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◆売りことばを買う男

2013年10月23日 09時31分52秒 | 聖書

愚かな者には、その愚かさにしたがって答えるな。
あなたも彼と同じようにならないためだ。(箴言二六4)

男は、とかく身勝手なものです。ことに夫族は、そうではないでしょうか。私も、後ではこれは私が悪かったとはっきり分かることでも、その時はむきになって、「お前の責任だ」と言って妻を責めたりする時があります。「私が悪いんじゃないわ。あなたこそ悪いのよ」と来ると、売りことばに買いことばでけんかになるのですが、「ごめんなさい」と言われると往生します。やがて私も、自分の無責任さ・悪かったこと・愛や思いやりのなかったことに気がついて、シャッポをぬぐことが多いのです。
クリスチャンになりたてのころ、今はもう、八十七歳で召天された大先輩の先生が、「クリスチャンはくずかごになりなさい。人の口から出る不親切なことば・けがれたことば・とげのあることばを聞いたら、投げ返さずに、みな、そのかごの中に取りこんでしまいなさい。そうすると、部屋はきれいになります」と話されたのを、奇妙に今も覚えています。その話の後で、お姑さんとどうしてもうまくいかなかった一人のお嫁さんが、泣いて悔い改めた姿も、よく覚えています。
そして、その先輩がその時話されたペテロの手紙第一、二章二二―二四節のことばも、あざやかによみがえってくるのです。「キリストは罪を犯したことがなく、その口に何の偽りも見いだされませんでした。ののしられても、ののしり返さず、苦しめられても、おどすことをせず、正しくさばかれる方にお任せになりました。そして自分から十字架の上で、私たちの罪をその身に負われました。それは、私たちが罪を離れ、義のために生きるためです。キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。」

 


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