主はそれを彼の義と認められた」(創世記15:6)
アブラハムはどんな状況の中で、神を信じたのだろうか。
75歳で導きに従い、カナンに移り住んだ。
原住民との闘いの日々だった。
子どもができず、しもべエリエゼルを相続人にとさえ考えていた。
そんな時に、神はアブラハムに、満天の星を見せ、子孫はこのようになると約束された。
その時、彼は神の約束を信じた。
現に子供はおらず、まだ全く見ていない事であり、常識では受け入れ難い事だった。
しかし、アブラハムは神ご自身を信じた。状況でなく、神ご自身を見て信頼した。
「彼は望みえないときに望みを抱いて信じた」。
望み得ないときに望みを抱くからこそ、信仰だ。
目に見えないから信仰であって、目に見えたなら、もう信仰は必要ない。
それは全く目に見えない。
人間的な実感などない。
状況を頼り、状況を幾ら見ても信仰など湧かない。
状況からの結論は「不可能、絶対にあり得ない」だ。
どこから信仰が来るのか。
望み得ない状況から、いかに望みが湧き上がるのか。
それは約束の御言葉だ。
神が語られた約束の御言葉を、そのまま受け取り、受け入れる時、「彼は主を信じた。主はそれを彼の義と認められた」とアブラハムと同じ祝福を受ける。
彼が100歳の時に約束の御言葉が成就した。
神は必ず約束を成就される。状況でなく、御言葉を見続けていよう。
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私達は状況しか見えないのではない。
約束のみ言葉があり、御霊の導きを悟る事ができる。
状況の中におられる神様を見つめて勝利しよう。
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