鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

太帯のマスキング GM京急2000形・その5

2012年01月11日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
急に年賀はがきが1枚必要になって、深夜のコンビニへ。
1月11日午前1時。
まだ売っているのですね。

さて、赤い京浜急行。
白に近いアイボリーを、車体窓まわりの色として吹きました。
これを、マスキングします。

乗客ドア上辺を目安にすればいいようです。
実際に何通りかを貼ってみて、8.25mm幅で切り出せば、何とかなりそうなことが判りました。

8.25mmといっても、手元のステンレス定規は0.5mm刻みです。
8.0mmの目盛りと8.5mmの目盛りの中間点ということで、厳密な数値ではありません。
そもそも、0.1mm前後の工作精度がワタシにあるかというと、アヤシイものです。

乗客ドア上辺が、紙一重で白くなるように位置決めしました。


窓サッシの上下が、だいたい同じ幅になればよし、と。

車側灯が、塗り分けの中心線上にくるみたいですね。

妻面の塗り分けは、はみ出した分を目見当で切断。

すべてが、だいたいです。

乗客ドアの段差は、切れ込みを入れて密着。


さらに、もう1枚貼り重ねてカバーしました。


3輌を済ませたら、1時間ちょっとかかりました。

焦らずに、進めましょうか。

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白い車体に~GM京急2000形・その4

2012年01月08日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
夕食後など、日飲むお茶のために、美味しい水を汲んできています。
もっぱら、かみさんの担当で、知人と出かけたときに汲んでくるのです。
愛用しているのは房総半島久留里の水。
造り酒屋の店先で、分けていただけるのだそうな。

久留里線のキハ30、37、38形の引退も決まったことですし、
出かけるかたも多いと思います。
ついでに立ち寄ってみてはいかがでしょう?
かみさんが汲んでくるお水を分けてくれる須藤本家までは、
久留里駅から歩くと、ちょっとあります。
車を置く場所はあるそうです。
蛇足ながら、分けていただいた感謝をこめて、清酒「天乃原」もどうぞ。

さて。
京急2000形です。
窓周りの白色を吹きました。

純白ではなく、どちらかというとアイボリーというアドバイスをくださったかたがいまして、
「白」と「小田急ケープアイボリー」を混ぜています。
だいたい、等量くらい。

乾燥待ちの間に、窓の裏側を塞いでおきました。

このあと、車体色のバーミリオンを吹くわけですが、
車体裾などから赤い霧状の塗料が、窓から車体表面に回ってこないように予防するのです。

先頭部は、ちょっと丁寧に車体内側をマスキング。

前面窓は大きいですから、側板の裏側が見えやすいでしょう。
赤かったり白かったりすると、おそらく目立ちます。
室内色を吹いておけばよかったのでしょうね。

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下地処理~GM京急2000形・その3かぁ?

2012年01月06日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
仕事始めでした。
いつもの日々が戻ります。

また、締め切りに合わせて模型を出荷する毎日ですね。
年末に、ギリギリのスケジュールをかいくぐって必要数を出荷しましたから、
気分的には正月休みですべてが振り出しに戻ってしまった感じです。
初日は、あまり気合いが入りませんでした。
まさしく“正月ボケ”です。

さて。
今年こそ、溜まっているキットを片づけよう!
毎年、年始に思うことです。

いくら検索しても、前回記事がこれだけしか出てきません。
初回2回目で、車体の箱組みまで。
2008年9月のことです。
床下機器も組んで、どなたかに資料の所在のコメントをいただいた記憶もあるのですが。

いつだかわからないのですが、車体を白く塗ってありました。
ただし、ホコリが混じっていたりします。

水研ぎで、仕上げておきました。
いつだかわからない、上塗りの日に備えての準備です。

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前面を付け直す~京急400形・その17

2009年03月13日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
千葉県は関東平野の東にありますから、
東京なかでもワタシの育った多摩地方と比べると、富士山が小さく、それも低く見えます。
それが、なんとなく悲しい。
だから、通勤の途上の江戸川橋梁から富士山が見えると、それだけでツキがあるような気がしてくるのです。
今朝も、よく見えました。

さて。
帯の高さが、前面と側面とで食い違わないようにするため、一計を案じました。

帯の位置にテープを貼っておき、それを目安にしようという考えであります。

まずは前面パーツに。

側面にもなるべく水平を保ちながら、回しておきます。

治具を作って正確にケガキ線を入れるのが、たぶん、いちばん正解です。

接着。

裏当てのリブ(補強板)は削り落しておきました。
あとで、つけ足すつもり。

段差ができました。

前面パーツは、先日よりもやや下の位置となりました。
鈍重な感じになりそうですよ。

正しいのか?
この段差は?

4輌中1輌の仮組みです。

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塗装落とし~京急400形・その16

2009年03月08日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
最近、更新が滞っております。
マメに見に来てくださっているかたへ~ありがとうございます。
で、ごめんね。

いろいろとありまして、模型に集中できない日々が続いております。
気力がわかないときもしばしば。

土曜日。晴れました!
しかも、暖かい。
春うらら。
クリスマス前から放置していた京急400形に手を着けました。
外へ出て、塗装を落とそう!
そもそも、ありえないでしょ?
この塗装は。

前面パーツの組み込みがいけません。
帯が曲がっています。
帯が直線になるように調整しながら組み立てなかった、ワタシの拙速が悪いのですよ。

シンナープールは、TOMIXの室内等セットが入っていたケースです。
フタもできるので、好都合。

白帯までしか塗っていなかった車体から手をつけます。

別の容器に移して、すすぎ洗い。

器は、去年あたりの苺のパックです。
枇杷かもしれない。

面白がられて、かみさんに撮られた…。

のどかな昼下がりです。

続いて、赤い車体。

赤い塗料は、たちが悪いような気がします。

落ちました。

カッターナイフをこじ入れて、前面を外しましょう。

上手く、いきそうです。

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ぼってり、浸みこみ、あとずさり~GM京急400形・その15

2008年12月24日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
まぁ、この時点で考え直しておくべきだったんだ。
これは、先日塗った帯色の「白3号」。
いただきモノの缶スプレーで吹いたので、いくつかダマになってしまっているのだ。
なにせ、10年以上前の缶スプレーだからね。
中の圧力が下がっているのか、それとも塗料の粘度が高くなったのか。
いずれにせよ、きめ細かな霧にはなりにくいのだ。
だから、こういうことも起こりうる。

それでも慎重に吹き付けて、やや梨地といった按配で塗りあげた。
この画像の部分もペーパーをかけ直したから、周りと同じように仕上がった。

そこで、図にのった部分は、ある。
「古い缶スプレーでも、なんとかなるさ」

帯をマスキングするために、幅の広いテープを切り出す。
幅は1mm。

「齢をとると目が利かなくって」
職場の先輩の愚痴を思い出す。

このように切り出すと、どうしても幅の違いが出てくる。
だから、このように拡げて不良品はハネておく。

準備万端か?

帯の位置、すなわち車体裾からの高さは目見当で決めた。
側面の窓からやや低い位置を目安に、貼ってゆく。

左右の側面で、窓の高さが違うモノが出てきて慌てる。
歪んだまま組んでしまったらしい。
思わず、投げだしたくなる。

日が暮れるのが嫌なので、帯のマスキングは4輌分までしか進まなかった。
テープの断面にホコリがついてしまうのも嫌だから、とりあえず、塗ってしまおう。
ここで、もうひと缶、古いスプレーが登場する。
これが、よくなかった。

ダマになる。
始めてしまったら、後戻りがきかない。

強行突破を図る。

塗り重ねることで、トータルでムラが目立たなくなることを目指す。
もはや、厚塗りを厭う局面ではない。

ぼってり。


しかも、このざま。

いつもどおりにマスキングはできているはずなので、原因は厚塗りしかない。

せめて、もっと早くテープをはがしていたら、あるいは影響は小さかったかもしれない。
テープの表面から浸みこんだように見える個所もあるのだ。
テープの選定を誤った可能性も、ある。

ふつうだったら、捨てるところだ。
IPAに漬けて塗り直すだろう。

しかし、手戻りも厄介だ。

赤い車体色は、厚塗りだ。
下地の白色との段差が、そこそこある。
だから、白色を筆で塗り直すことにした。
表面張力を活かしながら、塗料を流し込んでいく。
2~3度塗り重ねれば、はみ出していた赤色を隠すことができる。

面倒だし集中力も要求されるが、塗り直すよりは早い。
ただ、この赤塗が許せるかどうかは、別の問題だ。

帯色は直せる。
赤い車体色は、活かすか?
それとも、捨てるか?

はがしたら、永遠にお蔵入りしそうな気はしている。
だったら、このまま進めていったほうが、いいかもしれない。
100点満点への道は閉ざされ、せいぜいが40点だったとしても。

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「白3号」を吹く~GMベース 京急400形・その14

2008年12月22日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
日曜日は、南瓜と柚子湯の日です。
ワタシの住むところは、異様に暖かな冬至となりました。
午後からか南風が強まりまして、ストーブがいらない暖かさに。
春一番が吹いたような感じです。

冬至といえば、柚子湯です。
子どものころから、楽しみだったなぁ。
湯船にぽかりと浮かんだ柚子は、体を動かしたときの波に揺られてあちらこちらへ。
予測できないその動きと、凹凸だらけのスマートではない丸み。
なんとも捨てがたい愛嬌を感じます。

さてさて。
暖かいので、表に出て塗装する気になりました。
いろいろと仕掛品がありますが、師走はなにかと時間がとれません。
1色でも塗れれば良しと考えましょう。

そこで、京急400形の車体塗装を1工程。
赤い車体に白い帯の電車です。
帯の白色から塗るのが順当でしょう。

屋根のマスキングは、コーナーから始めます。

次いで、直線を。

ここまでが30分くらいでした。

いつもでしたら、スプレーワークを取り出してくるところですが、
手元にワケあり品の缶スプレーがあります。
これを使っちゃいましょう。

いつも思うのですが、缶スプレーを使いこなすのは難しいですね。
このように、気泡が出たものがいくつか。

要するに、吹き付ける量が多すぎたのですよ。
慣れの問題ですかね?

下手くそだなぁと思いながら、ペーパーをかけて塗り直し。

そうこうしているうちに、日没終了。

6輌は、とりあえず何とかなりました。

赤色を塗るのは、年明けかもしれません。

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下塗り~京急400形・その13

2008年11月25日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
連休最終日は、家族でお買いもの。
寒空のしたを、歩いてきました。
雨も降っていましたから、さすがに空いていましたね。

津田沼駅南口の書店「丸善」で、万華鏡の展示即売会をやっていました。
子どものころに遊んだ万華鏡と、基本的な構造には差はありません。
しかし、さすがに作家モノは違います。
筒がステンレスの磨きだしだったり、釉薬のかかった焼きものだったり。
覗き見たときの模様の素になるビーズなどのパーツが入っているところに、
オイルを充填してあるものがありました。
動きがゆっくりと滑らかになるので、見ていて新鮮でした。

さて。
昨日の続き。
京急400形のサーフェイサー吹き付けは、どうにか形になりました。

このくらい離れたところからみると、きれいにまとまっているでしょ?

パンタ配管も、実車と違いがあるとはいえ、それはそれらしくまとまりそうです。

大きな傷は無いし。

小窓化した、サハの連結面もこの程度には仕上がりました。

ちょっと、ほっとする。

しかし、だ。
子細にみると、こんな按配。

妻板を丸く仕上げたときに、削り具合が一定でなかったのですよ。
だから、縦樋が丸まって見えることに。

輪郭にかかわるところだけに、おろそかには出来まいとは思うのですが、
削りすぎたところにパテを盛っても、きれいに仕上がるとは思えず…。

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パンタ配管~京急400形・その12

2008年11月17日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
晩ごはんに、おでんを作りました。
煮込んだ時間は2時間弱。
もうちょっと、煮込みたかったところですね。

専門の老舗では“○時間煮込んだ”とか“○年前から継ぎ足している出汁”とか云います。
並大抵のことでできる話しではありません。
現代なら、ガスや電気を使えばいつまででも煮込むことができますが、
薪などを使ってかまどで炊いていた時代には、火の管理はもっと大変だったはず。
旨いものを食べるために、人間は執念を燃やし続けてきたのですねぇ。

執念といえば、お酒もそうです。
酵母に任せて1年間以上待つのですから、それだけでもたいしたもの。
祖先が営々と積み上げてきた食文化に対して、盃を傾けましょう。

酔って傾いたわけではないのですが…、
福井は越前大野のお酒です。
かみさん曰く、
「日本でいちばん旨い」

さて。
京急400形。
北陸の銘酒を飲みながら、関東の電車を作ります。

あちこちをペーパーで仕上げております。
だいたい800番か1200番のペーパーで磨いておりますが、塗膜が薄いと傷が見えるかもしれませんよ。
あとでサーフェイサーを吹くつもりでいますけれど。

そんなわけで、目に見える進捗はパンタグラフの配管だけ。

これは、加工前。

おそらく、1000形のなかの新製冷房車、すなわち集中クーラー付きのグループをプロトタイプとしています。

資料を見るかぎりでは、400形はちょっと違う形をしています。
たぶん、1000形冷房改造車のモノと同じではないかと。

母線だけ削って、終わりにしました。

見ればわかるように、手抜きです。

もしこれを、実車のとおりに再現しようとなると、なかなか大変なことになります。
配管が縦に並んでいる部分があるのです。
積んであるといったほうが正しいかもしれません。
どうやって強度を確保する?
そんな割りピンあったっけ?
ちょっと躊躇します。

ここで実車どおりにしようと配管工作をすると、
先頭車のアンテナ配管も作りなおさねばなりません。
で、縦2段の配管がきれいに、歪みなく、壊れないように出来上がるかというと、
その保証はどこにも、ない。

だから、逃げました。
そのぶんは、きちんとした色差しを心がけることでカバーします。

多少実車と違っていても、
それなりに破綻のない仕上がりならば、
鑑賞には耐えられると思うのです。

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京急400形・その11

2008年11月11日 | GM板キットの誘惑~京浜急行
いま、かみさんがワタシの頭のてっぺんで白髪を探してます。
ひじょーに、じゃま。
嫌がって逃げようとすると、
「関係ないのを2~3本抜いちゃうよ」
まだ、40までには3か月ほどありますから、そんなモノはそうそう無いはず。
だから目立つと言うのですが…。

それはさておき。
京急400形8輌について、妻板と側板の継ぎ目の仕上げをようやく終えました。
なんだかんだと言ってはサボっていたので、これだけ時間がかかっています。
ブログを書いていなかったら、とっくに挫折していたかなぁ。

平均で1輌あたり30分ほどを費やしています。

もちろん、まだまだやることはたくさんあります。
たとえば雨樋の修正とか。
今度の週末には塗装に持ち込みたいと思ったのですが、ちょっと微妙です。

た…。
1本、抜かれましたとさ。

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