第２歴代誌１８章１２－２２節

18:16 彼は答えた。「私は全イスラエルが、山々に散らされているのを見た。まるで、飼い主のいない羊の群れのように。そのとき、主は仰せられた。『彼らには主人がいない。彼らをおのおのその家に無事に帰さなければならない。』」 18:17 イスラエルの王はヨシャパテに言った。「彼は私について良いことを預言せず、悪いことばかりを預言すると、あなたに言っておいたではありませんか。」



　王達の前に連れてこられたミカヤは、アハブ王の求めている通りに答えてくれと頼まれたものですから、当初は進撃せよと語ったりしました。

しかし、そのことが本心ではないということを悟ったアハブは、彼に真実を告げよと申しました。

そこで彼は、主の言葉として真実を告げました。

それは、彼らが進撃をしていくならば、民はそこで混乱を起こして、散らばってしまうでしょうと告げました。

それは王がいなくなるからだと言うのです。

　王にとっては不愉快なことが告げられました。

しかし、預言者は王を恐れないで、主の御心のみを告げました。

大事なことは、主の御心のみを語る人であるのです。