七月も下旬になり日本はいよいよ夏になる頃かと思います。一方で珍しいほど暖かい六月を記録したアイスランドでは、真夜中は暗くなり始め夏も終わり始めた感が出てきました。
月末のVerslumannahelgiヴェルスルマンナヘルギという、野外どんちゃん騒ぎが恒例となった祭りを過ぎると、一挙に秋の新年度に向けての準備が加速していきます。
私自身は今年の夏は日本へ帰国することをしませんでしたので、なんというか平々凡々とした夏で終わってしまいそうです、少なくともプライベートでは。仕事ではいろいろあり平凡どころではなかったのですが、それはまた別の機会に。
平凡な夏の中でのささやかな楽しみ CX-3
さて、アイスランドに移ってきた外国人の人の多くが、こちらへ来てしばらくすると英語が上手になります。もちろん英語を母国語とする人たちは、ここには当てはまりませんし、アイスランド語を学ぶためにやってきている危篤な学生の皆さんも除外していいでしょう。
ここでいうのは、英語が片言にしかわからなかった人が、アイスランド語を習得するより前に、英語が上手になることが多いということです。
私自身もそうでしたし、これは理解できます。アイスランド語はかなり複雑で、多くのアジア人にとっては発音にも慣れない音が多く存在します。ある程度コミュニケーションすることができるようになるまででも、相当時間がかかるのが普通でしょう。
その一方で、買い物、お医者さん、その他日常の必要は毎日存在するわけですから、アイスランド語を使えるようになるまでの、仮の?コミュニケーションのツールとして英語を使わざるを得なくなるわけです。
話し言葉として見るならば英語はアイスランド語よりもはるかに易しい言葉といっていいと思います。英語が文法的に簡単、というよりはbroken Englishに対しての免疫、あきらめ、開き直りが蔓延しているからではないか、と思いますが。(^-^;
ひとつアイスランド語の方が英語より易しい、と感じる点があります。RとLの区別です。アイスランド語ではRは巻き舌でイタリア語のように発音します.
Lは独特の発音で、簡単ではないのですが「RとLを区別する」という点では難しいものではありません。
英語では難しいですよね。以前、新聞で読んだのですが、あるリサーチによると十二歳以降に英語を勉強し始めた日本人は、音そのものからRとLを識別することができず、ほとんどの場合文脈で判断しているのだそうです。
例えば “Japnese people eat rice every day”と言った場合、これがriceではなくてliceでは「あり得ないだろ?」となってしまうので、瞬時にriceと識別する、というようなことです。
逆に四歳以前から英語を学び始めた人は、RとLの識別に、まったくなんの問題もないのだそうです。
さきほどプライベートでは平凡な夏だったと書きましたが、多少盛り上がったのは(私だけですが)、ようやく新車が日本から運ばれてきたことです。日本から来た、と言っても日本から注文したわけではなく、こちらのディーラーが輸入したという意味です。
マツダのCX-3(ディーゼルではなくペトロです)なのですが、三ヶ月近く待たされましたので、その間YouTubeでいろいろレビューを見てしのいでいました。
そのレビュービデオに何度も“rain departure warning”という言葉がでてきたのですが、始めのうち「いったいこれは何なんだろう?」と首を傾げました。
雨中の発進はすべって危険だから、何か警告がでるのだろうか?道が濡れている時警告がくるのだろうか?はて?
この点は、レビュービデオでもあまり関心がないらしく、きちんと説明してくれないのです。
しかし、ようやく親切な説明ビデオに遭遇しました。そこで初めてこれはrain departure ではなくてlane departure warning だったと気がついたわけです。恥ずかし! (^-^;
なんのことはない、車がレーンから外れると警告音がでるのです。居眠り運転の気がある人には役に立つかもしれませんが、私にはほとんど無用の機能に思われます。
しかし、この rain と lane の勘違いを発見した時には、さすがに自分で笑ってしまいました。骨の髄まで日本人だったわけです、いまだに。(*^^*)
新車のお祓いならぬ祝福式 こちらではあまり一般的ではありません
ところでCX-3、いい車です。毎回マイカーには名前をつけるのですが、今回はIchiroにしました。今年は日米通算ヒット数歴代一位とメジャー3000本安打の年ですからね。敬意を表してです。
同僚の女性牧師さんにお祓いというか、車の祝福式もしてもらいました。夏のささやかな喜びです。
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
Home Page: www.toma.is
月末のVerslumannahelgiヴェルスルマンナヘルギという、野外どんちゃん騒ぎが恒例となった祭りを過ぎると、一挙に秋の新年度に向けての準備が加速していきます。
私自身は今年の夏は日本へ帰国することをしませんでしたので、なんというか平々凡々とした夏で終わってしまいそうです、少なくともプライベートでは。仕事ではいろいろあり平凡どころではなかったのですが、それはまた別の機会に。
平凡な夏の中でのささやかな楽しみ CX-3
さて、アイスランドに移ってきた外国人の人の多くが、こちらへ来てしばらくすると英語が上手になります。もちろん英語を母国語とする人たちは、ここには当てはまりませんし、アイスランド語を学ぶためにやってきている危篤な学生の皆さんも除外していいでしょう。
ここでいうのは、英語が片言にしかわからなかった人が、アイスランド語を習得するより前に、英語が上手になることが多いということです。
私自身もそうでしたし、これは理解できます。アイスランド語はかなり複雑で、多くのアジア人にとっては発音にも慣れない音が多く存在します。ある程度コミュニケーションすることができるようになるまででも、相当時間がかかるのが普通でしょう。
その一方で、買い物、お医者さん、その他日常の必要は毎日存在するわけですから、アイスランド語を使えるようになるまでの、仮の?コミュニケーションのツールとして英語を使わざるを得なくなるわけです。
話し言葉として見るならば英語はアイスランド語よりもはるかに易しい言葉といっていいと思います。英語が文法的に簡単、というよりはbroken Englishに対しての免疫、あきらめ、開き直りが蔓延しているからではないか、と思いますが。(^-^;
ひとつアイスランド語の方が英語より易しい、と感じる点があります。RとLの区別です。アイスランド語ではRは巻き舌でイタリア語のように発音します.
Lは独特の発音で、簡単ではないのですが「RとLを区別する」という点では難しいものではありません。
英語では難しいですよね。以前、新聞で読んだのですが、あるリサーチによると十二歳以降に英語を勉強し始めた日本人は、音そのものからRとLを識別することができず、ほとんどの場合文脈で判断しているのだそうです。
例えば “Japnese people eat rice every day”と言った場合、これがriceではなくてliceでは「あり得ないだろ?」となってしまうので、瞬時にriceと識別する、というようなことです。
逆に四歳以前から英語を学び始めた人は、RとLの識別に、まったくなんの問題もないのだそうです。
さきほどプライベートでは平凡な夏だったと書きましたが、多少盛り上がったのは(私だけですが)、ようやく新車が日本から運ばれてきたことです。日本から来た、と言っても日本から注文したわけではなく、こちらのディーラーが輸入したという意味です。
マツダのCX-3(ディーゼルではなくペトロです)なのですが、三ヶ月近く待たされましたので、その間YouTubeでいろいろレビューを見てしのいでいました。
そのレビュービデオに何度も“rain departure warning”という言葉がでてきたのですが、始めのうち「いったいこれは何なんだろう?」と首を傾げました。
雨中の発進はすべって危険だから、何か警告がでるのだろうか?道が濡れている時警告がくるのだろうか?はて?
この点は、レビュービデオでもあまり関心がないらしく、きちんと説明してくれないのです。
しかし、ようやく親切な説明ビデオに遭遇しました。そこで初めてこれはrain departure ではなくてlane departure warning だったと気がついたわけです。恥ずかし! (^-^;
なんのことはない、車がレーンから外れると警告音がでるのです。居眠り運転の気がある人には役に立つかもしれませんが、私にはほとんど無用の機能に思われます。
しかし、この rain と lane の勘違いを発見した時には、さすがに自分で笑ってしまいました。骨の髄まで日本人だったわけです、いまだに。(*^^*)
新車のお祓いならぬ祝福式 こちらではあまり一般的ではありません
ところでCX-3、いい車です。毎回マイカーには名前をつけるのですが、今回はIchiroにしました。今年は日米通算ヒット数歴代一位とメジャー3000本安打の年ですからね。敬意を表してです。
同僚の女性牧師さんにお祓いというか、車の祝福式もしてもらいました。夏のささやかな喜びです。
応援します、若い力。Meet Iceland
藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com
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