鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

今年もよろしくお願いします~そして学研35形が走らない

2014年01月05日 | 1:160 新幹線
明けましておめでとうございます。
三が日どころか、もう4日も過ぎてしまいましたが、
皆さまのお正月はいかがだったでしょうか?

今年の年賀状のために描いた絵です。
←クリックすると大きくなるはず
在りし日の京王線特急「陣馬」号です。
午年ですからね。
印刷したら発色が悪くて、残念無念。

さて。
新年早々、下諏訪君の持ち込み。

学研から発売されていた東海道新幹線。
35年くらい前の製品です。
新幹線電車といえば東海道新幹線の0系しかない時代。
Nゲージ製品としては、最初の新幹線電車だったはずです。

持ち込みは35形1輌だけ。
製品では、これが動力車です。

品名番号83103って、どんな体系でしょうね?

とりあえず、動きません。
油だらけで、汚れています。

きれいにしてほしいという注文。
動けばなお良し、かな。

ま、傷だらけの車体です。
タッチアップなどの補修は考えないことにしました。

分解して、車体は台所洗剤で洗います。
下手に洗うと塗装が落ちる製品もあるので注意が必要ですが、
この製品は大丈夫でした。

で、動力ユニットは?
車体を外したところです。

まさか、片台車駆動とは思いませんでした。

組み立てには、手間がかかっていそうです。

手作り感があって、見ていて愉しいですよ。
その代わり、分解と清掃は大変でした。

車輪を磨き、接点を磨いても動きません。
モーターが駄目なのかな…。
ホルダーからモーターを止めているネジを外したら…

ブラシが外れました。
驚きです。
こんなことは初めてですよ。

どんな構造のモーターなんだろう?
さらにバラしまして…

結局、ブラシを固定する部品、バネか何かだとは思うのですが、
それが欠落しているということがわかりました。
モーターの復旧は、無理です。

下諏訪君からはディスプレイ用にすると聞いていますから、
モーターの交換までは考えないことにします。

形だけですが、元通りに組み立てました。

実車は、左が東京方、右が新大阪方です。
左半分は普通室。
右半分はカウンタータイプの軽食堂で、テーブルの高さに合わせて窓が高いのです。

反対側の側面。
海側と山側で、屋根肩のルーバーの形をきちんと作り分けてありました。

左半分は調理室ですから、窓が無いのです。
壁に沿って冷蔵庫や棚などが並んでいたのです。

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調理室は見えないけど 新幹線の食堂車(その4)

2013年02月15日 | 1:160 新幹線
14日で44歳を迎えました。
あちこちから「おめでとう」メッセージをいただき、ありがたい限りです。
歳をとるのも、悪くはありません。

さて。
現物合わせの工作です。

現物合わせで、厨房を作ります。

配膳台だそうです。


とうぜん、食器棚が必要ですね。


お隣は、コンロ。

換気扇はどこでしょう?
隣の厚い壁かと思います。

さらに並んで、冷蔵庫と物置。


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新幹線の食堂車(その3)

2013年02月07日 | 1:160 新幹線
大雪になるという予報の出ていた水曜日の朝。
みごとに、仕事場に遅刻してしまいました。
列車本数を減らすとは聞いていたのですが、
思っていたよりもはるかに混雑がひどくなっていたのでした。
前にも「通常の7割程度で運行」というときはあったのですが、
あれほどは混まなかったよな?

振り回されるものですねぇ…。

もっとも、予報を出す立場にいたら、
ワタシも少し大袈裟な予報を出すでしょう。

さて。
新幹線のインテリア。
まだ、仕切り板を作っています。

高さは7.0mmくらい。
現物合わせで決めました。

ちょっと複雑な形が愉しい食堂と厨房の仕切り壁。
飾り棚らしきモノを接着しておくことで、補強を兼ねさせます。
作りこむつもりはないけれども。

資料となる雑誌を見ている時間が長いので、あまりはかどっていませんね。

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新幹線の食堂車(その2)

2013年02月01日 | 1:160 新幹線
食堂車の工作って、なんとなくわくわくしますね。
さほど食に対するこだわりはないのですが。
不思議なことです。

新幹線は車体幅が広いですから、側廊下方式が採られました。
通り過ぎる乗客を気にすることなく、食事ができます。
初めは、その仕切り壁に窓がなかったのですが、
富士山を見ながら食事ができるようにと、後に追設されたのは有名な話し。

「鉄道ファン 2000年8月号」からの引用です。
右上が、改装後の室内のようす。

仕切り壁を作りましょう。
もちろん、窓付き。

寸法は、現物合わせです。
いくらか歪んでいますが、Nゲージの車内です。
ぜったいに、見えません。

まっすぐ立てることが、いちばん肝心かも。


ささやかながら、補強材を添わせておきました。


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新幹線の食堂車

2013年01月31日 | 1:160 新幹線
早いもので、もう1月が終わろうとしています。
2月前半には、長男の高校入試が私立県立と控えています。
ぜひ、いい結果を出してもらいたいものです。

さて。
かなり唐突ですが、東海道新幹線0系。
15~20年くらい前に手に入れた製品です。
画像は食堂車36形。

1975(昭和50)年の博多開業時に登場し、
1997(平成9)年まで、「ひかり」号で活躍しました。
いちどだけ、利用したことがあります。
パンケーキを食べたのだっけな。

製品は、四半世紀以上前から販売されています。
当時の模型化の水準としては
あまり大差のない部分は共通部品化することが一般的。
現代の、目の肥えた、
あるいは瑣末なことが気になり遊ぶことを忘れた鉄道模型マニアには、
許されないのでしょうねぇ。

この製品、食堂車ですが、インテリアは座席車と共通です。

作るかねぇ。

平らに削り飛ばします。

けっこう、たいへん。

整地。

厚さ0.3ミリのプラ板をっています。

とりあえず、調理室と側廊下の仕切り壁を立てました。


つづく。
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味付けはステッカーで TOMIX#92624 100系新幹線(その3)

2012年08月08日 | 1:160 新幹線
先ほどまで、オリンピックの卓球女子団体決勝の中継を見ていました。
いやぁ、攻めてはいたのですがね。
力負け。
相手の中国の選手、いかついんだもの。
さすが、人口が12億人以上いる国です。
1億人に1人くらいという確率で特異な才能をもったひとが現れると仮定すると、
単純計算でも中国は日本より12倍くらいは有利です。
ある意味、あの国になかなか勝てないのは仕方ありません。

どうでもいいのですが、
女子選手の出る競技ばかり視ている気がします。
しゃぁないなぁ。

さて。
青いラインが印象的な、東海道・山陽新幹線です。
一世を風靡した2階建新幹線100系。
20年以上前に販売された、ちょっと旧いTOMIX製品をいじっています。

妻板断面に帯色を補ったおかげで、幌との連続性が生まれました。



グリーンマックス製のステッカーの出番です。


赤い「ひかり」号の行き先表示が目立ちます。

いいアクセントになりそうですね。

指定席表示と号車札も貼りつけます。
余談ですが、3~6号車と11~14号車がない8輌編成です

全会、オレンジ色に塗ったガラスパーツは、食堂車のもの。
熱戦吸収ガラスのつもりです。


ちょっとした味付けで活きてくるから、模型は面白いですね。

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日曜日のパパラッチ

2012年08月07日 | 1:160 新幹線
毎日毎日、遅い時間に中継を見ています。
時差の都合で、そうなるのですね。
もっとも、時差がない都市でオリンピックが行われても、
平日の昼間は仕事をしているはずですから、見ることはできません。
深夜にかかるとはいえ、ちょうどいいのかもしれない。

録画でもいいのですが、結果が先に報道されてしまうとやはり興ざめです。
中継のときの同時進行でしか、このわくわくどきどき感はありません。

日曜日にバルコニーで塗装していたら、かみさんに撮られてしまいました。
ま、カメラを嫌がっているからなのですが。

えへへ。

塗っていたものは、これです。

つづく。

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TOMIX#92624 100系東海道・山陽新幹線の色差し

2012年07月29日 | 1:160 新幹線
土曜日の朝、目が覚めるとかみさんが息子とテレビを見ていました。
オリンピックの開会式です。
夢うつつに何やらしゃべりながらテレビを見ているな…と思ったのですが、
女王陛下が空を飛んだという聞き違え。
現実でしたら、さぞやシュールな光景だったかと。

さて。
数年ぶりかな、奥から引っ張り出してきました。
急に思い立ったのは暑さのためではないと思いますけど。

2階建て新幹線のセットと単品、あわせて8輌編成。
実車の半分の長さですが、コンパクトにまとめた模型的編成というやつです。

床板と台車だけは、グレーを吹いてありました。

こんな画像では、よくわかりませんね。

なにが気に入らないかとば、車体断面に残った白色です。
青く塗られた部分を印刷で表現しているため、断面にまで色が回らないのです。

製法上、仕方ないことですが、気になります。

GM塗料「青20号」で塗っていきます。

厳密にみれば色調が違うのですが、気になるほどは見えません。

塗ったモノと比べてみます。


塗る前。


塗ったあと。

車体と窓ガラスとの平滑感も出たように思うのですが、いかがでしょう?

先頭車乗務員室のあたりも。


塗りまして。

このあと、靴ずりを銀色でタッチアップしました。
手すりは、忘れていたな。

勢いついでに、乗務員室の座席を。


見ようによっては、見えます。


インテリアも、食堂車だけは。

いちどだけ、食事をしたことがあるのですが、配色まで覚えていません。
資料と首っ引き。

赤いテーブルクロスが、ゴージャスなのか?
中華料理屋っぽいのか?

さておき、窓越しのインテリアを確かめます。

窓が大きいので、編成中のいいアクセントになりそうです。

しばらく、このままです。

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TOMIX#2824 226-2000形・その2

2010年12月03日 | 1:160 新幹線
模型は、現実逃避です。
えぇ、ふだんの仕事は忙しいですから。

ワタシの仕事は、模型を作ることです。
仕事でも、作っています。
ですが、仕事ですから締め切りがあります。
コストも考えなければなりません。
自分のやり方の表現で、いつでも仕事ができるわけではありません。
当然ですよね。
お客様がいるのですから。

仕事の場ではできなかったこと。
それを、自宅でやろうとしているのかもしれません。
だから、自宅で作る模型は、現実逃避かもしれないのです。

さて、今夜の現実逃避。

反りかえった高速試験車WIN350ですが、さて、どうするかなぁ。
先頭車などは、どこでどのように添え木を当てるか、まだ見当がつきません。
たいへんなモノを引き受けたかしら?

現実逃避の現実逃避。

座席を塗りました。

フリーハンドです。
拡大すると、ほらね。

神経質なひとは気にするでしょうが、ワタシはこれで十分です。
窓が小さいですから、多少歪んでいても目立ちません。
ましてや、厚みのある成型品越しです。
そうそう見えるものではない。
だから、手抜きです。

仕事の場ではできなかったこと。
それを、自宅でやろうとしているのかもしれません。

偉そうに書きました。
でも、自分が気にならないことは手を抜きます。
その分、ほかのことにこだわったほうが、楽しい。

好きなように手抜きができること、それも自宅で作る模型の楽しみです。

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茹でる~クラフト・エス WIN350・その2

2010年12月02日 | 1:160 新幹線
探してみると、100円ショップでちゃんとお鍋を売っているのですね。
当然のように、中国製です。

手にしてみると、思わず笑いだしたくなるくらいに、軽いです。

取っ手も、なんとなくぐらぐらする。

ネジを締め直せば大丈夫だとは思いますが。

下手に握るとやけどをしそうなくらいに、取っ手は短いです。

どんな工場で作ると、105円(税込)で利益が出るのでしょう?
作ったひとは、どんな生活をしているのでしょう?
少なくとも、模型を趣味にできるような水準ではないと思います。

鍋の直径は18cm。

Nゲージの新幹線車輌にはぎりぎりの寸法ですが、これより大きなものはさすがに売っていません。

さて。
茹でてみます。
試しに3号車、500-903という形式です。
パンタグラフカバーが大きくて、邪魔そうです。

太鼓橋のように車体が反っていますから、それを矯正するのが目的です。
添え木代わりに、割りばしを。


側板が、内側にたわんできました。
それを矯正すべく、添え木の当て直し。

割りばしが、反るんです。
お湯を吸って、反るんです。
反った割りばしに沿って、車体がどんどん歪んでいきます。


もうね、真っ青!
経験が少ないからですが。
真鍮の角棒が欲しいよぉ。

湯ざましで温めて指で直そうとするも、甲斐なし。

もういちど、新しい割りばしを用意する。

洗濯バサミで、遊び(すき間)を閉じてみる。
ちょっと、よさそう。

洗濯bサミ追加!

ぐつぐつ。

なかなか、シュールだ。

結果…。

太鼓橋状の歪みは、かなり小さくなった様子。

反対側の側面。

まあまあか。
もうちょっと、精度を上げたいね。

側板の反りの矯正は、まだもの足りない。

ここまでの作業時間は約60分。
もういちどやり直せば、上手くいきそうな気がします。


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