鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

KATO #5068ナハフ11形の色差し

2018年03月20日 | 1:150 客車列車
思うに任せないことでばたばたしているうちに、都心では桜が咲く季節になってしまいました。
おや、まぁ…。
ちょっとブログの間隔が空いていると、どんどん日々は過ぎていきます。

こんなときに…
1輌だけで色差しをして遊べる模型があるということは、幸せなことです。


KATO製のナハフ11形です。
なんども再生産されている製品ですが、これは最初期のロットです。

室内を塗り分ければ、それだけで見違えるはずです。


10系軽量客車の座席車は、車内の配色が寒色系だったようなので、仕切り板は淡緑色にしました。
乗ったことがないのです。


デッキへの引き戸や路線図の入った額を表現すると楽しいのだろうけど。


1区画だけ成型が省かれている座席を作れば、より完全なのだけど。


ワタシのことですから、塗るだけです。

この形式、登場時は特急列車の最後尾になることもあったので、妻板の窓が3枚並びます。
展望車を連結しない代わり、と聞いたことがあります。


製品では、テールライトのケースが成形されていますが、それは窓から少し見える大きさです。
ふだんだったら、目立たないように黒く塗ることが多いのですが、
乗客のためのフリースペースだったことをイメージすると、真っ黒けはつまらない。
全体を淡緑色で塗りつぶしておきます。

車掌室の仕切りを足せば、というのも今後の課題。

床板と台車の塗装も後日として、とりあえず組み戻します。


連結面側も、貫通ドアとテールライトを塗り分けておきました。


最低限、ここまで手を入れておけば、自分の模型になったような気がします。
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保護棒の色差し 旧型客車三昧(番外)

2012年11月01日 | 1:150 客車列車
ハロウィンという欧米のお祭り、いつの季節なのかすら定かではありませんでした。
全くなじみがありませんで。

どこでどう広まったのかはわかりませんが、
街中でかぼちゃを見かける機会は、ずいぶんと増えました。
黄色いカボチャですから、それ自体なじみがありませんでしたよ。
あれは、煮物になるのだろうか?
かぼちゃを飾るのですから、起源は一種の収穫祭と考えていいのだと思っています。
だから、この季節だ、と。

で、このお祭り、愉しいモノなのだろうか?

さて。
お客様への経過報告。
別件で、KATO製荷物車の窓ガラスの保護棒の色差しを承っています。

500円/1輌として手間賃を設定してみました。

実際に塗ってみると、集中力が途切れるまでが勝負ですから、
無茶苦茶割のいいものではありません。

自分の分ならどうでも塗っちゃいますが、
人さまのモノですから、いい加減なことはできません。

複数ありますので、ぼちぼち進行中。


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仕掛かり品のスユニ50~板谷峠427レ・その17

2009年06月08日 | 1:150 客車列車
日曜日は、お天気になりました。
いいですね。

塗装日和かもしれないのですが、けっきょく日永一日、呆けておりました。
ちょっとだけ片付けをしたりして。

片付ければ、当然出てきますよ。
仕掛かり品が。
最後の記録は、もう3年近く前。
そのあと、屋根の塗装をやり直したはずですが、いつだったのか判りません。

ともかく、
雨樋の処理が汚いのが気になって、放置していたのでした。

思い立って、Hゴムに色差しを始めます。
勢いに乗って、レタリング。

ほとんどすべて、バラで数字を拾ってきたのですが、及第点でしょう。

郵便マークも。

金属ボディはホコリがつきにくいので、塗装は楽だったと思います。
静電気の問題でしょうね。

この距離で見れば、なかなかいけそうです。

ちょっと、気が楽になりました。
手は、動かしてみるものですね。

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嫌気が差さぬよう、ハンダ付け

2007年04月26日 | 1:150 客車列車
福知山線の脱線事故から、2年が過ぎました。
でも、自分の感じとしては、もっと昔のことのような気がするのです。
それだけ、記憶が風化するのが早くなってしまったのでしょうか?
どうしちゃったのでしょう?

机の上に、目を向けます。

お座敷客車「やすらぎ」の側板です。
瞬間接着剤で組んだものの、剥がれました。
弱いのは、接着剤が古かったか、あるいは表面が汚れていたか。
目を背けて、うっちゃりたくなりますね、こういうのは。

預かりものです。
諦めてはいけません。

剥がしてから、仕事場に持っていきました。
塩酸で洗います。
そのあと、ハンダ付け。
洗って、磨くと……


でも、ここまでが大変でした。

瞬間接着剤を半田ゴテで熱すると、目にしみます。
シアンガスかもしれないですね。
なかなか危険な目の痛みです。
だから、仕事場に持っていったのですが。
やり直すときには、できるだけ瞬間接着剤は除去しておきましょう。
初めからハンダ付けで組んだほうが、楽でした。

ソフトメタル製のドアもハンダ付けで。

溶かしすぎないよう、かなり慎重にやらねばなりませんが、
外れる心配はなくなりました。

1枚につき、30分以上が経過……。
日に1時間づつ直すとなると、1週間弱がかかる計算です。

まぁ、ゆっくりとやるべぇ。
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お座敷客車「やすらぎ」~側板を貼り終わる

2007年03月14日 | 1:150 客車列車
NHKで“ドキュメント72時間”という番組をやっていやのですが、
半年で放送終了となってしまいました。
ちょっと視点が面白いと思ったのですが、視聴率がとれなかったのでしょうか?
ちょうど“世界の車窓から”と、かぶるしな。
気分としては、
「視聴料をまけろぉ~!」
といったところであります。

さて。
頼まれもののボナ・ファイデ・プロダクツ製「やすらぎ」キットですが、
ようやく、側板に内板と客ドアを貼り終わりました。
もくろみとしては、もっと早く終わっていたのですが。

思ったよりも時間がかかった理由は、こんなものでしょう。
・側板と内板、ドアパーツとの曲げの調整に手間がかかったこと。
・瞬間接着剤が乾くまでの時間が、あんがいかかったこと。
風邪をひいたことは、理由になりませんね。

ハンダ付けでやれば、もうちょっと早かったかもしれませんが、
家に帰ってきてまで、細かいハンダ付けをする気にはなれませんでした。
でも、瞬間接着剤はまだ、扱い慣れたとはいえません。
未熟だなぁ。

表にはみ出した瞬間接着剤は、いずれ仕上げるつもりです。

説明書によればこのあとは、
妻板を貼り合わせたり、ガラススペーサーを貼るのだそうな。
まだまだ瞬間接着剤の出番は続きます。
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まだ風邪は治らないものの

2007年03月10日 | 1:150 客車列車
昨夜は久しぶりに、小一時間ほど模型を触りました。
この1週間、早めに寝ることを心がけていましたから、
なんだかリハビリになったみたいで、気分も乗ってきました。
「病は気から」
などという言葉もあります。
「今日は目が覚めたらすっかり元気!!」
ということを期待しながら床についたのですが、さすがに甘かったみたい。

3月10日といえば、東京大空襲の日です。
去年か一昨年か覚えていませんが、NHKで、被災者がどのように逃げ延び、
あるいは逃げ遅れたかを追跡調査した番組がありました。
総武線の亀戸から、通称、小名木川支線と呼ばれる貨物線があります。
この晩、本線から貨物線が分岐するくさび形の土地で、
700人もの人々が焼け死んだそうです。
この駅は当時から盛り土による高架となっていました。
2つの築堤に阻まれ、袋小路になってしまったのだそうです。

ふだん利用しているだけに、また鉄道が好きなだけに、
ちょっとつらい話を聞いたと思いました。
合掌。

さて。

貼り合わせている「やすらぎ」の側板ですが、
内板を貼り合わせる前に、ドアを貼っておくことにしました。

説明書の記述とは逆順になりますが、
車体裾の曲げに誤差があると、ドアパーツと隙間が生じるのです。
しかし、内板を貼ったあとでは曲げ直すことができませんから、
先にドアを貼りながら、曲げの修正を済ませようというわけです。

隙間ができてしまったものは仕方ありません。
慎重に剥がして、貼り直しましょう。
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お座敷客車「やすらぎ」~側板の貼り合わせ

2007年03月05日 | 1:150 客車列車
日曜日、私の住んでいる千葉県は変な陽気でした。
妙に暖かくって。
まるで5月の連休のような感じでした。

ホントに、今年は雪が降らないんですかね?

春ということで、スポーツニュースも賑やかになってきました。
野球もキャンプに続いて、オープン戦も始まりましたからね。
そうそう、新聞屋さんがオープン戦の招待券をくれました。
18日の日曜日、天気がよければ行って来ましょう。

しかし、なんでTVのスポーツニュースは大リーグの話題ばかりなのでしょう?
たしかに、松坂も渡米して、話題に事欠かないのは事実ですが、
日本にもプロ野球があるんだし、ほかのスポーツだって。

では、本日の工作です。

側板を、貼り合わせました。
隙間のないようにきちんと押さえながら、瞬間接着剤を流すのです。
でも、これがあんがい、難しい。
この車輌のばあいは裾が絞られているから、密着させにくいのです。

瞬間接着剤は、接着する面の間に残った空気をすべて押し出したときに、
固着する性質があります。
だから、なるべく面的に広く押さえたいのですが、
裾が絞られているものだから、いちどに全体を押さえることができません。


少しづつ流して、少しづつ、止めていきました。
下敷きには、画像下側に写っているベークライトの板を使っています。
ふだんは、熱に強いという利点からハンダ付けのときの台として使っていますが、
今日は、わりと平滑という利点を活かして定盤の代用です。
カツミのお店で探してきました。
ハンダ付けをしないかたにも、オススメの一品です。
なお、ベークライトも瞬間接着剤でほかのものとよく接着します。
流しすぎるないよう、ご注意を。

表にはみ出した分はあとで削り取るつもりなので、
今のところ気にしておりません。

ふう。
3枚接着したから今日はおしまいです。
まぁ、ゆっくりやりましょう。
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お座敷客車「やすらぎ」~側板の曲げ

2007年03月04日 | 1:150 客車列車
かみさんが、出張土産でいなだを1匹買ってきました。
お店で、3枚に下ろしてもらってきているので、頭はないのですが、
それでもなかなかの大きさ。
「できれば刺身にしていただきたいのですが……」
「食べる直前に切った方がおいしいよ」
そんな会話があったとかで、皮をむく羽目になりました。
それが、皮が固いというか、厚いというか。
皮を剥ぎ、小骨を取り除いて刺身にするまでに、30分以上かかりました。
お店で頼むと、ほんの4~5分くらい待てば、作ってくれますよね。
包丁の研ぎかたや包丁さばきもあるのでしょうが、
プロはさすがだなぁ、と思いました。

さてさて。
昨日、ランナーから切り出し、切り口を仕上げた側板を曲げましょう。
実車が12系の改造車ですから、車体の裾が絞られているのです。
キットでは裏側に溝が入れてあって、曲げラインが一定になるようになっています。

説明書にはこう書いてありました。
「ラインに沿ってスチール定規で板を挟みクリップで固定し、
定規より出ている部分に別の定規等の板を当てて車体を曲げます。
曲げ角度は妻板を参考にして下さい」
クリップで充分なんだぁ。
バイス買わなくてもいいのかな?

説明書を参考に、こんなモノを作ってみました。

理想は15センチのスチール定規を2本揃えることですが、
手元にある15センチと30センチの定規各1本を使うことにしましょう。
クリップは、大きめの目玉クリップです。
定規がクリップから外れると使いにくいでしょうから、
両面テープでクリップに固定しておきます。

こんなふうに持ちまして、曲げましょう。

写っている車体側板は裏側の面で、すなわち手前側に曲げます。
谷折りと言ったほうが判りやすいでしょうか?
プラスチック製の第3の定規を当てて、曲げました。
手のひらで包み込むような動きです。
なお、定規が曲げる材料から浮かないよう。

目玉クリップでは押さえる力が弱いのではという懸念をよそに、
わりと簡単に曲げることができました。
板厚が薄いことと、裏側の折り曲げラインに溝を入れてあるからこそ、
こんなお手軽な工具でも作れるのですね。
HOゲージで車体を自作するとなると、こんなモノでは済みません。

曲げすぎましたら平らに直したりしまして、
6輌分12枚の側板がうまく曲がるまでに、1時間ちょっとかかりました。

側板の内板も、同じようにランナーから切り離して、
仕上げて曲げなくてはいけません。
下ごしらえは、まだ続きます。

ふう。
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「やすらぎ」~側板を切り取る

2007年03月03日 | 1:150 客車列車
「耳が痛くて、眠れない」
昨夜遅く、半べそになりながら次男が起きてきました
すわ、中耳炎か?
うちは共働きなので、熱でも出されると、正直なところ辛いものがあります。
どちらかが、急に休みを取らなくてはいけませんからね。
ところが。
今朝はけろっと、上機嫌。
「バファリンって、よく効くね~」
呑気なことを言っておりました。
近所に夜24時まで開いているドラッグストアがあるのですが、
ゆうべ、閉店直前に駆け込んだのが功を奏したのかもしれません。
正直にいって、とても助かりました。
どなたかが真夜中まで働いていてくれるおかげです。

さて。
エッチング・キットですから、まずパーツをランナーから切り出さねばなりません。
切り出したらこんどは、切り口をきれいにヤスリで仕上げることも。
めんどうですが、組むときの邪魔になったりするので、
この作業は欠かせません。
気持ちははやるのですけど。

こんなとき、手持ちのニッパーが切れないことに気づきます。
よく見ると、先っぽが合っていません。
使い込んだからなぁ。
仕事場にいるベテランの職人さんを見習って、ヤスリで研いでみました。
先輩というよりも神様のようなひとで、
ニッパーはおろか、カッターナイフの刃まで研いで使っていることがあります。
へぇ。
カッターナイフの刃も研げるんだぁ。
初めて目の当たりにしたとき、そう思ったことを覚えています。
普通のひとだったら、使い捨てでしょ?
肝心のニッパーの切れ味ですが、少しはよくなったように思えました。。

気持ちがはやる理由のひとつに、パーツが単体では弱いということがあります。
早く張り合わせたり組み立てて、補強したいと思うのですね。
下ごしらえせずに、ぱぱっと手を付けたいところです。
が、我慢、我慢。

内張りには、0.3ミリの穴を開けるよう指示があります。
これまた気がはやると、ドリルを折ったりします。
「メーカーで開けてくれれば楽だなぁ」
そう思う瞬間です。

下ごしらえは、キットを組むときの大事な一工程のように思います。
なぜなら、そのときにパーツの形や当て位置を観察するよい機会ですから。
イメージトレーニングというと大げさですが、全行程を頭に描くことで、
のちのキット組み立てがスムーズになると思うのです。
カップラーメンではないのです。
お湯を注ぐだけなら、中身の色や形を観察するひとは稀でしょう。
でもね、ここでは麺の縮れ具合を気にしておくべきかな、と。

側板パーツを仕上げて並べてみました。
早くも、クリーム地に赤と青の細帯の入った編成が目の前に立ち上がるようです。

つぎの工程は、車体裾の曲げです。
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「やすらぎ」~キットの確認

2007年03月02日 | 1:150 客車列車
次男が、耳が痛いんだそうです。
中耳炎かもしれません。
誰しもが通った道でありますね。

去年の秋に依頼を受けてからずーっと放り出してあった、
高崎区のお座敷客車「やすらぎ」のキットですが、
そろそろ始めましょうか。
春になってきたことですし。
というよりも、今年は東京に冬が来なかったような気がするのですけども。


さて工作に入る前に、欠品の有無と部品構成を確認するために、
いちどキットの袋からすべてを出してみましょう。

6輌編成のキットですが、車体の側板は3種類からなります。
そのうちこれは、両端に連結されるスロフ12形のもの。
キット自体はNゲージで一般的な、真鍮の2段エッチングによるものですが、
形の複雑な妻板や側ドアー、展望室インテリアなどは、ソフトメタルの鋳造品です。
展望室の窓サッシや手すりなどは、強度保持のために洋白製。
とくに細いパーツですね。
曲げやしないかと冷や汗ものですから、予備が入っているのは良心的。
また、マスキングの型が入っているのですが、判るでしょうか?

こちらは中間車オロ12形のものです。
小窓の配置によって2種類あるのですが、ここではうち1種を掲げるにとどめます。
右上に移っているものは、室内の仕切板。
障子のような窓が抜かれているのがお判りいただけるでしょう。
こういうパーツを見ると、早く塗ってみたくなりますね。

側板は、車体の裾を曲げなくてはなりませんが、
そのためにはランナーから切り離さなくてはなりません。
バラバラになったあとで困らないように、
あらかじめ裏側に車番をメモしておきました。

さて。
曲げるためにはバイスが便利なのだけれども、持っていない。
どうしよう?
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