教えて!TOSHIさん:ブログ版

ライブハウス<T☆ROCKS>のオーナーTOSHIによる、音楽や音楽以外・・のお話!

T☆ROCKS:TOSHI

小田急相模原ライブハウス <T☆ROCKS>のオーナー「TOSHI」です。 音楽の話、音楽以外の話・・などなど色々!HPの 「教えて!TOSHIさん」も更新中! t-rocks@jcom.home.ne.jp

新しいライブ様式(?

2020-08-27 | お店情報

暑い日が続いておりますが皆さんお身体にお変わりは

ありませんか?

 

昨日はアコースティック系ソロアーティスト「空人」君の配信ライブ。

9月27日(日)のソロライブに向けての定期的配信ライブです。

ユーチューブでいつでも見られますのでぜひどうぞ。

彼の配信ライブはこれで最後になります。あとは生ライブのみですね。

ま、気まぐれに配信するかもって言っていたので「最後の配信です」と

言うのはロックバンドとプロレスラーの引退宣言くらいあてにならない可能性も

あるのですがとりあえずソロまでは彼に会うことは出来ません。

 

お店のライブ等もバンドはなかなか難しい状況が続いていますが、引き続き

2組まで限定人数での募集はしております。

もちろん1組でも歓迎です。自由に出来て楽しいと思います。

ソロの方などメンバーが少ない場合などもご相談ください。条件次第でお安く

出来ます。

 

町田プレイハウスがTVで紹介されていました。

やはり試行錯誤しております。さすがに感染防止対策は徹底していますね。

ちょっとありえないくらいに(笑)。

下は別の番組から。

やはりライブハウスと飲食店は感染防止には圧倒的に不利な場所なんですね。

 

元通りのライブの形態と言うのはしばらくは出来ない、あるいはあきらめざるを

得ないのかも知れません。

そうなった場合に”新しい生活様式”ならぬ”新しいライブ演奏&観覧様式”を実践出来るのか

どうか。

演者さんとお客さんがこれをなんの躊躇もなく実践してくれるのか。

当たり前として人との距離を保ち、大声を出さず、マスクをし続けてくれるのか。

お客さんが半分で運営出来るのか。

”コロナが落ち着いたら・・・”と言う言葉をよく聞きますが、これがいつ

来るのか、本当に来るのか・・・。

 

ちなみに私所属のバンドはレコ中でその後ライブか配信か何かやろうとは思っています。

 

プロジェクターを購入して個人で使用できるシアターとしてレンタルするとか、

(ちなみにこれは税理士さんのアイディア)色々策を練っておりますがそれにも

設備投資も必要なので良い売り上げにつながるならいいのですがね。

 

最近ライブ映像と音を撮って多少編集したいとの依頼が来たのでそれも出来れば

いいと思っています。

映像と音を合わせてプロモ的なこともそれほど凝らなければ出来ますので、そちらも

コンテンツとしてやろうかと思います。

 

東京都は飲食店に夜10時までの時短営業を要請して9月も延長するようですが、

やはり補償金をもらっても夜10時閉店となると9時半にはラストオーダーになり

売り上げは相当落ちてわりに合わないようですね。

でもそもそも論なんですけど、9to5(ナイントゥファイブ)で仕事が終わってくれれば

みんなもっと余暇を楽しく過ごせるんですよね。

それなら平日も夜遊べるし10時でお店が閉まってもそこまで打撃はないような気が・・・。

平日の夜もライブを楽しむ余裕がある世界になってくれるといいのですがね。

 

引き続きスタジオ使用も絶賛お待ちしています!!

実は会員証を作ろうかなあなんてことも考えています。


「狼たちの午後」

2020-08-27 | お店情報

「狼たちの午後」1975年、アメリカ映画。主演アル・パチーノ。(当時はアル・パシーノって

呼ばれてましたね)

舞台は”うだるような暑さが続くニューヨーク市のブルックリン区”

今の時期に観るといいかも知れません(笑)。

自分が子供のころは洋楽がほぼ毎日夜の9時から11時まで観られたんですよ。

もちろん日本語吹き替えで短縮もされているんだけど、楽しみに良く見ていました。

同じのが何度も放送されましたね。

先に紹介したクリント・イーストウッドの”ダーティ・ハリー”とか”夕日のガンマン”

なんてのもそうですが、好きな映画は毎回観てしまうと言うね。戦争映画はイマイチ

わかりずらいものもありましたが(子供なんで)・・・。

007シリーズも良く観たな。

 

最近、当時の吹き替え収録のブルーレイが発売されていまして、当時のまま観たいと

言う願望を叶えてくれて嬉しい限りです。

しかも1000円~1500円などと言う破格値で。ま、売れ残って安いんだけど。

 

さて「狼たちの午後」1500円(税抜き)タワレコで購入。

こちらも好きな映画でぜひとも当時の吹き替えで観たいと思っておりました。

アル・パチーノは好きで良く観ているんですが、ゴッド・ファーザーや

スカー・フェイスのマフィア役も良いのですが、この映画ではもうちょい

底辺の心優しきチンピラ役(笑)。

そしてこれが凄くいい。個人的にはアル・パチーノの役柄の中で一番好きかも。

いかにも70年代のアメリカ映画で今の日本人にはわかりずらい感覚があるとは

思うのですが、主人公トニー(本来はソニーだけど吹き替えではトニーと呼んでいる)

の苦悩と銀行強盗をするくせにあまりにやさしくてすべてを抱え込んでしまう人物像が

パチーノと重なって主人公に肩入れしてしまいますね。

しかしながらバッドエンドなのですが最後のテロップでトニーは懲役20年服役中、奥さんと

子供は生活保護等のくだりを見ると、結局、今も昔も世の仕組みは何も変わっていないと少し

悲しくもなりますね。ちなみにベトナム帰りと言うくだりもあります。この時代、主人公が

この設定は多いですね。

 

それとなんと言っても野沢那智の吹き替えが素晴らしい。アラン・ドロンもそうですが

もう野沢那智以外ありえない吹き替えです。

吹き替えではない部分が違和感があるもん。本人の声なのに(笑)。

 

ラストの緊張感は半端ないです。

 

70年代の映画ってなんでこうも迫力や凄み、熱気があるんでしょう。

圧倒されちゃうんですよね。この映画なんてアクションは一つもないんですよ。

それどころか暴力シーンもない。よく考えたら絵的に面白いシーンなんてないんです。

CGも必要ないし、さりとて脚本が凄いわけでもなくどんでん返しがあるわけでもなく、

舞台も結局、銀行の中と前だけです(笑)。ラストに空港が出てくるだけ。

これだけ退屈する要素満載なのに120分もくぎ付けになるって凄いですよね。

 

今の映画はCGも満載で舞台も色々変わって退屈はしずらいんですが結局、残らない、

忘れちゃう映画ってのが多い気がしますね。強烈に印象に残らない。

軽いんですかね・・・。