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「レハブアムの王位が確立し、

2016年12月08日 19時33分58秒 | 聖書

彼が強くなるに及んで、彼は主の律法を捨て去った」(Ⅱ歴代12:1)

ユダのレハブアム王は勢力を増し、国を治めるようになると、主を求める事を止めた。
主により確立された王位を、自分の力で得たものと勘違いした。

不信の罪に陥って行った。これは、人が、どんな時に神を離れるかの、典型的な例だ。
苦しい試練の中では、人は、神に向かい、必死で神をあがき求める。
神に拠りすがる。苦しみは人を神に追いやる。

試練の時は、むしろ神に近い。
人が神を離れるのは、順境の時だ。神に頼る必要がないので、自分の力を誇り、高ぶってしまう。
自分の力だと錯覚し、慢心して罪を犯してしまう。
試練でなく、成功の時に、人がよく倒れてしまうのはこのためだ。

エジプト王シシャクがエルサレムにまで攻め上って来た。
その時、預言者が「あなたがたがわたしを捨て去ったので、わたしもまたあなたがたを捨ててシシャクの手に渡した」と主の言葉を伝えた。
神から出た事であった。

すると王はへりくだり「主は正しい」と言った。彼らの悔い改めをご覧になり主は裁きを撤回された。
今、あなたの目の前の問題に「自分は正しい」としていないか。自分の力を誇り、高ぶっていないか。

「主は正しい」とへりくだって、悔い改める時、いかなる状況であれ、救いを与えて下さる。
高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みを与えられる。

成功で霊的に倒れた人は少なくない。成功し、強くなる時、自分の力によるとの高ぶりの誘惑が来る。
自分を誇りたい、まさに悪魔の誘惑だ。成功の時こそ慎み、栄光を神に帰し、ますますへりくだるべきだ。

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神が与えて下さったものを、自分が得たと勘違いしてしまう。
自分を誇り、サタンにやられてしまう。
今、与えられているすべてものは、神によると、今一度へりくだり、感謝を献げよう。


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