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◆わたしが世からあなたがたを選び出したのです。

2015年10月28日 06時25分06秒 | 聖書
(ヨハネ一五・一九)
 
ここに区別する恵み、選び出す愛について記されている。なぜなら、ある者は神の愛が特別にそそがれる対象とされているからである。この選びの崇高な教理を恐れてはならない。あなたの心が最も重苦しく衰える時、これはあなたにとって最高の強心剤となる。
恵みの教理を疑い、それを日陰に投げ捨てる者は、エシュコルの尊いぶどうのふさを口にすることができない。彼らはよくこされたぶどう酒や髄の多いあぶらみを失う。ギルアデの乳香もこれに比することはできない。ヨナタンが、森の中で見いだした蜜を口にするとすぐにその目が輝いたとすれば、この蜜はあなたの心を明らかにし、神の国を愛させ、学ばせるものである。過食を恐れずこれを食べよ。それを味わい、それがおいしすぎるなどと恐れてはならない。王の食卓の食物は、その廷臣の一人でも害することはない。
あなたの心が大きくされ、神の永遠の差別的な愛をさらに深く悟ることができるように願え。あなたが選びの高峰を登りつめたならば、その姉妹峰である恵みの契約の峰で休息せよ。神の契約は、その陰に私たちが身を置く巨大な岩である。神の契約は、キリスト・イエスを保証人としてもち、震えおののくたましいの静かな憩いの場所なのである。
 神の誓いと契約と血は
 荒れ狂う怒濤の中にも私を支え
 地の支柱がすべて洗い去られる時も
 なお、わが力またわが支えである
もしイエスが私を栄光の中に伴おうとされ、また父なる神が、御子のたましいの苦しみの報酬の一部として、私を御子に与えることを約束されたならば、たましいよ、神ご自身が不誠実となられ、イエスが不真実となられないかぎり、おまえは安全である。ダビデが主の箱の前で踊った時、彼はミカルに、神の選びがそうさせたのだと語った。
私のたましいよ。恵みの神の御前に歓喜せよ。そして心の喜びに踊り上がれ。
 
 

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