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レイキャビク西街ひとり日誌 (Blog from Iceland)

北の小さな島国アイスランドはレイキャビクの西街からの、男独りブログです。

貪欲は道を開く? 進化する「焼き魚」

2022-08-15 22:46:58 | 日記
こんにちは/こんばんは。

今日は8月15日。お盆休暇の真っ最中ですね。っていうか、もう終わりか?地域によっては雨も激しくなるそうですし、また別の場所では暑さが激しくなるとか。お盆明けで、渋滞の中を長距離ドライブという方もあるかと思います。くれぐれも気をつけて運転されますよう。




清涼感アップ用ピック
Myndin er eftir Rostyslav_Savchyn@unsplash.com


そういうお盆とはまったく関係のないレイキャビク。シーズン開始前にしては月並みな日々を重ねています。が、ひとつ特別なことがありました -  あります。現在進行形です。

ワタシ、コロナに感染しました。ついに捕まったか。という感じ。土曜日の夜にチラッと喉がひりついたのですが、夜明けになって頭痛と発熱。過去二十年以上、まったくインフルエンザにもかからないできた私も、「これはコロナかも」と認めざるを得なくなり、簡易キットで調べると陽性。

日曜の朝でしたので、まずもって教会関連のウェッブで「日曜日の礼拝中止」のアナウンスをし、そのあと人が絶対に起きているだろう時間を待って個別に連絡をしました。

特に大切な行事や重大な課題もない週なので、それほど打撃はないのが幸い。昨日の日曜日は、それなりに頭痛と寒気の連続で、まともなことはなんにもできませんでしたが、今日はかなり回復しています。

皆様も大雨&猛暑のかたはら、コロナにも気をつけてお過ごしくださいますよう。

さて、前回はレイキャビクでどうやって焼き魚を喰らうかという、実に誰にもなんの得にもならないトピックについて書かせていただきました。

ここ二週間以上、私は「焼き魚」に取り憑かれて過ごしています。四年前に日本へ帰った時にコンビニで売っている「サバの塩焼き」「しゃけのなんとか焼き」の「半レトルトパック」を初めて食しました。

その頃はケト・ダイエットにはまっていて、お米やパン、麺類を断っていまいた。容易に摂取できる良いタンパク源は?と探していて出会ったのですが、この、なんというか「半レトルト」的な焼き魚が、思った以上のクオリティだったことに感激。さすがニッポン!




これは番外編 イワシとワカサギの唐揚げ


そのことを思い起こして気がつきました。「だったら、同じような焼き魚をアマゾンで買えるのではないか?」そしてネット通販に没頭。

「骨まで丸ごと食べられる焼き魚」的なものがいくつかあることを学びました。だいたい干した魚の焼き魚を真空パックにしたもののようで、常温保存で三ヶ月くらいは大丈夫だとのこと。

アジ、サバ、サンマ、ホッケ等々、種類もかなりあるし、値段も安いのでいくつかを試験的に注文してみました。まだ手元には届いていません。アジ、サンマ、ホッケとかは、他の方法では手に入らないですからね。楽しみです。

前回のブログの更新の後、何人かの知人の方々から、Facebook等を通じて「フライパンにクッキングシートを敷いて焼けば?」とか「アルミに包んでオーブントースターで焼いたらいいよ」とか、アドバイスをいただきました。ありがとうございます。

実は、前回書いている最中から進展していることがありました。前回は「スモークしたサバを、オーブンで炙り直して食べると、かなり焼き魚に遜色ないサバ焼きになった」というところまででした。

その後の展開は、Ninjaのグリル&エア・フライヤー用の調理器具を購入したことによります。Ninjaという、いささかいかがわしいブランド名はどれほど日本で知られているのでしょうか?

私もNinjaのちいちゃななミキサー -あの、プロテインとかミックスして、そのまま容器から飲めるやつ- を数年前から持っていましたが、メーカーそのものについては、去年までほとんど無知でした。去年の夏に圧力鍋とスロークッカー等に使える調理器を購入したのですが、調べてみると、一応アメリカの会社とのこと。






かなりゴツイ調理器 Ninjaの室内グリル器


そのNinjaの圧力鍋調理器具製品にも、一応グリルとかも付いてはいるのですが、おまけのように私に目には見えます。

Ninja圧力鍋についてはこちらも - デジタル化とテクノロジーの発展 そして老人


そこで、もう一台「グリル!」に特化したタイプを購入したわけです。安くはないんですけど、クレジットカードのサービスポイントが27000クローネも溜まっていたので、それを投入。

まずやってみたのが、前回ご紹介しました「肉厚のサバのスモーク」を、このグリル機で焼き直して食してみることです。

ちょっとだけ前史を付け足しますが、一番初めに開いたサバを電子レンジで温めた時には、変に水っぽくなってしまいました。どういうことなのか、いまだに理由はわかりません。スモークト・サバは干物ではないので、水分はもちろんあります。温めると水が出てくるのかな?

二回目、普通のオーブンで炙り直した時のことが、前回のブログでご紹介したものです。味は十分美味しいし、スモーク臭もほとんど気にならないくらい。ただ、「焼きあと」はつかなかったです。

そしてNinja登板の三回目。今回は「炙り直す」ではなくて、「グリルする」感じでトライ。

結果は...? これはですね、言うことなし。焼き魚ですよ、まったくの。






これは「焼き魚」でしょう? 


スモーク臭は気にならない、のではなくて、まったく消えてくれました。スモーク好きの人には気に入らないでしょうが、私には朗報。

今回もたっぷりの大根おろしでいただきました。もともと大きなサバなのですが、今回きちんと「焼いた」ことによって、脂身もきちんと溶け出して、トロトロ感があります。しかも、皮はパリパリになって、これも美味しい。

大きな骨を残して、ほとんどが私のお腹の中に消えていきました。シ・ア・ワ・セ。満足、満足。

ここで突如現れたのが「貪欲」。貪欲は身を滅ぼす、と言います。貪欲は誘惑の呼び込み役です。ですが、それだけではなく「貪欲は道を開く」こともあります。満足感の中で、私は思いました。「これなら、生の魚を焼いてもいけるんじゃないか?」

実は、スモークのサバと同じサイズの丸々冷凍サバも購入してあるのです。これを焼いてみない手はない。

しかしです。それにはひとつの越えるべき山があります。それは魚を捌くことです。私は料理好きですが、魚の捌きはまったくのトーシロ。八王子育ちのシチー・ボーイの私にとって、肉とは部位別に分かれて鎮座しているもの、魚とは刺身になっているか開きになって横たわっているものなのです。

アイスランドにも切り身になっている魚はあります。タラとか、シャケとか。でも種類は限られていますし、必ずしも焼き魚に適した形態には切られていません。サバを喰らいたかったら、自分で捌くしかありません。幸いなことに、サバに関しては大きな丸々冷凍があるではないか。サンマやホッケはこうはいかない。

なら、やってやろうではないか! 捌きにトライ! 今どき、庶民にはYoutubeというつよ〜い味方があるのだ。しかも拾い見したYoutubeでは、講師の和食の板さんが「サバは比較的捌きやすい魚です」とおっしゃっておられるのです。

とうわけで、次のステージは魚を捌いて焼き魚を試すことです。「貪欲」は道を開くのです。この新チャレンジについては、次回以降にご紹介してみたいと思います。進展があれば、ですが。(^-^;


*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。

藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com

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かりそめ天国の「焼き魚定食」

2022-08-10 05:00:00 | 日記
こんにちは/こんばんは。

八月の第二週に入りました。八月初めのVerslumannahelgiヴェルスルマンナへルギ「商人の週末」を越えると、突如「晩夏」になるのがいつものアイスランドです。

ちなみに、国語の得意な皆さんはお気づきだったと思いますが、私はこれまで「月のはじめ」をいう時には、いつも「初め」ではなく「始め」と書いてきました。普通には「初め」であることはもちろん承知していましたが、「理屈から言って『始まり』だろ?」と考え、逆らってきたのです。

ちらっと調べたところ「時に関連する『はじめ』は『初め』を用いる」というのが国語の正論であるようです。「『はじまる』ということはすべからず時に関係しているだろうが?」と納得はしていないのですが、べつに執着する理由もないので、流れに身を任せることにしました。老化... (^-^;




清涼感アップ用ピック
Mateusz_Klein@unsplash.com


それはともかく、八月のレイキャビクは太陽が雲隠れ。気温も肌寒くなり、夜も10時を回るとしっかりと暗くなり始め、まさしく「晩夏」です。ワタシはこの時期から「晩夏ブルー」というメランコリーに取り憑かれたりします。気をつけないといけないですね。普通はも少し遅い時期 -九月くらい- からなんですが、今年は「晩夏化」が特に早いみたいです。

この時期、周囲には先日のGay Prideフェスティバルやケフラビク近郊での火山の再爆発(というかマグマの再噴出)とか、いろいろニュースネタはあるのですが、今回私が書きたいと思っているのは「焼き魚」についてです。

もう一月以上前になりますが、「マツコ有吉のかりそめ天国」で、「魚の食べ方はいろいろありますが、『煮魚』ってメインにならないですよね」みたいな投稿がありました。

マツコさん、有吉さんともキレ気味で反論。マツコさんなどは「金目鯛の煮付けは、魚料理全部の中で一番美味しいわよ!」 

番組が実施した「どんな調理法で魚を食べることが多いか?」というアンケートでは、焼き魚がトップで、二位は刺身でした。三位はたしかフライだったかな?

でも、まあ、これはわかりますよね。刺身で食べられる魚よりは、焼いて食べられる魚の種類の方がずっと多いでしょうから。どちらが美味しいという問題は別として。私は両方好きです。

この番組で「焼き魚」が頭にインプットされたのと同じくらいの時期に、今度は「有吉くんの正直さんぽ」で、有吉さんが昔行ったという定食屋さんで、サバの塩焼きが紹介されました。これを見て、完璧に「焼き魚が食べたい」という私的願望に火がついてしまったのでした。




こちらでの最近のホットニュース マグマ再び
Myndin er ur Visir.is/VILHELM


あとひとつ伏線がありました。大根おろしです。私の行きつけのスーパーでは近年大根も入れてくれています。時々買って煮物に入れたりしていましたが、常食というわけではありませんでした。そのかたはら、昨夏、料理熱が再発した時にフードプロセサーを買っていたのですが、なんだか使い方が複雑で「置きっぱなし」になっていました。

この夏、一念発起して、その使い方を調べた結果、チョー微塵切りというか、野菜とかをめちゃ細かくするには単純な扱いで良いことが判明。さっそく大根おろしにトライしたのですが、大成功。もちろん、手でおろしたって大根おろしはできます。でも、けっこうな労働。プロセサーの方が、楽に大量におろせます。

そして、大根おろしを目の前にすると、やはり「焼き魚」が頭の中で輝いてしまうのでした。

ところがです。焼き魚なんて、日本の皆さんには日常生活の一部でしょうが、こちらではそう容易いことではないのです。こちらのキッチンでは直火を使いません。全部電気。

直火を使うとしたら、グリル用のコンロがありますが、これはBBQ用のでかいもので、基本戸外での使用です(それにワタシは持っていないし...)。 使い捨ての簡易グリルもありますが、これも屋内使用は危険です。一度つけたら、燃え切るまでどうしようもないですから。加えて煙も大変。

キッチンの標準設備で魚を焼くとしたら、オーブンで焼くことになります。ですが、オーブンでの魚焼きは、まず「熱源」と魚の距離が短くないので美味しく仕上げるのが難しいです。さらにオーブンに魚の匂いが付いてしまったりして、あまり好ましいことではないのです。

日本から魚焼き用のロースターを買おうか?ということも考えました。ところが運の悪いことに、今現在、日本からアイスランドへは、大型の航空郵便を送ることができないのです。大型というのは重さでいえば2キロ以上のもの。




これが救い主 スモークト・サバ


これ、もしかしたら皆さんにも関係するかもしれないので、気をつけてくださいね。航空輸送手段が諸々の事情で不足しているからだと思うのですが、日本からアイスランドへ、EMS、航空便荷物、SAL便荷物を送ることは、8月9日現在ではできません。アイスランドに限ったことではありませんので、詳細が必要な方は日本郵便のホームページでご確認を。

小型の2キロ以内のものであれば、E-packetという小型航空便で送ることができます。大型の荷は船便で送る以外の方法はありません。DHL、FedEx等はもちろん代替手段ですが、値段がすごい。自分で持っていく方が安いかも、と思うくらい。

いろいろ考えながら、アジアの食材も多く扱っている魚屋さんをうろついていると、見つけました、サバの燻製。結構大きいサバが二尾、冷凍になっています。値段も1000クローネちょっと。試してみっか?

実を言うと、燻製魚はあまり好きではありません。スモークサーモンはまだいいのですが、一度試したニシンの燻製(英国産)は、スモークが強すぎて美味しくなかったです。

今回もたいして期待していませんでした。解凍し、パックから一尾取り出すと... やっぱりスモークの匂いがぱっと広がってきました。だろうな...

ですが、肉厚なので、とにかくお腹から開いてみると、身は柔らかく美味しそう。頭と大きな骨を取り除くと、かなりいい感じの開きになりました。そして、驚いたことに開いちゃうと、そんなにスモーク臭がしないでではありませんか!

これを、200度のオーブンに十五分ほど入れて温めるというか、炙り焼きのようにしてみました。大きめの皿に移して、醤油といっぱいの大根おろしで実食。

美味しい。本当の焼き魚のようなパリパリ感はありませんが、箸で目一杯つまめるほどの身があります。これは嬉しい。そして、大根おろしとともにいただくと、ほとんどスモークの匂いは感じられないほどでした。






これがサバのスモークの開き形 美味しい


これは結構いいものを見つけた。焼き魚ではありませんが、「焼き魚欲」を鎮めるくらいの満足度はあります。っていうか、相当満足しましたよ、ワタシは。まさしく「かりそめ天国」。

難を言えば、大き目のサバが二尾入った冷凍パックなので、買いだめするには相応の冷凍庫のスペースが必要。そして「買いだめ」は必要なことなのです。これは経験から学んだことですが、アジア系の食材をはじめ「マイナー・ストリーム」にある食材は、年に何度か仕入れるもので、在庫が尽きるとそれっきりになってしまうものが多いのです。

だから、「食」を確実にするにはある程度の「買いだめ」は必要悪。そういえば大使館スタッフのNさんは四国出身だそうなのですが、地元産の半生うどんをアジア系スーパーで見つけ、涙を流しながら「買い占めた」と激白し、懺悔していました。いや、激白止まりで懺悔はしていなかったか?(^-^;

私の西街の古アパートの冷蔵庫の冷凍室には、大きなスモークト・サバを何尾もキープしておくようなスペースはありません。しかし教会の大きな冷凍庫にはあります。時々使う裏技です。ということで、しばらく教会に預かってもらうことを当て込んで、買いだめに走る予定です。

ドイツとかでは、魚のスモークはごく一般的だということを聞きました。ドイツはやっぱり海洋国家ではないから、魚は酢漬け、塩漬け、燻製等で保存する文化があるのでしょうね。

また、別のソースから聞いたところでは、スモークにもいろんな種類があって、燻製度の高いものから浅いものまであるそうな。私が食したサバの燻製は、わざわざ冷凍にしてあるくらいですから、多分燻製度が浅いものだったのでは?と思います。前に食べたニシンの燻製は普通の冷蔵保存でしたから、燻製度も高かったのでしょう。

というわけで、焼き魚って、決して当たり前のメニューではございません、ここでは。食べるにはそれなりの覚悟が必要です。でも、その価値はありますよね。

この顛末、まだ続きがありますので、それはまたの機会にご紹介したいと思います。


*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。

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夏休みのKeyword - 「笑い」

2022-08-03 01:56:16 | 日記
こんにちは/こんばんは。

今、これを書いているのは8月2日の午前中です。日本のお昼のニュース配信をネットで見ましたが、今日はものすごく暑くなったようですね、全国的に。復活のコロナに加えて、熱中症にも気をつけてお過ごしください。

ちなみに、今は午前十時過ぎなのですが、ネットでの「みなとみらい」からの、花火のライブ配信を横目で見ています。こんなのもあるんですね。便利なものです。まだ花火は始まっていません。十時半(日本の午後七時半)か十一時からなのでしょう。




清涼感アップ用ピック1
Myndin er eftir Katarzyna_Gonsior@unsplash.com


さて、アイスランドでは、八月の第一の週末がVerslumannahelgiヴェルスルマンナへルギ「商人の週末」という祝日に定められています。「商人」というのは広義の意味で「商業に従事する人全般」のことです。土日はもちろん、もとより休日ですが、これに月曜日も祝日として加えられ、週末そのものが祭日化しているのです。

今年の場合は、7月31日が日曜日で、月曜日は8月1日でした。「商人の休暇の週末」がこの週末なのか、それとも8月6日から7日の週末なのか、と疑問に思ったのですが、前者の方でした。

この週末はウェスターン諸島での「野外ドンチャンワイワイフェス」等の、お祭り騒ぎがあちこちで開かれ、大勢の人が集まります。コロナでだいぶ抑圧されていたわけですが、去年より徐々に復活し、今年は完全復帰となったようです。

その一方で、私自身はこの一週間(明日まで)は夏休み。六月末に一週間のお休みを取りましたので、二回目の夏休みとなります。これでもまだ、夏休みの消化率は50%以下です。(もとよりの土日と祝日を除いた実質休暇日数は11日間)

私の夏休み消化法は、周囲の人たちとはだいぶ異なっています。もちろん「野外ドンチャンワイワイフェス」とかには行きませんし、サマーハウスに行くようなこともありません。ただひたすら、自宅でのんびりします。





こちらの午前十時半に始まったみなとみらいの花火のライブ


これには理由があります。まず第一は -特に六月の第一回目の夏休みの一週間がそうだったのですが- 本当に疲れ切っていて、休む必要があるのが普通だからです。休暇に先立つ「休養」が第一というわけです。

そのために必要なことは、国外へ出るか、自宅に引きこもるか、です。お医者さんや、その他にも同じような境遇の方はあるでしょうが、牧師なども、のべつまくなしに相談事を受ける立場にあり、人とのコンタクトをオフにしないと休みにならないのです。


(*あれっ?はやっ!みなとみらいの花火終わっちゃいました。三十分足らずなんですね。)


日本へ帰省することができれば良いのですが、財政的な問題や、日本の事情もありますので、今年もまだ問屋がおろしてくれませんでした。日本の事情というのは、コロナもありますが、猛暑やフライトやホテルの空き等々、様々な要素。

というわけで、二回目の夏休みも自宅での「巣篭もり休暇」となりました。ワタシ的にはそれでもぜーんぜんかまいません。もともとナマケモノなのです。

で、自宅にいてなにをするかというと、まずもってすることは日本のバラエティ番組をネットで観ることです。お気に入りの有吉さんの「有吉クイズ」「かりそめ天国」を始め「あちこちオードリー」やかまいたちの諸番組等々...

「なんと、つまらないヤツだ。もっとクリエイティブになれないのか?」とお思いになられることでしょう。




みなとみらいよりもう一枚


たしかにー。ですが、これは休暇中の大変重要な部分なのです。それはですねえ、日本のバラエティ番組は面白いものが多いですし、笑えるのです。心の底から。そして「笑う」ということは、疲れを癒す特効薬なのです。

以前にも書いたことがありますが、「笑い」というのは相当に「文化」に強く結びついていると思います。アイスランドにも、もちろん「笑える」ことはたくさんありますが、それはアイスランド人の「笑い」なのです。

日本のバラエティ番組を観ていて笑うような意味での「笑い」は、私はアイスランドでは経験できません。「笑いのセンス」が違うのですよ、もとより。

そのことを、時々アイスランドの人にも話すことがあるのですが、「それはわかるな。ボクがアメリカ映画のコメディを観ても、ピンとこないことが多いよ」と答えてくる人は結構います。

さらに言うと、日本の文化の中でも「笑いの文化」は変化するものですよね。ある時代に「笑い」として良しとされていたものが、時代の移ろいの中でNGとなってしまう、というのは、皆さんも現在直面されている現実だろうと思います。

「笑いのセンスの違い」「笑いの文化の違い」というのは、ですから、日本にいようと国外にいようと、いつでも存在することなのでしょう。それでもやはり、私はアイスランドの生活の中で、そのことを強く感じます。




清涼感アップ用ピック2
Myndin er eftir Lorenzo_Castagnone@unsplash.com


で、これって、実を言うとかなり日常生活に深く関わる問題だと思います。「笑い」「笑える」というのは、人間生活の基本にあるものですからね。

海外在住の日本の人たちが、どのようにして自身のための「笑い」を確保できるか?というのはその人の日常生活に関わる問題です。それによって、その人がその地で楽しく過ごせるか、つまらない生活になるか、ということさえ左右するかもしれません。

中には、その地の文化に適合し、「笑いの文化」さえ自分自身のものとしていくようなたくましい人もあることでしょう。そういう人はすごいと思うな、ワタシは。

私自身は、三十年以上になるこちらの生活で、こちらの文化の相当な部分には適合してきたつもりですが、「笑いの文化」は「不適合」で終わっています。

だから、日常生活の大部分では「バカ笑いしないヤツ」「冗談を言わない人」と見なされていますし、実際こっちももうあきらめていますよ、そういうことは。

そしてその「補償」が夏休みのバラエティ視聴なのでした。ですから、これはこれで私なりの「笑いの文化の違い」に対する対処法なのです。

「アイスランドでは夏休みはガッツリ一ヶ月」とか書いているのをご覧になって、「気楽な生活ですなー」と思われる向きもあるかもしれません。ですけどね、それとは別のところで別の苦労があるのです、ちゃんと。

夏休みのKeywordは「笑い」。これも「移民生活」の一部です。


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いつもスイカをくれる掃除のおじさん

2022-07-22 20:50:09 | 日記
こんにちは/こんばんは。

前回、三月に始まったウクライナからの難民の人たちへのさまざまな支援活動のうち、私自身が関わっている、子供たちのデイケアセンターのことを紹介しましたが、まだまだ書ききれないことがあったので、今回はその続きを書いてみたいと思います。




清涼感アップ用ピック
Myndin er eftir Francesco_Ungaro@unsplash.com


前回書きましたように、本当の「デイケア」を提供しているわけではなく、原則としては保護者同伴が必要です。「保護者」とは、ほとんどが母親か祖父母になりますが、ひとりの保護者が複数の子供の責任を持つことによって、互いに自由になる時間ができるように助け合っているのです。

センターのオープンは、平日の午前10時から午後3時まで。子供三十人に保護者十人が集まるとしても、ランチやおやつ、コーヒーの提供や、片付け等々の世話をしてあげるヘルパーが必要となります。

その部分を、アイスランド在住のウクライナ人、教会等からのボランティアの人たち等がカバーしているわけです。

始まった当初は、まったくの手探りでの運営でしたので、それなりに時間と労力、集中力を必要としました。利用するウクライナの人たちも、アイスランドに来たばかりで、その意味で「手探り」状態。

幸いにも、その時期はボラの数も多かったため、乗り越えることができました。約五ヶ月が過ぎた現在では、手探り状態を脱し、多くの面で運営の仕方は合理化・効率化し、まとまってきました。

例えば、新しい人が来た場合でも、こちらの様子に通じてきた、以前から滞在している人たちが、その人たちの世話をしてくれます。さらに全体的に子供たちへの監督や気配りにも慣れてきた感があります。




これは週一のプログラム「みんなで編み物」


運営がスムーズになる一方で、サポートに来るボラの数は減ってきました。それは理解できますよね。平日の日中に、何ヶ月もボラを続けるのはそう簡単なことではないでしょう。

というわけで、定期的に必ず参加しているサポーターは、こちらに在住している若いウクライナ人の夫婦といく人かのアイスランド人、そして私だけになっています。

私の場合は、純粋なボランティアではありません。仕事の一部ですから。それでも、「この活動に毎日参加しろ」という命令が来ているわけではなく、自己判断で続けていますし、もともとの職務はそっくりそのまま残っていますので、全体として仕事が増えています。手当も付きませんので、「ボラ的」な部分はあります。

さて、今現在は、私は午後一時半くらいから始めて、三時半くらいに閉園後の掃除を完了するところまで詰めるようにしています。

私の役割も、かなり出来上がってきていて、第一に皿洗いを含むキッチン関係。ついで拭き掃除、掃除機等の清掃の手伝い。この間に、子供たちの使ったおもちゃの片付けが入ることもあります。これが意外にも膨大なお仕事... (^-^;

これは偶然そうなったわけではなく、子供たちの監督とケアをするにはやはりウクライナ語ができないといけません。だからウクライナ人ボラや保護者はそちらが主な役割。皿洗いやゴミ出しにウクライナ語は不要、ですがゴミの分別等の知識は必要、とうような常識的な役割分担。






上 この程度はまだまだ序の口
下 We LOVE スイカ!


あと、エクストラな役割は、週何回かスイカを買って行って、子供たちに食べさせてあげることです。意外な発見。ウクライナ人はスイカ大好きなのです。メロンも喜びますが、スイカはダントツ人気。

喩えは悪いですが、レイキャビクの池のアヒルたちにパンをあげる時みたい。スイカを持って部屋に入ると、子供たちが周りに群がってきます。歓声を上げながら。大きなボウルいっぱいのスイカ、三分ほどで完食となります。

六月の終わりまでは、数少ないウクライナ人の壮年男性とこれらの役割を一緒に分け合っていました。難民のひとりなのですが、すっごく一生懸命働く人で、四歳の娘さんと一緒にセンターに通っていました。

英語がほぼダメなので、詳しい事情は知らないのですが、多分、戦争開始時に国外にいたか、非常に早い時期に出国したのでしょう。「自分は国外にいる」という意識のせいで、あれだけ一生懸命に働いていたのだろうと想像しています。

この人とは、言葉はなかなか通じないものの、毎日同じ作業をしている中で、かなりの「相棒」になりました。七月始めに、ポルトガルに逃れていた奥さんともうひとりの娘さんと、こちらで合流。

嬉しい限りなのですが、それによって住居探しや、職探しに奔走することとなり、センターでのお助けはできなくなってしまったのです。




中央、赤シャツの男性が私の「相棒」

その他にも、顔見知りになったお母さんたちもありますが、名前とかはほとんど知りません。このセンター、以前書きましたように、女性と子供が大半。ですから、万が一にも変な誤解を招かないよう、なるべく馴れ馴れしい態度は取らないように気をつけています。

そういうわけなので、毎日のように通っていても、そんなに個人的に親しくなった人はいません。大方の人は私の名前も知らないでしょうし、おそらく「よくスイカを持ってきてくれる掃除のおじさん」なのだと思います。確かにそうですね。

このボランティアなのか仕事なのかはっきりしない活動。八月の終わりまでは続けるつもりでいます。九月の新年度からは、レイキャビク市がきちんと予算をつけて、幼稚園なり、市が責任を持つデイケアセンターなりを開くはずなのです。疑わしいけど。

教会は当初から関わってきましたし、それまでは誰かしらがきちんと関わっていくべきだと、自分では考えています。




スイカを持ってきてくれる皿洗いのおじさん


でも、自分がこのセンターに通い続けている一番の理由は、そこにいるのが好きだからだと思います。別に個人的に誰かと仲良くなる、というようなことではなくても、ウクライナ難民の人たちが、そこで互いに助け合い、支え合っているのを見ることができるのは、「当たり前」のことではないと考えています。

東日本の大震災の後でもそうでしたが、自然災害や戦争等のとんでもない災厄の中にあっても、というか「中にあるからこそ」現れる人間の強さ、連帯、美しさというものがあるじゃないですか。

恵まれた状況では、「自分」をついつい優先させてしまう人間のエゴがあります。それが、集団的な困難、危機の中にあると、文字通り「One for all. All for one」がエゴを超えてくるのです。

残念ながら、困難が収束しまた恵まれた環境に戻ると、エゴが再び優勢になってしまうのが人の常のようではありますが。




弟の手洗いを助けるお兄ちゃん

それでも、この「人の美しさ」を目撃し、きちんと心に留めておくことは、牧師としての私にとってはかけがいなく大切なことなのです。なぜなら、この「美しさ」こそ、本来、神が人に与えた祝福だと信じているからです。

その祝福が、困難の中にある時ほど、より鮮明に現れるとしたら、それが人の世の罪深さなのでしょう。ですが、そのような祝福が「確かにある」ということが大切なのです。

そのような大切なものを、このデイケアセンターで私は見出していました。だから、手当云々に触れましたが、そんなものは本当はどうでもいいのです。「いつもスイカをくれる掃除のおじさん」はすでに十分な報酬をもらっているのでした。


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夏のお仕事 減ったり増えたり「いい塩梅」

2022-07-16 23:03:31 | 日記
こんにちは/こんばんは。

七月も中盤となりました。日本では、夏そのものはとにかくとして、夏休みはまだこれからがピークだと思いますが、アイスランドではすでに夏休みの「真っ只中」という感があります。

六月始めのような「スーパー・サニーデイ」は少なくなってしまいましたが、それでも気温はそこそこを保ってくれており、毎日11〜15度くらいはあります。面白いもので、この時期の11〜12度は六月始めの11〜12度よりも暖かく感じます。「大地が温まっているから」というのがワタシの自論。

六年くらい前に、ユニクロでサマージャケットを買いました。確か一着3800円。ヤス! だったので三着お買い上げ。日本のサマージャケットって、裏地もなく本当に夏用じゃないですか。買ったものの、アイスランドではあまり使う機会がなく、毎年一、二回の着用でした。

それが、今年の夏はほぼ毎日使っています。だから、「ワタシの気のせい」ではなく、実際に暖かくなっているのだと思います。




清涼感アップ用ピック
Myndin er eftir Yves_Alarie@unsplash.com


さて、そのような「夏休み、真っ只中」の私の周辺状況は、というと、例えば私のオフィスのあるブレイズホルトゥス教会では、毎水曜日のお昼の「祈りの時間」以外は活動休止中。この祈りの時間は主に近所の高齢者が集まるもので、アイスランド人の牧師さんが担当しています。

私たちの英語の礼拝は、毎日曜日に継続していますが(それでも七月の最後の二回の日曜日はお休み)、なんというか、周りがみんな夏休みだと、ブレイズホルトゥス教会で私がせねばならない仕事も少なくなります。

ただ、難民の人たちの個別のケースのサポートは依然としてありますので、そのような仕事は必要に応じてこなしますが、「毎日オフィスにいなければならない」というような形ではないのです。

これは、まあ楽になっている面。

「みんな夏休み」のおかげで、逆に仕事量が増える面もあります。私の場合、それはウクライナからの難民の人たちへのサポート、もう少し特定すると、子供たちのデイケアセンターでの「お助け」活動です。

どういうものであるのか、順を追ってご説明したいと思います。

もう何度も書きましたが、ウクライナからの難民の人たちへのサポート活動は、社会全体の中で様々な形でなされています。通訳、生活物資の配給、難民認定がおりた後の住居や仕事探しの手伝い、等々。

その中のひとつが小学校就学前の年齢の子供たちのデイケアセンターです。小中学校の年齢の子供たちは、割と滞ることなくこちらの学校へ編入できます。

ですが、幼稚園というのは –特にレイキャビクでは– 実はすでに「キャパシティ不足」がここ数年指摘されており、アイスランド人の子供でさえ、相当長い期間の待ち時間を強いられているのです。

ですから、ウクライナ難民の子供たちも、同じように待たされることになります。




ウクライナ難民の子供たちのデイケアセンターのあるフィラデルフィア教会
Myndin er ur Visir.is


が、ここでひとつ問題があります。ウクライナからの難民の90%は女性と子供です。つまり、お母さんたちのご主人、子供たちのお父さんは、原則として故国に残って戦っているわけです。

もし、小さな子供たちが、毎日自宅にいなくてはならなくなると、お母さんたちは自分達の難民申請に関する手続きや、その後に続く様々な実務をこなすのが難しくなります。

そこで、小さな子供たちを預かるデイケアセンターを開設しよう、ということになったのです。実際は当初はウクライナの子供用の幼稚園にしたい、という希望がありました。

子供たちにウクライナ語を教えたり、将来はウクライナに戻ることを前提とした教育をしたい、という考えがあったからです。

ですが、これには認可の問題があり、すぐにはかなわず。つまり、幼稚園とするには、様々な施設条件、教師の数、衛生上の管理等々をクリアしないといけないわけです。将来的にはそちらを目指しますが、とにかく今は、デイケアセンターとすることになりました。

デイケアセンターといっても、基本的には子供を「預ける」ことができず、お母さんないし保護者が同伴しなくてはなりません。ですが、ウクライナの人同士が知り合いになれば、あるお母さんが代表して、何人かの子供たちの責任者となることは可能です。

こうして、保護者の人たちが、交代に子供たちの面倒を見ながら、互いの自由時間を確保してあげる、というシステムができてきました。開園時間は平日の午前10時から午後3時まで。

このデイケアセンターの計画には、私たちの教会も当初より加担してきました。センターは、フィラデルフィアという名前のペンテコステ派の教会に置かれています。私の所属する国民教会ではありません。

建物の仕様とか地の利とか、いろいろあってこの教会に白羽の矢が立ったのです。かなり大きな建物で、一時(いっとき)にいくつもの集会が同時並行に進行できます。






デイケアセンターとして使用している部分より 普段は日曜学校のスペース


その中の日曜学校が開かれているフロアを貸していただくこととなりました。もとより、子供用のテーブルや椅子、おもちゃ、本等が備わっていて、とても使い易いところです。

幸いにもフィラデルフィアの皆さんも良い理解を持ってくださり、非常に大きな自由を、私たちのデイケアセンターに与えてくれています。

で、もちろん、集まってくる子供たちの保護者以外に、専属でサポートする人たちもいます。基本ボランティア。集まる子供たちは、平均して二十人くらいで、保護者が十人くらいです。時にはそれ以上になることもあります。

それだけの人が、朝10時から午後3時まで過ごすとなると、ランチやおやつなど、結構の作業が付属してくることになり、どうしても食事の提供、皿洗い、掃除等々を面倒見るスタッフが必要になります。

以前よりアイスランドに移住していたウクライナ人の若夫婦が、このサポートスタッフの中心になってくれており、加えてあちこちから助っ人が馳せ参じていました。私自身もそのひとり。

ところが、始めのうちはともかく、一月二月(ひとつきふたつき)経つうちに、だんだんとボラは減っていきます。で、四月下旬の復活祭後からは、私の通う回数も増えていき、結局五月以降は、ほぼ毎日通う羽目となりました。

もっとも、開園時間中ずっといるわけではなく、だいたい昼の一時半くらいに行き、それから閉園して片付けと掃除が終わる3時半くらいまでの「お助け」となります。この時間帯が、一番「お助け歓迎」の時間なのです。




大変な状況の中での嬉しい時間 ハッピーバースデー!


そういう具合でいまだに続いているのですが、夏休みの中盤にさしかかるに従い、さらに「助っ人」数も減ってきました。そうなると一人当たりの仕事量が増加。結構忙しいです。

まあ、私の場合、他の仕事が減っている期間ですし、さらに言えば、私は純粋なボラではなく「ペイ」されている身ですから、別に文句はないです。むしろ、ウクライナの人たちとも繋がりができてきたり、いろいろ学ぶことができたり、子供たちの喜ぶ顔が見れたりと、嬉しくなる部分も大きいのです。

この、ウクライナの難民の子供を対象としたデイケアセンターでの活動。思ったより、たくさん書きたいことがあることがわかりました。長くなりましたので、今回はここまでとし、次回に続けたいと思います。

先ほど、大雨で各地で被害、というようなニュースを見ました。被災地の皆さんの無事をお祈りいたします。皆さんも気をつけてお過ごしください。


*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。

藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com

Church home page: Breidholtskirkja/ International Congregation
Facebook: Toma Toshiki
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