★ヤコブ自身は、彼らの先に立って進んだ。彼は、兄に近づくまで、七回も地に伏しておじぎをした。
■O:今日のコラム
シャローム!今日もへりくだりの心をもって前進していきましょう。
今日の箇所のヤコブの心境を皆さん読み取れるでしょうか?嘘をついて祝福を奪った相手、兄エサウが400人もの人を引き連れて自分に会いに来ていると聞いたら、これは、復讐の為に来ていると怖れで心がいっぱいだったと、この前の32章に記録されています。
ヤコブはどうにか兄の怒りをなだめる為に、自分より先にしもべたちを遣わし贈り物をおくります。そして、全員、自分より前に行かせようとします。神様と格闘するまでは、最後の最後まで兄に会う勇気さえなかったのです。
しかし、今日の箇所、1節から、彼の心が変化しているのが読み取れます。彼は、まず目を上げて見たのです。兄とその400人。彼が恐れていた状況を目の当たりにしました。しかし、彼はそこで恐れて引き下がらず、自分の家族の先に立って進んだと書いてあります。
ヤコブが神様と出会って、格闘した。それが、彼の転機になったことが分かります。彼は新しい名「イスラエル」(主と戦い、人と戦い勝ったという意味)の名を受け、また、神様からの祝福を受け取りました。
彼は、内なる力を受け取ったのです。だから、前に進むことができました。しかし彼は、神様に祝福されたからといって高慢になりませんでした。自分は、祝福を受けるに価しない者、兄に殺されて当然の者、彼は自分がどのくらい酷い罪人であるか悟っていました。だからこそ、彼は7度、地に伏しておじぎをしながら兄の前に進みました。
私たちの歩みの中で、恐れている状況に直面することがあると思います。その時、私たちはヤコブのように主の前に出て、大胆に主からの祝福を願い求め、前に進める力を主からいただきましょう。しかし、それを受け取った時、私たちは高慢にならず、絶えず、自分は受けるに価しない者であることを覚えつつ前進していきましょう。
その時に主は、私たちが思っている以上に、はるかに素晴らしい結果をもって私たちを祝福してくださると信じます。主の好意が私たちの上に注がれるでしょう。
救いを受けているからこそ、恐れおののいて、その達成に努めようとパウロが語ったように、私たちは、へりくだりつつ、どんな事においても前進していきましょう。
■A:考えてみよう
主の前に正直に自分の恐れや状況を明け渡し、主からの祝福と力を受けて前進していきましょう。
そして、主の前にへりくだり進んでいきましょう。
■P:祈り
イエス・キリストのお名前によってお祈りします。アーメン。
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