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レイキャビク西街ひとり日誌 (Blog from Iceland)

北の小さな島国アイスランドはレイキャビクの西街からの、男独りブログです。

マグマ、尽きたか?

2023-12-22 01:44:33 | 日記
こんにちは/こんばんは。

今週の火曜日の朝(こちらの時間では月曜日の夜)から、日本でも盛んに報道された(らしい)アイスランドのマグマ噴出ですが、今回は始まり当初は「これまでの数倍の噴出!」という勢いで、近隣にある観光名所のブルー・ラグーン、パワープラント、さらにグリンダビクの町への溶岩の流れ込みが懸念されました。




手前の明かりが、無人のグリンダビクの町 これくらいの距離です
Myndin er ur Facebook


ところが、早二日目にしてその勢いは目に見えて衰え始め、三日目を迎えたこちらの時間の木曜日の夕には、その勢いは当初の四分の一くらいに減少しています。勢いよく出過ぎて、枯渇するのも早まったのでしょうか?おそらく、懸念されていたような被害は出ずにすむ、と思われます。




木曜朝の時点でのマグマ活動地点 グッと小さくなりました
Mydin er ur Visir.is


「レイキャビク肌丈夫なの?」とか、幾人かの知人から心配いただきましたが、レイキャビクにはなんの影響もありませんでした。お気遣い、ありがとうございました。m(_ _)m

あと数日でクリスマス。グリンダビクの人たちは、残念ながら帰宅はできそうにありませんが、町そのものにこれ以上の(地震で相当の被害がすでに出ています)被害が出ないで済むのは不幸中の幸い。

このまま収束してくれることを願います。

観光用に、少しだけチラチラし続けてくれたらもっとありがたいかな?ワタシのためではありませんけど。(*^^*)


*こちらの時間で12月22日午後7時の時点で、マグマの噴出は完全に止まっています。グリンダビクの住民の人たちは「自己責任」でクリスマスを自宅で過ごことが認められました。住民でない人の町への進入は禁止されたままです。当局は再噴出の危険がなくなったわけではない、と警戒を緩めすぎないように呼びかけています。


*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。


藤間/Tomaへのコンタクトは:nishimachihitori @gmail.com

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また出た、マグマ

2023-12-19 21:29:58 | 日記
こんにちは/こんばんは。

こちらの時間の昨晩(18日22時過ぎ)に、ここ数年間噴火と沈静化を繰り返してきたレイキャネスという半島でまたマグマが噴出し始めました。




今回のマグマの噴出
Myndirnar eru ur Visir.is


私は今日(19日)の午前中は仕事はお休みだったため、昨晩はテレビに夢中になっており、今朝も寝坊したため噴火のニュースを知らずにいました。日本からの友人のメッセージで逆にその知らせを受けるという始末。ワタシの現実です。

今回の噴火(あまりピッタリとした言葉ではありません。マグマの「噴出」と言ったほうが正解かも)は、かなり綺麗な直線状になっているようで、全長4キロに渡っている、と報じられています。

噴出したマグマがどちらの方面へ流れるかを、今、総力をあげて推測しているようです。というのは、今回の噴出の割と近くには観光名所のブルーラグーンがありますし、さらにブルーラグーンの隣りには、ものすごく重要なスバルトテンギ・パワープラントがあるからです。

このパワープランとは、レイキャネス半島全域に温水を供給して源で、この温水が全家庭の暖房システムに使われているのです。ここにはケフラビク国際空港も含まれますし、このパワープラントが溶岩によって破壊されることになれば国家の一大事となります。

モルグンブラウズ紙のネット版より、地図を拝借しましたが、赤い線がマグマの噴出箇所。真ん中の黄色い線は、少し南にあるグリンダビクという町へ続く国道。左上の青い線が、温水を供給するパイプラインです。




付近の図解マップ
Myndin er ur Mbl.is


現在検討している防御策は、パワープラント一帯を(ブルーラグーンを含む)溶岩を止める防御壁で囲むことです。これがマップ中の黒い線。この防御壁、ある程度はすでにできているのかもしれませんが(ちょっと未確認)、もしマグマがそちらの方面へ進む場合には、国道も塞ぐことになるそうです。

ちょうど私が札幌に滞在していた十一月の始めから、グリンダビクの町周辺での地震が激しくなり、町中の道路に何ヶ所も大きな亀裂が生じたり、家屋が損壊するなどの被害が出ていました。

マグマが町の中で噴出する危険も現実的だったようで、十一月半ばにグリンダビクの町は閉鎖され、住民は全員退避することとなりました。多くは親戚家族を頼って他の町へ「疎開」し、行くあてがない人たちは国が準備した集団退避施設へ迎えられています。




グリンダビクを含むマップ
MYndin er ur Ruv.is


そういう生活がもう一ヶ月も続いていました。一時期マグマ活動が目に見えて沈静化していましたので、住民の中には「もう帰っていいだろう?クリスマスになるし」という要求が高まってもいました。ブルーラグーンも営業を再開する、としていましたし。

その矢先に今回の噴出です。ワタシのノー天気かもしれませんが、この二週間はまったく「マグマ噴出警報」的なニュースはありませんでしたよ。専門家も虚を突かれたのでしょうか?

とにかく、グリンダビクの町や、パワープラントとブルーラグーンに被害が及ばないことを願います。また、退避しているグリンダビクの住民の皆さんが早く普通の日常に戻れることを願います。町に戻るにしても、新しい場所での生活を始めるにしても。


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Sax in the Night City

2023-12-16 21:46:26 | 日記
こんにちは/こんばんは。

しばらくの間、日本のことばかり書いてしまいました。その間にアイスランドは12月の第三週を迎えています。って、それは日本も同じか。

ここ二、三日、雪がうっすらと積もり、気温もプラスとマイナスの間をさまよっています。札幌からレイキャビクに戻り、もう一ヶ月経ちましたが、帰ってくる時の札幌がこんな感じでしたね。寒さの点では札幌の方が上手です。




この時期の街中はどこもこんな感じ
Pic by Me


巷はもうクリスマスムードでいっぱいなのですが、それはさておいて、質問があります。このマイナーブログを覗いてくださるような奇特な方は、多分中高年に達しておられる方がほとんどかと想像します。

で、そういう前提の上での質問です。「できればしたかったのに、人生でやりそびれてしまったことってどんなことですか?」

チャンスがあれば、ぜひやりたかったのに機を逸してしまった。時間は十分にあったのに、金銭的な余裕がなかった。逆に、お金はあったのに時間がなかった...

様々な理由のために、したかったことができなかった、ということのひとつふたつは誰でも持っているのではないかと考えます。私にもいくつかそのようなものがあります。私の場合はお金や時間の不足とかをあげる以前に「してみる勇気がなかった」というしょうもない理由があります。

で、そういう事柄のひとつがなにがしかの音楽のインストゥルメントですね。歌でもいいんですけど。音楽というものを通して、自分を表現する術を持っている方のことを、心の底からウラメしく–ではなく、羨ましく思います。いいなあ...

ピアノとか、ギターとか、その気があれば習える楽器はいくらもあったと思うのですが、その中でもワタシが「やってみたかったなあ」と感じるのは、実はサックスフォンなのでした。

これはもう無条件にサクスフォンの音色が好きなのです。アイリッシュ・ウイスキーの味が好きなのと同じように。加えて、サックスを吹くミュージシャンのスタイルもかっこいいですよね。

私の居候しているブレイズホルトゥス教会に、サクスフォンを趣味とする牧師さんが同じく居候しています。歳は私より三つくらい上で、身長は私よりも25センチは高い男性です。ちなみに神学の博士号をふたつぶらさげてます。

ワタシには影響しません。博士号付きの「バカ」をこれまで何度も観てきましたから。(^-^;

普段より浮世離れしていますが、もう二十年来サックスを吹き続けているみたいです。




サックス好きな神学Dr.Dr.の牧師エイヨウルブルスソンさん


私は日頃よりかなり早い時間の朝7時くらいに出勤することがよくあります。そうするとこのDr.Dr. も8時とかにやってきたりします。そして誰もいない教会堂へ行って、サックスの練習を始めるのです。

教会堂は二階部分、オフィスは一階にありますが、朝は静かですからね。よく聞こえるのです、練習が。同じく時折早く出勤してくる同僚の女性牧師は、これを「うるさい」と感じているようで。私は気にはなりません。サクスフォンですから。

まあ、聞き惚れるほどの腕前ではないのですが、ああやって夢中になれるのは羨ましい気がします。「オレもやっときゃよかったなぁ...」と思ってしまいますね。この牧師さん、教会の祈りの集いとかでも、オルガニスト不在の際などには自身でサックスを吹いて会を支えています。

それにしても、教会というのは便利な場所ですね。アイスランドは場所的にはゆとりのある土地ですが、やはり「鳴りもの」の練習をするとなると、場所は限られてくるだろうと思います。

日本では、トランペットやサクスフォンの練習は「河原で」と相場が決まっている、というような話しを遥か昔に聞いた覚えがあります。

最近ネットで観た、波瑠さん主演の「G線上のあなたと私」という番組では、バイオリンの練習をカラオケボックスでしていました。そういうのって、本当にできるのでしょうか?

札幌から帰ってきてから、チョイはまりしているYoutubeのチャンネルがあります。「Sax in the Night City」というもので、細川慎二さんという、まだ若いサックス・プレーヤーの方が、東京周辺のあちこちでストリート・プレイをする様子をビデオに収めたものです。

細川さんのことは、まったく存じ上げていなかったので、もともとどのようなジャンルの曲を専門にしているのかもわかりません。ただYoutubeで見る限りは、普通の洋の東西のポピュラーなナンバーをサックスでカバーされています。

そしてですねえ、これがまたいいのですよ。「哀愁をあびたサックス」というのかな?音色もいいし、細川さんの吹きっぷりもかっこいいのです。こういう風になってみたいよな、時々でも。

努力する部分は吹っ飛ばして、いいとこだけちゃっかりせしめたい、というワタシの浅薄な欲望が醜く顔を出すのでした。





細川慎二さんのチャンネル “Sax in the Night City”



“Sax in the Night City”からの一曲 とても良いです


東京在住の方がいらっしゃいましたら、ぜひ細川さんのストリート・パフォーマンスを探してみてください。大体JRの駅の前で演奏されていることが多いように見受けます。恵比寿とか。どこで演奏するかは、事前公表はされていないようです。

もし、遭遇された方がありましたら、立て替えでワタシより千円の「投げ銭」をお願いいたします。ちゃんと返しますから。(*^^*)


自分で叶えられない夢なら、なり代わって叶えてくれる人を応援するのもありだと思います。いや、そういう風だから、自分でやらなくなっちゃうのかな?まだ検討の余地がありそうです。(^-^;


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日本ノスタルジー後遺症

2023-12-12 06:00:00 | 日記
こんにちは/こんばんは。

わずか二週間の札幌滞在の後で、私は昨今では恒例となっている「日本ノスタルジー後遺症」にかかりました。私の場合の発症例は、日本のライト・ミステリーに耽溺することです。浸り込んで、日本での生活感をチビチビと引き延ばしにかかるのです。

プラスかマイナスか?と問われれば、程度にもよりますが私個人限定で言うとマイナスでしょう。精神的に日本に浸りきっていたら、やはり仕事とか身が入らなくなります。

で、そういう後遺症を吹っ切るのに一番良いのは、そのことに向き合い「総括」することです。「総括」とはなんぞや?ということになりますが、「まとめること」「キリをつけること」ですので、今、こうしてブログに書くことで、ワタシは「総括」しようと試みているのでした。




清涼感アップ用ピック1
Myndin er eftir Jonatan_Pie@unsplash_com


「日本ノスタルジー後遺症」の発症例を「日本の生活感に浸りきること」と書きましたが、実はその浸りきる感の中には、いくつかの「より深い深み」(二重修飾であまり好きでないのですが他に言葉を思いつきません)があるように感じています。

この点は以前にも触れたことがありますが、ノスタルジーとの関係で考えたことはなかったかと思います。

さて、今回のノスタルジーはいくつかの日本のライト・ミステリーにハマって発症しました。太田紫織さんの「疵痕(きずあと)とラベンダー」、友井羊さんの「スープ屋しずくの謎解き朝来ごはん」シリーズ、そして岡崎琢磨さんの「珈琲店タレーランの事件簿」シリーズです。

「スープ屋しずく」シリーズはアラサーのOL目線で話しが進み、「タレーラン」は大学生とおぼしき青年の語りです。この中で、「タレーラン」にはふたつの長編的なお話しが含まれています。

ひとつはバリスタ美星の亡くなったおばさんが、六十代になって失踪した一週間の謎を追うもの。もうひとつは、語り手のアオヤマ青年が中学生の時に出会った年上のおネエさんを巡る事件。このふたつともとりわけ面白いです。というか、胸に沁みました。

そして「疵痕とラベンダー」では、太田紫織さんによるもう一つのお気に入りの「櫻子さん」シリーズと同じく高校生が語り手です。ストーリーにもかなり「高校生活」が舞台としいて登場します。

で、前から気が付いていたのですが、私がこれらの物語りを読む時には完全に語り手の高校生と同化してしまうのです。これについては以前にもブログで書いたことがあります。どちらかという笑える現象として。




相当ハマった「櫻子さん」シリーズ


サッポロ北街ひとり日誌(7)- 栞子さんと櫻子さん

櫻子さんとボッシュ、そしてOhtani-san! のいる夏休


今回の札幌滞在中、私は六十五歳の誕生日を迎えました。めでたく前期高齢者入りです。それでも、本を読むときは瞬時に高校生に戻ります。

今回、特に「タレーラン」のアオヤマ君が中学生の時を回想するお話しが気に入ったことについて考えた時、ワタシのこの「中高生がえり」の現象の背後に、なにかしらの「憧憬」があるのかなあ、と気が付きました。

念のため言っておきますが、私は別に普段よりたとえば女子高校生を追っかけまわしているタイプのおじさんではありませんからね。(^-^;

アイドルのファンでもないですし、興味もない。だいたいそのくらいの歳の女の子には別に魅力も感じません。いや、かわいいな、とかは思いますよ、フツーの意味で。ですが女性としての魅力は感じません。私の場合、魅力的に感じる女性の年齢も自分とともに上がってきていますね。

にもかかわらず、です。アオヤマ君が、ひとりで河原に佇んでいた時に二十歳くらいの見知らぬおネエさんに出会った際の情景は、まったく何の苦もなくわかってしまうのです。

十四、五歳の男の子にとって、みっつよっつ歳上の女性がどれくらいの大人に見え、自分から程遠い存在であるのかとか、同時にどれくらい魅力的になりえるかとか。




札幌で迎えた65th バースデー


考えてみれば、「櫻子さん」シリーズを私がお気に入りなのも、そういう基盤に立った「少年」(語り手の正太郎。櫻子さんはいつも彼を「少年」と呼びます)と櫻子さんの関係があるからでしょう。櫻子さんは少年の恋人ではないのですが、少年にはやはりそういう「憧れ」もあるのです。

なんか、そういう憧憬を呼び込む潜在的な体験が自分にもあったのかなあ?と振り返っても見たのですが、実体験的には何もないですね。総じて先生とか先輩とかには –男女の関係なく– 疎んじられていました。先生とか先輩に可愛がってもったことなんてまったくないな。だから逆に憧れとして残ってるのかな?

そうなると、ちょっともう手に負える範疇を越えてしまいますね。いずれにしても、これは「日本ノスタルジー後遺症」の中に奥深く開いている深淵です。

もうひとつ、ノスタルジーの中にある「深み」と感じるのは、これは好きな小説の全般について言えるのですが「人情話し」ですね。梓林太郎さんの作品の中の「茶屋次郎」シリーズも大好きですが、これなんかミステリーなんですけど、基本的には人情話しだろうと思います。

もっと今風な「スープ屋」にしても「タレーラン」にしても、人情は無縁どころか物語りの大切な味付けになっていると言えるでしょう。日本人のメンタルティに、人情を欲するものがあるんでしょうね、きっと。

もちろん、欧米の小説 –とは言っても、私の場合ミステリーに限定されますが− でも、もちろん人情のあるものは多くあります。大ファンである、マイクル・コナリーの「ボッシュ刑事」シリーズ。後期の作品「ブラック・ボックス」では、ボッシュこそ「人情の人」という感じで、ラストシーンは心に沁みました。




清涼感アップ用ピク2
Myndin er eftir Jonatan_Pie@unsplash_com


さて、日本のライト・ミステリーを読むことは何ら問題ではありません。後遺症として問題になるのは、浸り込んで現実逃避になることです。

今回は、日本から戻って、そうですね、結構長い間、二週間くらいこの後遺症を引きずってしまいました。今はもう大丈夫です。今は読書を離れて、ネットで波瑠さんの出演した過去のテレビシリーズにハマっています。

それにしても、前期高齢者ともなると、生活の中で直面するいろいろな状況の中で、そこになにがしかの「潜在的体験・未体験」が関係しているのだろうか?などといちいち詮索しなければならなくなるようです。

まだ若い世代の皆さん、そういう面倒くさいことにならないように、今のうちに、人生の一コマ一コマではっきりと決着をつけていく術を身につけることをお勧めします。可能かどうかは、また別の問題ですが。(^-^;


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サッポロ北街ひとり日誌(23–5) – 後日談編

2023-12-10 02:56:59 | 日記
こんにちは/こんばんは。

しばらく「サッポロ北街」を続けてきましたが、この辺で一応の区切りをつけたいと思います。四年ぶりの日本だったので、やはり書きたいことがたくさんありました。




大通り公園のミュンヘン市との友好のモニュメント ‘72年オリンピックつながり
Pic by Me


十一月の半ばに、二週間の滞在を終えてレイキャビクに戻りました。帰路は北回りで12時間のフライトでヘルシンキまで。そこには午前3時に着いたのですが、さすがにその時間に空港に着くのは初めてでした。あんなに静かになることもあるんですね。

そしてケフラビク国際空港には午前9時過ぎのご到着。こんな早い時間のご帰還も初めて。荷物の整理もゆったりできてストレス軽。次もこうしたいです。

さて、アイスランドへ戻る日。私は千歳空港で機内で読む用の本を求めて書店に入りました。そういえば、今回の滞在では私は一度も書店に入りませんでした。これはかなり異例なことです。

書籍はかさばるし、郵便に制限がある現状ではあまり買い込むのは得策ではありません。コロナの影響なのか、いまだに日本からアイスランドへ大きな航空便を送ることは不可なのです。

不思議です。制限解除を忘れられてんじゃないか?とさえ感じますよ。




空港ですべきことーソフトクリームを食べる
Pic by Me


とにかく、空港の書店で二冊の本を買いました。「櫻子さんの足元には死体が埋まっている」シリーズの太田紫織さんの新作「疵痕(きずあと)とラベンダー」と友井羊さんの「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」シリーズの八作目となる最新刊の二冊。

ちなみにこの二冊とも、新刊ホヤホヤ。目につきやすい場所に積まれていたのでした。「ラベンダー」は11月5日に初版発行。この日は11月の13日でした。「スープ屋」にいたっては、いまだ未来であるはずの11月21日の発刊。へへ。

私は「櫻子さん」のファンでしたので、「ラベンダー」の方が先に目に入りました。さっと見てみると、「櫻子さん」の後を継ぐような高校生視点のライト・ミステリーぽかったので、これは即「買い」これだけでは足りない、と思って「スープ屋」の方も手に取って見ました。

これも同系のライト・ミステリーぽかったので買うことにしました。このシリーズはまったく知らなかったので、いきなりシリーズ最新刊から始めることにとまどいはありましたが、空港書店という限られたチョイスですから妥協です。

千歳から羽田へ向かう、わずか90分のフライト中に「ラベンダー」の半分は読んでしまいました。面白いです。今のところ「殺人」のないライト・ミステリーですが、「謎」はあり引き込まれます。多分、これもシリーズ化して続編が出てくるのでしょう。




「疵痕とラベンダー」


「櫻子さん」シリーズと同じく、高校生の少年の一人称の語りでお話しが綴られますが、この点は後でもう一度触れます。

「スープ屋」の方は、ヘルシンキまでのフライトが終わり、早朝の空港で朝7時のケフラビク行きを待っている間に読み始めました。先ほど言いましたように、シリーズものへの途中参加でしたので、レギュラーの人間関係を把握しておらず、「ぐいぐい」引き込まれるところまではいきませんでしたが、それでもGood enoughではありました(偉そうに!) 。

こちらの主役はアラサーまじかのOL。やはり「殺人」のない軽いミステリーです。で、この「スープ屋」を読み終わるかどうか、というくらいのところでアイスランドへ到着しました。

薄い本なのに時間がかかったのは、12時間プラス4時間のロングフライト中にワインやウイスキーを飲んだのと、睡眠不足、旅疲れ等々の影響です。




午前3時過ぎのヘルシンキはヴァンター空港 さすがにガラン
Pic by Me


レイキャビクは西街の我が古アパートへ戻った私は、旅の後片付けを終えた後で「スープ屋」を完読しました。Good enoughを越えて、かなり面白かったです。

そうなると、今度は「スープ屋」のシリーズの始まりから読みたくなります。ありがたい時代、電子書籍で「今、すぐに」読むことができます。というわけで、私はBookliveで「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」シリーズを、買い足し買い足しして、その後の一週間くらいでシリーズ読破しました。

「しずく」というスープをメインとする、都会の中の小さなレストランが中心になり、そこのシェフが頭脳明晰な探偵役。出入りする馴染客のOLとの関係がシリーズを流れる糸です。私の頭の中ではこのOLは波瑠さんで決まりです。

ストーリーも面白いのですが、やはり日本の中での生活感や人間関係と描き方の面白さがあります。これは「櫻子さん」シリーズや、他のお気に入りのシリーズでも共通していますね。

だからこれって、私の場合よくある「日本帰省の後遺症」なんですよね。日本へ向かう往路のフライトで、私が読んでいた本は「イヴ&ローク」シリーズのミステリーで「欧米か?」です。

ですが、総じてアイスランドへの帰路では「櫻子さん」であったり、西村京太郎さんの「十津川警部」だったり、梓林太郎さんの「茶屋次郎」シリーズだったりします。日本化してるんですよね、その頃には。

で、レイキャビクに戻ったとたんにスイッチが入れ替わるか?と言うと、そうもいかないのがこの十年間くらいの傾向です。後を引くんです。「日本ノスタルジー後遺症」みたいな。

私は本を読む時には、かなり浸り込むタイプなので、読んでいる最中は心は日本です。そうやって、日本での生活感をチビチビ引き延ばしにかかっているんです。今回は、けっこう長く続きました、このノスタルジー後遺症。




「スープ屋しずくの謎解き朝ごはん」最新刊


「スープ屋しずく」シリーズの後は、またしてもライト・ミステリーを探して、以前から知っていたけどあまり読んでいなかった「珈琲店タレーランの事件簿」というシリーズにも舞い戻りました。

女流作家による前述の二作とは異なり、これは岡崎琢磨さんという男性作家の作品。十年くらい前に始まったシリーズですが、これまでに8巻が出ています。まだ特に完結はしていないと思いますが、どうなんだろ?最新刊は昨年に出ています。

このシリーズは、基本的には大学生とおぼしき青年アオヤマの一人称語りで綴られます。タレーランというカフェの女性バリスタ美星が探偵役の才媛なのですが、アオヤマと美星との関係がシリーズを通しての軸になっています。青春だな。

「日本ノスタルジー後遺症」について、もう少し書きたいことがあります。ですが、長くなりすぎますので今回はここまでとしましょう。続きは次回ですが、次回からは「レイキャビク西街」に戻る予定です。(*^^*)


*これは個人のプライベート・ブログであり、公的なアイスランド社会の広報、観光案内、あるいはアイスランド国民教会のサイトではありません。記載内容に誤りや不十分な情報が含まれることもありますし、述べられている意見はあくまで個人のものですので、ご承知おきください。


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