鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

河合商会 #KP-183/トラ90000の色差し・その2

2006年09月25日 | 1:150 客車・貨車
台風も逸れていい日和になった週末、
息子どもと彼の友人を連れて、東京・葛西の臨海水族園に行ってきました。
マグロは回遊するときにに邪魔ですから、背びれをふだん畳んでいるのだそうです。
ところが進路を変えるなどで急ブレーキをかけるときには、
その背びれがにゅっと出てきます。
水の抵抗をうまく使っているということですね。
東北新幹線の試作車にもそんなやつがいたなあ、と。


さて、ネットで「トラ90000」と検索していたら、こんなサイトがありました。
あおり戸の内側が茶色であるということが判る画像もあります。
感謝!
さっそく、作業開始です。

さてさて、金網が邪魔です。爪で固定してありますし。
どうやって塗ろうかな……。外れないかな……。
引っ張ると、かぱっ!    
簡単に外れてくれました。
ただ、はめこんであるだけのようです。
金網は、車体裏側で爪を軽く折り曲げて留めてありました。
曲げを戻し、慎重に押します。
ゆがんだ爪は、あとでヤットコで平らに直しておきましょう。
でないと、えらく戻しにくい目に遭います。
金網なしで記念撮影。    
ただのトラですね。
ここまでばらしてから、内側を塗りました。
塗料は、Mr.カラー#41「レッド・ブラウン」を使っています。
実車はもっとベンガラ色に近いので、「茶色(原色)」のほうがよいかもしれません。
乾燥待ちの間に、輪芯を黒に、またカプラーの交換もしておきました。
再び組み立てて、このとおり。

らしくなったと喜んでいたら……。
実車では、チップが雨に濡れないようにシートを掛けて運用していました。
そのシートは、空車のときには片方の妻板側に丸めて畳んであったそうです。
やっぱ、作らなきゃダメ?
元箱を見たら、内箱が車輛の外形ぎりぎりに成形されています。
畳んだシートを載せたら収まりません。
や~めた!
これで竣工です。
コメント (4)
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