鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

軽くウェザリング マイクロエースA-3493新京成8000形の色差し(その5)

2021年08月06日 | 京成電車の模型たち
時勢柄、換気のためということもあって、勤務先では窓を少し開けています。
ですが、昼間は表通りを走る自動車の音を除くと、あまり物音がしません。
日が傾くころになって、ようやくセミやカラスの声が聞こえ始めます。
さすがに、暑いのですね。
じっっと、我慢しているのだなぁ…。

そして、真夜中になくセミが、いつしか珍しくなくなりました。

さて。
「ももたぬ」です。

屋根上と床下を、エアーブラシで軽くウェザリングしました。


汚れの大半は、水の流れた跡にできるものです。
最近では、雨水の流れかたやクーラーからの排水跡を表現される方もいて、
その観察眼の細かさと表現の精緻さには目を見張るものがあります。
ですが、ワタシはそこまでする気にはなれませんでした。

どちらかというと、
表現したいのは「汚れ」ではなく、
「積み重なったなにか」なのだと思います。

屋上にせよ、床下にせよ、メーカー完成品では、ムラがないように塗装されています。
それは当然なのですが、経年で様々な色合いのものが重なって…という感じを出したいのです。
ですから、ふわっと色を重ねるように心掛けてみました。


前頭部の屋根にも、軽く色が載っています。
できれば、目立たないように。


床下も、色を重ねました。


ただ、こちらはまだ単調です。
もう少し、努力しなくてはなりませんね。
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松戸行きにしよう マイクロエースA-3493新京成8000形の色差し(その1)

2021年08月02日 | 京成電車の模型たち
新しいサーキュレーターを買ったら、とても静かでした。
向きを変えたり、風量を変えたり。
いろいろ試すという名目で、遊んでいます。

さて。
「ももたぬ」です。

製品には、行先表示のステッカーが付属しています。
見ていて、愉しいですよね。


「ももたぬ」こと8518編成は、行先表示が駅ナンバリング付きのタイプに交換されることなく廃車されました。
したがって、実車に忠実に貼るなら、上6段の中から選ぶことになります。

「くぬぎ山」行きもいいなぁ…とは思いましたが、最終的には「松戸」行きを選びました。
最後に乗ったのは、ある晩の仕事帰りのことですからね。
それは、「松戸」行きだったのです。

まぁ、貼ってあってもなくっても、あまり目立たないような気もします。

前面は、窓ガラスの内側です。
表から貼って、簡単に済ますという方法もありますが、やはりガラスの裏から見せたいもの。
行先表示器の部分を外す必要があります。

ピンセットをこじ入れました。

銀色の小さな部品がありまして、組み戻すときにはそれがずれないように。


で、ようやく表示器の導光材部分に貼ります。

組み戻すときも、ずれやすかったり。
ちょっと手間ですが、修正を厭わなければなんとでもなります。

なお、光らせると、透けます。

ワタシは、気にしないことにしました。
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 マイクロエースA-3493新京成8000形の色差し(その3)

2021年08月01日 | 京成電車の模型たち
7月いっぱいまで、ずっと仕事が途切れませんでした。
どちらかというと「貧乏暇なし」で、稼げる仕事ではないのですが。
何とか、リズムを取り戻したいなぁ。

さて。
屋上配管の塗り分けまで終わった「ももたぬ」です。

車側表示灯に、赤色を差しておきました。
白い車体に、よく映えます。


ひと通り形になったかな…と思ったのですが。


物足りないので、クーラーのルーバーに墨入れをしました。
あまり上手く仕上がっておりません。

6輌編成に入れ終えるまでに、休日の午後をほとんど費やしました。
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屋上配管を塗り分ける マイクロエースA-3493 新京成8000形の色差し(その2)

2021年07月25日 | 京成電車の模型たち
お客さんが入っていないと寂しいなぁ…と、中継を見ながら思いました。
もう少し待てれば落ち着くかもしれないよなぁ…というのは、ワタシの感想。
いろいろなコトが起きているので、見ていても愉しくありません。

さてと。
模型で目立つ屋上機器を、できるだけ塗り分けます。

列車無線アンテナは成形色のままだったので、上半分を塗ってあります。
クレオス#115「RLM65 ライトブルー」を選んでみました。


パンタグラフの台と配管は、明るいグレーです。
クレオス#35「明灰白色」を使いましたが、もう少し明るい色合いのほうがメリハリがつくかも。


ヒューズ箱の引き出し線は、黒で塗り分けてあります。
よく観察すれば、実車の取り回しと異なる部分がありますが、気にしないことに。
3個並んだヒューズ箱は、真ん中の小型のものだけ色調を変えました。


こんな感じですね。
画像は8026号です。


京成タイプの列車無線アンテナも、配管を塗り分けました。


今回は選んだグレーの色合いのためか、手間のわりには見栄えがしません。

屋根全体をもっと汚せばいいのかもしれませんが、模型としては、それもどうかと。
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「ももたぬ」に想いを込めて マイクロエースA-3493新京成8000形の色差し(その1)

2021年07月22日 | 京成電車の模型たち
感動のフィナーレは、要りません。
ともかく、無事に終わってほしいです。
曲がりなりにも世界から開催することを預かった大会ですから、これ以上の粗相のないように。
人類の極致を競うひとの表情をテレビで見られたら、それだけで充分です。

それにしても、人選をしたひとはご自分の職務をどう考えていらっしゃるのでしょう?
過去を知って推されたのなら、それでも推された理由をお聞かせいただきたいし、
知らずに推おされたのなら、ご自分の不明を恥じていただきたいと、ワタシは思うのです。
いやはや。
ひとを推すというのは、たいへんなお仕事ではありますな。

さてと。
レビュー的なモノを書いてから、早や半年以上が経っています。
https://blog.goo.ne.jp/torinosanpo/d/20201011
ようやく、手を付けました。

桃色の「くぬぎ山のタヌキ」こと新京成8000形、すなわち「ももたぬ」です。


いつものように、パンタグラフや床下を塗って、インテリアを塗り分けるだけですが。


床板は、「ねずみ色1号」をエアーブラシで吹いています。


動力車の床下機器は、製品でも陰の部分と塗り分けられていましたが、
グレーの色調を揃えるために、マスキングし直して吹き重ねてあります。
わりと、手間ですね。


台車は、ミッチャクロンで下塗りをしてから塗ってあります。
カプラーなどを取り外してから、とういうのは言うまでもなく。


車輪も、側面を筆塗りしてあります。
組み戻すと、こんな感じ。
集電関連の部品がちょっと目立つかもしれません。


インテリアは、座席部分をマスキングしてから通路部分を吹きました。
「クリーム1号」を使っています。
巨大ともいえる室内灯支えですが、今のところは製品状態のまま。
いちおう戸袋部分で隠れるので、窓越しに直接は見えません。
手を抜いたわけです。


パンタグラフは銀色に塗っておきました。
絶縁グリスが塗られた碍子は「緑2号」を使いましたが、やや濃いようです。
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鉄コレ 京成3500形未更新車

2019年07月30日 | 京成電車の模型たち
近所のコンビニが、8月1日から、夜間の閉店を決めました。
24時から5時までは閉めるそうで、すでに入り口のガラス戸の表示も改められていました。
毎晩のように、若オーナーが独りで店番をしていましたから、安堵しました。
すこし不便なときもあるかもしれませんがね。
30年以上続いてきたローソンです。

さて。
先日、入手。

鉄道コレクションの京成電車です。

とりあえず、インテリアを塗り分けました。


動力ユニットは、ウェイトを黒く塗るだけでも、違ってきます。


パンタグラフはグリーンマックス製PT42。
旧いパーツなので、ちょっと加工してあります。
抜けやすい取付穴は、取付脚をやっとこでつぶし、断面が楕円形になるようにして摩擦を稼ぎました。


床下と台車を塗るのは、当然のごとく。
ただし、機器配置はいまのところ直していません。


車輪の側面を塗って、印象が落ち着きました。
メッキされた金属車輪には、ミッチャクロンで下塗りをしています。


前面のエアーホースは、HOゲージ用の荷物車で使う窓保護棒を加工して、それらしく。
接着座と一体化できることが、強みです。


エアーホースは、コックの部分をそれらしく塗っておきます。
ジャンパ栓はありませんが、ちょっとだけ精密感。


諸事情により、某ネットオークションに出品しました。
手間賃は、乗せてありますよ。
曲がりなりにも、いつもの仕事と同じだけのことは、していますから。
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エアーホースと青い戸袋窓 マイクロエース#A6091京成3290形の追工作

2019年04月15日 | 京成電車の模型たち
スーパーマーケットの店頭に並んでいるチルドの餃子、手軽に調理できるので重宝しています。
ワタシの近所のお店では、長らく宇都宮餃子が並んでいたのですが、
最近、浜松餃子も並ぶようになってきました。
胃もたれしないというので、かみさんが喜んでいます。

さてさて。
宇都宮も浜松も関係なく。

以前に購入して、遊んでいたモデルです。
発売当時は、窓の雰囲気が違うなどとして酷評されていたような気がします。

最後の記事は10年ほど前のこと。

今ごろになって、なぜ再び追工作する気になったかといいますと、
こちらのブログで加工されていた青い戸袋窓ガラスの表現を見て、
ワタシも真似したくなったのでした。

手持ちのガラスを切り出して、重ね貼り。
いつ購入したか覚えていませんが、1/80スケールのカツミ製分売パーツだったと思います。

少量のゴム接着剤Gクリヤーを使いました。

背景が白いところだと、このように見えます。
わりと、淡いブルーです。

実車もそうでしたが、ちょっと見ただけでは、判らないかもしれません。

室内灯を点けたら…。

もっと、判らなくなりました。
ごくごくわずかな表現、ということであります。

併せて、1/80荷物車用窓保護棒を使ったエアーホースも取り付けました。

こちらの接着には、瞬間接着剤を使っています。

赤、黄色、白と鮮やかなコックの色を、簡単に表現。

点で塗っただけです。

どんな機能で塗り分けているのか、実は知らないのですが。

上り向けと下り向けで、車体中心線を軸に、対照となります。
連結する時のことを考えたら、当然ですよね。

ちょっとだけ、精密感が出ました。

乗務員ドアのステップや排障器を足すと、もっと感じが出るかな?

真横から見たら、悪くないような気がします。


10年目の追工作でした。
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長らく手をつけていなかった床板を塗る

2017年02月13日 | 京成電車の模型たち
先ほどまで、ラジオで講談を聴いておりました。
いいものだな。
でも、寄席には行ったことはないのです。
この歳で行ったことがないとなると、ちょっと教養がないような気がしてきます。

ええと。
風の強い週末でした。
冷えるので、室内でちょろちょろ筆塗りを。

床板を塗り分けました。
もともとは、座席の色で成形されていたものです。
窓越しだと、真っ赤でねぇ…。

マイクロエース製の京成3290形と新京成8000形です。
新京成は2009年以来
京成は2008年1月以来の工作記です。
10年近く、なんとなく気になりながら放っていたことになりますよ。

使った塗料は、GMカラーの伊豆急用。
車体上半の色です。
実車よりも、やや明るい色調で塗っています。
Nゲージは小さいモノですから、窓越しが暗いと全体的に沈んで見えるような気がするからです。

まだ、方向幕のステッカーを貼りおわっていません。
いま、気がつきました。

この製品はオプションの室内灯パーツを支えるために、壁のような支えが成形されています。
迷いましたが、とりあえず床板の色で塗っておきました。

成形色は座席の赤色ですから、塗らないよりはましでしょう。
黒く塗っても、かえって目立ちそうですし。
理想を言えば、支持方式を作り直して、この壁は撤去することですが。

このあと、クーラーの墨入れをして遊んでいる最中です。
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床下機器にアクセントを~マイクロエース 新京成8000形・その7

2009年05月17日 | 京成電車の模型たち
国内でも、新型インフルエンザが人から人へ感染したケースが、確認されたようです。
いくら水際で防ぐといっても、入国までに熱が出るまでになっていなかったら、
機内での検疫では見つけようがありません。
いつかは起きることだろうと思っていましたから、あまり驚きは感じませんが、
いよいよ手洗いやうがいなどの自衛策が大切になってきました。
なるべく感染しないように努めるということは、ひとえに自分のためだけでなく、
自分の周りの人に対しても、ためになることですよね。

TVのニュース番組を見ながら、かみさんが言います。
「通勤の電車の中でで、もらってこないでね」
「何ならもらってきてもいい?」
「え~と、お金なら」
新型通貨に感染すると、隔離されているあいだにお金が増えるのでしょうか?
通貨の価値が下がるといけないから、やはり水際作戦は行われそうな気がします。

さて。
新京成8000形について、ちょっとだけ、色差しを進めました。

新京成のばあい、検査をした車輌の下周りはすべて明るいグレーで塗られます。
京成のばあいはMG抵抗器が黄色く塗られるなどのアクセントがありましたが、
新京成の床下は地味です。
注意喚起のために塗り分ける、などということがありません。

それでも、よく見ていると、材質の違いからか、色差しができる部分がありました。
ひとつは、台車の枕ばねの隣にあるオイルダンパーカバー。
ゴムなのか布地なのかは判りませんが、カバーがかかっています。

こちらは、色差しをする前。
台車全体は「ねずみ色1号」で塗ってありますが、ブレーキシリンダーに色ハゲがありますね。

クレオス#331「ダークシーグレーBS381C/638」を塗ってみました。

実車は、もうちょっと黒に近い色かもしれません。

床下機器には、それぞれの箱に名板があります。
どこの鉄道にもありますね。
現場のプロならいちいち書かなくとも判りそうな気もしますが、
同じ形式でも機器配置が違っている例はままありますから、やはり必要なのでしょう。

製品でも成形されて、精密感を盛り上げています。

たぶん、ステンレスの板をエッチングよりしているのではないかと思います。
アルミかもしれませんが。

床下機器本体よりも一段明るいグレーで塗り分けました。
GMの「灰色9号」を使いましたが、何でも構わないでしょう。

機器の下辺に、水平になるように成形されているのは、
機器箱の蓋を開け閉めするためのハンドルです。
JR東日本の新型車ではステンレス製で銀色に輝いていますが、
新京成の8000形では塗りつぶしてあるようです。

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↑久しぶりの“色差し”ネタでした。

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パンタグラフの塗装~マイクロエース 新京成8000形・その6

2009年04月15日 | 京成電車の模型たち
わが千葉ロッテマリーンズは、14日現在、怒涛の6連敗中です。
通算で、2勝7敗。
その勝った2回中の1回を、球場で観戦できたのですから、ワタシは運がいいのです。
まぁ、過去には1か月くらい勝ち星がなかったときもありますから、
応援している者としてはまだまだ慌てるわけにはいきません。

さて。
マイクロエース製、新京成8000形の色差しは略順調に進行中。
パンタグラフが、塗り終わりました。

マッハのプライマーを塗ってから、本体に銀を塗るまでに中2日のインターバル。
乾燥時間を取った…わけではなく、ただ単に時間が作れなかっただけ。
とはいえ、下地が生乾きだと塗れませんからね。

2基載せられたパンタグラフが銀色に塗られ、端正に落ち着きが出てきました。

…って、あまりいい画像ではないな。

製品では、この状況でした。

塗ることで、パンタグラフの台、枠組、集電舟に一体感がでてきました。

実車は、こうなっています。

汚れていますが、パンタグラフはそれで1個の器械であってほしいもの。
模型でもとくに目立つところなので、たいがいの場合、ワタシは塗っています。

松戸方の塗る前。

塗ったあと。


こちらは津田沼方。

塗ったあと。

ヒューズ箱はバリが見えるので、表面を軽く削ってから塗ってあります。
塗ることで、ヤスリ目を消していると考えるほうが、正しいのかもしれません。

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↑新京成8000形と京王帝都6000系、ネタにしたブログが多いのはどっち?



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