鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

むかしのキット組みを再生する サハ48029(その14)竣工させました

2023年07月24日 | GM板キットの誘惑~国鉄の電車
夏の夕焼けは、見ていていいモノです。
今日は撮りませんでしたが、見ていて、飽きません。
空の色、忘れ難し。

さて。
サハ48029を仕上げます。

床板も、再生品です。
一部の機器を並べ直しましたが、概ねでたらめです。


いちどすべてを削り去った妻板には、貫通幌を接着しました。
客車用を流用していますが、ちょっと形状に不満があります。
画像は……
ピンぼけですね。


レタリングを済ませまして、竣工としました。


インテリアなどは、作っていません。
それでも、「レイル 1982年秋号」に載っていたこの車輌を、手元に置くことができました。


横須賀線編成に組み込むつもりです。


クモハ53形と連結してみました。
同じキットが出自ですが、違いが出せ同時進行たようです。 


次回はたぶん、ほぼ同時進行のクハユニ56形です。
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むかしのキット組みを再生する サハ48029(その13) 塗る!

2023年07月22日 | GM板キットの誘惑~国鉄の電車
梅雨明けしたのだそうです。
ウチのあたりは、空梅雨でした。
半月くらい、降っていません。
まんべんなく降ってくれれば楽なのですが、どうしようもありません。

さて。
塗りました。

車体と屋根との塗り分け、なかでも妻板のキャンバス留めの部分で、
どう確実にマスキングできるかを考えました。
そして、屋根色を最後に吹くことにしました。

車体色のクリーム色から、吹き始めます。


つづいて、紺色。
横須賀線の車体色は、1962(昭和37)年までは「青2号」と「クリーム2号」が指定色です。
旧スカ色などと言いますね。
サハ48029や先日作ったクモハ53003は、新色が制定されて間もなく3ドア改造されています。
ですから、旧色で塗ったほうが正しいのだとは思います。
とはいえ、塗料の入手しやすさを考えました。
グリーンマックス製の「青15号」と「クリーム1号」でそのまま塗っています。


屋根は、ダークグレーで吹きます。
妻板のキャンバス留めの部分は、このように。


再生車体です。
細かい傷が、たくさんあります。
それでも、塗れば、七難が隠せます。
大きくえぐれた車体裾の丸みは、隠せませんでしたが。


ベンチレーターを載せました。
同じような切妻車体でも、戦後型の国電とは違う、
戦前型省電らしさが出せたのではないかと思います。


車体裏側にある、中学生のころに書いた表記は残してあります。
記念ですからね。


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むかしのキット組みを再生する サハ48029(その12)キャンバス押えを作りたい

2023年07月18日 | GM板キットの誘惑~国鉄の電車
無茶苦茶暑い、休日でした。
家にクーラーがあって、助かります。
あとあとの電気代の支払いが、怖いですが。

さて。
妻板のキャンバス押えは省略してしまおうかとも、思っていました。
妻板の上部にある、半円形の帯板ですね。
作り方が、見当つかなかったのです。

でも、これでは間が抜けています。

とりあえず、t0.3プラ板を、屋根のカーブに沿わせるように接着してみます。


あとで、薄く削ることで、それらしく見せようという魂胆。


細く切り出したプラ板の断面を、キャンバス押えの厚みに見立てます。


ひと晩以上乾かして、削ります。
なんとなく、それらしくなりそうです。


縦樋の位置もおかしいので、直しておきました。

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むかしのキット組みを再生する 雨樋どうする? サハ48029(その11)

2023年07月08日 | GM板キットの誘惑~国鉄の電車
遅々として進みませんが、基本的には、元気です。
ただ、気忙しいだけ。

平面性が足りなかった妻板を、削り直しました。
こんなに削れるとは、思わなかったな。


反対側の車端面も、もういちど削ります。


いくぶんなりと云えども、車体の形が整ってきたような気がします。
妻板に回り込む雨樋を、どうするかねぇ…?


雨樋を作り直すことにしました。
今さらながら、ですね。


サーフェイサーを吹いたら、つんつるてんになりました。

狭窓流電ですから、原形では雨樋はありませんでした。
そのスタイルも捨てがたいのですが、肩Rにルーバーがあるのですよね。
あれは、きれいに作れそうにない。

プラ板を細く切り出して、雨樋を作り直しました。


まだつづきます。
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むかしのキット組みを再生する(その10)サハ48029にサーフェイサーを吹く

2023年06月25日 | GM板キットの誘惑~国鉄の電車
気がついたら、夏至を過ぎていました。
毎年のことですが、これから日が短くなるなぁ…と思うと残念な気がするのです。
夏の本番は、これからですけどね。

さて。
サハ48029です。
車体全体に、サーフェーサーを吹きました。

必ずしも吹くとは限らないのですが、今回は、車体が古いキットの再生です。
傷だらけです。
それを、きちんとしておきたいのです。

とはいえ。
直せそうもないかな?

自分のモノですから、妥協はできますけどね。
塗って、編成に組み込んでしまえば…。

妻板の形状も、仕上がっていませんでした。

修正したいポイントが見えてきました。
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2023/06/21 むかしのキット組みを再生する(その9)サハ48029

2023年06月21日 | GM板キットの誘惑~国鉄の電車
今まで試したことがなかったのですが、スマホアプリから記事を入力してみようと思い立ちました。
画像が何枚載せられるか、そのレイアウトはどうなるか。使いこなせるまで、ちょっとかかりそうです。

で。
狭窓流電のサハ48。
車体を組み、屋根板を接着してありました。
これをペーパーがけしまして、こんな按配。

こんど、サーフェイサーを吹くつもりでいます。






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むかしのキット組みを再生する(その8)サハ48029

2023年06月05日 | GM板キットの誘惑~国鉄の電車
きれいな夕焼けに出会えると、得をした気分になります。
とくに、雲が照らされているときなどには。

遠くの低い雲が山並みにも見えて、ちょっと印象的でした。

さて。
流電を出自とするサハ48029は、切妻屋根です。
切り継いで、
接着して、
乾かしてありました。

おおよそで、形を整えます。


妻板は、旧車からの流用です。
雨樋などはあとで作るつもりで、削り去りました。
細かいディテールが違うのですが、これは種車に起因します。
まぁ、むかしのキットですから。


で、上部を作り直すのです。


屋根板は、長めに作ってありました。
側板と妻板を接着しまして、それから屋根板を現物合わせで調整します。


裏返すと、中学生のころに書き込んだ表記があったりします。


屋根板を接着し終えました。
充分に接着剤を流してから、乾かします。


つづきます。
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むかしのキット組みを再生する モハ43系のサハを作る(その7)

2023年05月31日 | GM板キットの誘惑~国鉄の電車
プロ野球の交流戦が始まりました。
もう、そんな季節なのですね。
未だに賛否両論を聞く交流戦ですが、ワタシはお祭り気分が感じられて好きです。

さて。
承前。
ノーシル・ノーヘッダーに磨いた側板です。


このように、切断。
組み合わせて継ぎますと、旧型国電ファンの方ならご存知のあの車両ができるはずです。

狭窓流電のサハ48029ですね。

実車は切妻車体ですから、端部の屋根もかまぼこ形です。
そこで、屋根板も切り継ぎます。
種車の都合で、ひとつは低屋根車のもの。


ベンチレーターの配列を調べると、クハ47用で開けてあった元の孔が、そのまま活かせそうです。
クハ47用の端部を切り取り、クモハ43800用の屋根板の中央部を継ぎ足すことにします。


つづきます。
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むかしのキット組みを再生する(その6) クモハ43とクハ47から…

2023年05月22日 | GM板キットの誘惑~国鉄の電車
日曜日のお昼は、冷や麦にしました。
今年初めてです。
ちょっとだけ、季節を先取り気分。

さて。
横須賀線6輌編成の先頭に立つクモハ53形を、中学生のときに組んだキットから再生したわけですが、
同じように剥離した車体が、まだ残っています。
同じころに組んだ、身延線用クモハ43800+クハ47100です。


技術も小遣いもないころで、接着剤もいろいろ試した跡があります。


黄色いゴム系接着剤は、これ以来使わなくなったかな。


ともかく、裏側の惨状を何とかしないと、車体は再生できません。
ガラスをきれいに接着できると、最終的な見栄えが違ってきます。


平刃の彫刻刀やペーパーを駆使しまして、片面につき30分くらい費やします。
中学~高校生のころに自分が組んだ車体です。
長い付き合いがあるから、再生しようという気力が保てるのです。
正気なら、新しいキットを買ってくるでしょうね。


我ながら、何をしていることやら。


続いて、シル・ヘッダーを削り始めました。
特徴的な側面が見えてきます。


わくわくしながら、続きます。
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むかしのキット組みを再生する(その5) 60余年前の横須賀線編成ができた

2023年05月18日 | GM板キットの誘惑~国鉄の電車
毎朝、「逗子」や「大船」を行先表示に掲げた電車に乗って通勤しているのですが、
そのわりには、横須賀線に乗る機会はないものです。
現代の横須賀線は15輌あるいは11輌編成という電車が走っています。

模型で手元に揃ったのは、朝晩が12輌、日中閑散時間帯が6輌編成だったころの横須賀線電車。
1959(昭和34)年からの4年間、2扉車の3扉化工事が行われるまでの姿です。

35年前の学生時代に買った本がありまして。
このイメージは、強烈でした。


キハ10系気動車が知りたくて、当時の自分としては大枚をはたいた1冊です。
ここに、横須賀線のお話しも載っていまして、それが興味を持ったきっかけでした。


久里浜方の先頭は、2扉車のクモハ53003。
奇数向き車を方向転換した車輌です。
キットで成形されている配管を活かしましたが、ドア窓の形などが異なります。


2輌目はサハ48021。
身延線編成から、とりあえずコンバートしてきました。
側面のサボ位置が静鉄仕様ですので、いずれ横須賀線のサハ48形を仕立てねば。


3輌目はサロ75015。
切り継ぎの処理が必ずしもきれいではありません。
幅の広い窓が、優等車らしくて気にいってます。


4輌目は、塗り直したモハ70062。
5輌目は、高校時代の恩師から譲り受けたモハ70036。
作り手も違うので、屋根の色味などは揃っていません。


6輌目はクハ76037で、こちらも恩師からの1輌。
両毛線仕様のつもりでしたのでATS表記がありますが、横須賀線時代にはありません。
クモユニ併結用にアーノルド型カプラーを残してありました。
増結できますな。


バラエティのある編成となりました。
コメント (2)
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