!という固定観念が強いことに起因しています。運転マナーを守らない相手が私の期待を裏切ったから、残念!ビックリ!という感情が芽生えました。その後、私をビックリさせた相手が悪いと考え、怒りの感情が芽生えたのです。
 つまり、怒りの感情は、二番目に発生した感情(第二感情という)なのです。この相手を責める第二感情を投げかけると、相手は責められることから回避するために応戦したり、逃走することになります。このコミュニケーションを繰り返していても良好な人間関係が築けないのは明白ですね。

 では、この怒りの感情が発生するメカニズムを理解した上で、どのようにコミュニケーションを取っていけばいいのかというと、最初に芽生えた感情(残念やビックリ)を相手に正直に伝えることが有効になります。
 この振り返りでの気付きから、最近では割り込みをされる場面を予め回避し、余裕を持って入ってもらえるようにするように心がけるように行動を変化させていっています。すると、これまで以上にハザードで「入れてくれてありがとう」の挨拶をしてくれる場面が増えたのです。まだ完全に出来ているわけではありませんが、こういう小さいな行動変化から、”ありがとう”が溢れる日本を作ることに貢献していく楽しみを感じております。是非、みなさんも怒りの感情を分析し、小さな”ありがとう”に変化させる行動にチャレンジしてみてください。


 明日は、”死”を意識することで”生”を充実させる、デス・エデュケーションからの気付きをご紹介予定です。

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