『怒りの感情を愛に昇華させることを意識していますか？』

昨日、”スリー・ビルボード”という映画をWOWOW鑑賞した際に感じたことを投稿させていただきます。

自分の愛娘がレイプされた上に焼死体で見つかった母親が、十分な捜査をしているように感じられない地元警察に怒りをぶつける行動を起こす中で、起きる出来事を様々な角度から表現してくれています。

私が一番感動したのは、怒りの矛先を向けられた警察署長の心のあり方でした。
怒りや復讐心に対して、同じ分類の感情で対応する警察署員たちに対して、怒りに怒りで対応しても、怒りが増幅するだけであることを伝えていたのです。
怒りに勝てるのは【愛】なのだと！

残念なことに、その考えを浸透させるのは簡単なことでなく、母親の怒りの行動とそれに対する警察署員などの反発行動は激化していってしまうのです。

それでも諦めない警察署長がとった行動は、自分の考えを受け容れない相手を責めるのでなく、相手の立場を考慮し、相手の可能性を信じる言葉をしたためた手紙を送るというもの。
手紙の送り方にも、最大限の工夫がされていることもあり、当事者である母親や一番の問題児だった警察署員に署長の考えが浸透していく様子を鑑賞し、これから会社の理念作成/浸透に携わる私に何が必要なのかを感じ取らせていただきました。

署長や会社の社長などの考えを理解しない相手に対して、怒りの感情で接しても何も変わらないのだと！
愛の力は偉大なんですね。
まるで”北風と太陽”のようなメッセージを感じる作品でした。


今朝の投稿を読んで、あなたと意見や考え方が対立する相手に対して、その相手を攻撃するのでなく、愛を持って接するきっかけになれば嬉しい限りです。

本日も最後まで読んで下さり、有難う御座います。

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