鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

電らん箱 鉄コレ阪急1010系(その11)

2024年06月18日 | 阪急電車の模型たち
夕食後、かみさんと話しているときにふと気になりまして。
「足を引っ張る」という表現があります。
ひとが何かをしようとしているときに邪魔をする、あの慣用句です。
で、気になったのは、語句が成立した経緯です。
文字どおりに、足を引っ張って邪魔をしたひとがいたからこそ生まれたのかもしれません。
だれが、どんな場面で引っ張ったのでしょうね?

さて。
阪急電車、少し進捗です。
先頭車の前頭部の工作を。

プラの小片に、φ0.4黄銅線を差し込んで、ジャンパ線を作りました。
この車体に付いている箱ですが、「電らん箱」というらしいです。
ちょっと古い阪急電車には、よく見られました。
これが作りたくて、工作をしていたようなものです。


エアーホースは、HOゲージ用のパーツです。
荷物車の窓保護棒のエッチングパーツを切り取り、曲げたモノ。
なんとなく雰囲気を出せるので愛用しています。


このあと、黒色などで塗り分けておきました。
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戸袋窓 鉄コレ阪急1010系(その10)

2024年06月12日 | 阪急電車の模型たち
今年の梅雨入りは、遅めですね。
お天気がイマイチな日もありますが、さほど蒸し暑くはなく過ごしやすいので助かります。
そろそろですねぇ…汗だくの季節。
クーラーが普及している時代ですから、何とかしのげているような気はします。
模型だと、冷房無しの旧型車を作っていたりするのですけどね。

さてさて。
阪急の冷房無し、1010系。
戸袋窓がすりガラスだったり、青い熱線吸収ガラスだったりします。

この系列、初期車は2扉で、後期車は3扉で竣工しました。
2扉の初期車の戸袋窓は、すりガラス。
これは、以前からの仕様の踏襲で、汚れやすい箇所に対する目隠しだと聞いたことがあります。
1030号車以降の3扉車は、熱線吸収ガラスに仕様変更となりました。
で、2扉車を3扉化改造した車輌はというと、両者が混在していたのですから、おもしろい。
ぜひ、作り分けたくなります。

すりガラスの表現には、メンディングテープを用いました。
窓ガラスのパーツ裏面に、貼っています。
パーツは車体にはめ込むために裏面から見ると凹んでいるのですが、密着はさせず浮かせています。


メンディングテープの切り出しは、カッティングマットにマスキングテープを貼り、
そこにメンディングテープを貼り重ねてから、行いました。
これで、メンディングテープの接着面を汚さずに済みます。


熱線吸収ガラスの表現は、HOゲージ用のパーツを貼り重ねています。
カツミ製の分売パーツで、ひとつあればNゲージ用としてはかなりの量になります。


こんな感じになります。
実車を見たことは無いのですが、それらしくなったと思います。
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ようやく4輌揃って塗り直す 鉄コレ阪急1010系(その9)

2024年05月26日 | 阪急電車の模型たち
日が伸びてきまして。
まだ湿度も低くて。
過ごしやすい日々が続いています。
町中の花々も美しいし。

時期に蒸し暑い季節がやって来るはずです。
今のうちに、満喫しておきましょう。

さてさて。
3年前に、塗装を落としていたのでした。
2021年7月11日のブログ記事一覧-鉄道模型・色差し三昧
仕掛品を少しでも減らさねば、という思いで再着手。

ようやく、4輌編成を揃って塗り直しました。

1980年くらいまでの阪急電車の車体色は、今と違って見えるのです。
渋い、とでも言えばいいのかな?
それを狙いまして、塗料はクレオス#29「艦底色」とGM#26「近鉄マルーン」を混ぜたモノ。
すこしは違うかな?

屋根色は、クレオス#35「明灰色」と#36「グレーグリーン」、#72「ミディアムブルー」から。
床下色も同じです。

ルーバー屋根の塗り分け、まあまあ上手くできました。

パンタ車のヒューズ箱には、製品では省略されていた支え板を足してあります。
それらしく。
いっぽう、パンタ撤去車については、なにか痕跡が残っていそうなものですが、
調べた限りではわかりませんでした。
きれいに仕上げた工作例を見かけたのみですので、それに倣ってつんつるてんに。


社紋は、GM製のインレタです。
これが入るだけで、阪急電車らしくなった気が。


このあと、車番に悩みまして。
最終的には、晩年4輌編成だった1016-1017-1024-1025としました。
数字をひとつづつ拾うことになりまして、土日休みを費やします。


保護も兼ねて、クリヤーを吹いておきました。

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塗装はやり直すことにした 鉄コレ阪急1010系(その8)

2021年07月11日 | 阪急電車の模型たち
大雨に遭われた方もいらっしゃると思いますが、こちらは夏近しを思わせる晴天でした。
お休みの日に降られなかったのは、久しぶりだな。
近所のユリノキも、青々と茂っております。


阪急1010系は、4輌で色合いが揃わなかったので、やり直すことにしました。
バルコニーに出て、シンナー洗い。


きれいに落とせました。


中央扉を見ながら、原形の2扉もいいよなぁ…。
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屋根板を削る 鉄コレ阪急1010系(その7)

2021年07月04日 | 阪急電車の模型たち
四半世紀以上前のことですが、前職で熱海市や伊東市の河川を調べる機会がありました。
今回、土石流が襲った逢初橋にも、立ち寄っています。
欄干から下を見下ろしても流れが見えない、小さな渓流だったことを覚えています。

地上で、自然災害に遭う恐れがない土地というのは、ありません。
被災された方にはお見舞いを申し上げるとともに、自身の周りも改めて見直したいものです。
地形を見て、想像を巡らすことが大事なのではないかと思います。

さて。
阪急1010系です。
鉄コレのプロトタイプは、2扉で新製され、のちに3扉化されたグループです。
架線電圧が600Vから1500Vへの昇圧も経験しています。
昇圧改造では、半数前後の車輌がパンタ無しになりました。
調べていくと、その昇圧工事のあとで扉増設工事をした車輌が大半のようです。

4輌編成では、パンタは1か所だけです。

一体成型のパンタ台やランボードを削らねばなりません。
隣りに換気用のルーバーがあるので、慎重な工作が要求されそうです。
おっくうですな。
もっともこの削りを回避すると、2扉車として切り継ぎ改造が必要になります。

削り始めました。
カッターナイフで、だいたいの形に整えていきます。


途中で、塗装を落としました。
極小のノミなどで削ります。


ほぼ1日かけました。
晴れたら、サーフェイサーを吹きたいですね。


百均で買ったヤスリに救われました。
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いつものようにインテリアを塗り分ける 鉄コレ阪急1010系(その6)

2021年07月01日 | 阪急電車の模型たち
2か月ほど残業続きでした。
久しぶりにほぼ定時で上がることができて、ちょっと早めの帰りの快速。
まだ、外は少し明るいな。

ええと。
驚いたことに。
ずいぶんと、人出が戻っていたのですね。
遅い時間帯の列車ばかりでしたから、気がつきませんでした。

さて。
厚塗りになってしまった阪急電車。
ちょっとなぁ…という感じです。
かといって塗装を落とすと、仕上がりが遠のきそうな。

インテリアパーツを塗り分けました。

製品の塗装を座席の色として見立てて、マスキングして塗り分けます。
阪急電車の座席としては、イマイチ原色っぽいですが。

簡単にいえば、床を塗っただけです。
ひじ掛けは、おいおい塗り分けよう。
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増備車 鉄コレ阪急1010系(6年ぶりの…その4)

2021年06月28日 | 阪急電車の模型たち
今年初めての蝉を聞きました。
曇り空で肌寒い日でしたが、季節は巡っていますね。

間が空いてのブログ更新です。

6年程前のことですが、鉄コレの阪急1010系を塗り直したことがありました。
2015年2月7日のブログ記事一覧-鉄道模型・色差し三昧
2015年2月12日のブログ記事一覧-鉄道模型・色差し三昧
このときは2輌編成だったのですが、その後、追加として2輌、手に入れました。
その2輌を手に入れてから、かなり時間が経つのですが…。
ようやく、手を付ける気になりました。

このモデル、かなり色合いが明るく見えます。
左側2輌が、製品のままのもの。
右側2輌が、塗り直したものです。


単純に、塗り重ねるだけです。
ただ、前回なにか物足りないと思いましたので、前面の渡り板とジャンパ線のツナギ箱を足してみました。


で、塗り重ねたのですが。

塗れども塗れども、なかなか前回塗った車輌の色合いに近づきません。
何度も頑張っているうちに、塗膜が厚くなりました。
画像の上側が前回6年前に塗ったもの、下側が今回の追加分です。

4輌とも塗り直せばよかったのでしょう。
ですが、同じ塗料でここまで揃わないとは思わなかったのです。

もう少し時間が経てば、塗膜が落ち着くかなぁ…などと、
根拠のない淡い期待を寄せております。
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妻板の配管を削る 鉄コレ阪急2300系(その2)

2019年02月07日 | 阪急電車の模型たち
豚コレラが流行しているのだそうです。
殺処分…という言葉もきついですが…される豚の頭数は、国内総数の0.3%にも上るとか。
300頭に1頭ですから、えらいことです。

ところで、なぜ「とんこれら」と音読みなのでしょう?
「とりいんふるえんざ」は訓読みでしたから、どこに基準があるのか気になりました。

さて。
阪急電車です。

パンタグラフ付きの先頭車と無しの中間車が1輌ずつのセット販売で、
パンタグラフ無しの先頭車用屋根パーツを封入することで、実車のような編成が組めるようになっている…、
というのは、おそらく皆さま既にご存知のこと。


そのときに気になるのが、連結面側の妻板に成形された、配管です。
パンタグラフ無しなら、無くてよい。

削りました。


カッターナイフであらかた削ったあと、スポンジやすりを#600から順に#2000まで。
#1000からは水研ぎで仕上げてゆきました。
こんな便利なモノが百円均一で売られているのですから、驚きます。


この製品、成形色をそのまま車体色として活かしているのですね。
ですからあえて塗装はせずに、半艶のクリヤーをかけて仕上げました。
半艶ですから、仕上げ目に粗があっても、目立ちにくいのです。


2300形と2350形の作り分けが、思ったよりも簡単にできました。

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阪急もあるよ 鉄コレ阪急2300系(その1)

2019年02月04日 | 阪急電車の模型たち
2月は、かみさんとワタシの誕生日がある月です。
先日、先にかみさんが誕生日を迎えました。
ワタシの誕生日が来るまでの約半月のあいだ、ちょっとだけ、ふたりの年齢差が縮まります。

さて。
いろいろ手元不如意が重なりまして。
前々から抱え込んでいたモノを手放そうと思いました。
が。
そのまま手放すのも惜しい。
といいますか、やってみたかった加工がある。

奥から出してきました。
4輌ですから、嵐山線用としてまとまります。


いつの発売でしたっけ?


印刷で表現された窓枠に、不満を感じていたのです。


なんとなく太さにばらつきがあって、不揃いな気がする。
断面まで塗りつぶしたら、一見太くなりそうですが、バラツキ感は減るのではないかと。


塗っちゃったら、後戻りはできません。


果たして仕上がりは…?

若干、力強くなりました…という印象ですね。
太くなって目立つようになりましたから、好みがわかれるところかと思います。

グリーンマックス製のインレタで、車番も入れておくことにしました。
マスキングテープを使って、高さと水平方向を出しておきます。


社紋も、同じように位置出しをしました。
だいたい、ですが。



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続・ブラインドを貼り続ける KATO阪急6300系(その24)

2016年10月23日 | 阪急電車の模型たち
先ほどから、しゃっくりが出ております。
酎ハイを飲んで、ちょっと気持ちよくなったところだったかな。
何かのきっかけで息をのんで、そのときに「あぁ、来るな」と思ったら始まりました。
数年ぶりかな。
小学生のころは、しょっちゅうだった気がします。

治まるまで何回ぐらいかかるのかなと思いまして数え始めましたが、
25回を過ぎたあたりからあやふやになりました。
何回出たら…という話し、ありましたよね。

土曜日の夕方、ちょっと出かけてきました。
蒲田で、年にいちどのイベントです。

お会いしたい方が、いたのです。
いい話しをさせてもらえましたので、それだけで満足。

カメラを持って行ったのに、この2枚しか撮っていません。


見て、お話するだけで満足していたのですね。
あのひとの作品も、撮っておけばよかったな。

阪急6300系のブラインドです。
ストックから、印刷済みのガラスパーツがもう1枚出てきました。
都合、3枚です。
編成で並べると、こんな感じになりました。
梅田方から、並べてあります。


梅田の改札口は、前寄りでしたよね。
ですから、前寄りが混んでいるからブラインドも使っているだろう…という想定でしたが、
いかんせん、数が足りません。
また、いずれ。
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