鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

年越しせずに竣工に持ち込む~GM西武新2000系・その33

2011年12月31日 | 西武所沢の模型たち
我が家からの30日の夕景です。

左側に富士山、右側に東京スカイツリーが見えるのですが、判るでしょうか?

一年間、お付き合いくださりありがとうございました。
振り返りますと今年は、何といっても震災と原発事故に尽きます。
“想定外”とかんたんに言うひともいますけれども、
そしてたしかに、同じようには感じますけれども、
それでも、想像できないことを想像する、ということを痛感します。
自分の想像力に足枷を履かせないよう心がける、とでも言えばいいのでしょうか?

この問題、まだまだ尾を引き続けるでしょうね。
忘れることなく。
粘り強く。
年の暮れに、そう思います。

20キロ先のスカイツリーが、あんがい大きく見えるのですよ。

さて。
年を越す仕掛り品を出さないように…。
前回は3か月前です。
床板と車輪を塗るだけで3か月かかった計算になります。

そんなにかかるワケ、ありませんね。
ようするに、お尻に火が付いて仕上げる気になったのです。
これだけのために、年越し仕掛りはねぇ…。

車輪の側面を塗っておくだけで、だいぶ足回りの印象が落ち着きます。
ですから、必須事項と考えています。
が、いかんせん面倒くさいですよ。


連結器はアーノルド形のままですが、
本体と柄と黒くすることで、なるべく目立たないようにいてあります。


先頭車同士の連結部も、アーノルド形のまま。
走行時の安定性を優先させた結果です。

板キットを組んだ車輌ですから、車体や床板に微妙な狂いがあってもおかしくありません。
ですから、車体マウント形のカプラー製品は避けておきました。

床下には、連結順位シールを。


これで、めでたく8輌編成が竣工しました。

なんと、まぁ。
5年くらいかけて、組んだみたいです。
もっと集中して組めば…。

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がんばれ西武ライオンズ~GM西武新2000系・その32

2011年09月25日 | 西武所沢の模型たち
連休最後の日曜日の午後。
野球中継を見ながらまったりと。
まったりと…?
ん?

地元の千葉ロッテマリーンズ、引き分けを挟んで8連敗であります。
対するライオンズは、引き分けを挟んで8連勝。

岸に完投されてしまいました。
攻め方に、粘りがないもんなぁ。
あれでは勝てません。
なにごとにも、諦めずに粘ることは大事だな。

失速しちゃぇ~!

準急本川越行きにしてしまいました。
これなら、ちょっと走っただけで鈍行ですよ。

ライオンズファンのみなさま、ごめんなさいね。
余談ながら同じ準急でも新宿行きにすると…?
だんだん加速するんですよね。

ついでですから、動力ユニットを塗っておきます。
なにはともあれ、分解。

扱いなれたグリーンマックス製品です。

ストック品ですので、ダイキャストフレームが凸形の旧製品。

黒く塗っておきます。

台車は「ねずみ色1号」で。

カプラーの柄は黒く塗って、影にしておきます。
これだけで、かなり目につきにくくなりますから、
床下がグレーのNゲージに対してはかなり有効。

車輪も塗ってきます。

下塗りしたっけな?

台車の内枠も。


とりあえず、編成を組んでみました。

先頭車しか撮ってないし。
しかも、傾いて撮っているし。

まだ、床板を塗っていません。

それでも、ケースにしまったら完成した気になってしまいました。
気力が切れそうです。
どうしましょう?

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ようやく床板が出来上がる~GM西武新2000系・その31

2011年09月20日 | 西武所沢の模型たち
日付が変わり、先ほどから雨が降り出しています。
月曜日の午後から急に気温が下がってきました。
夏の終わりを告げる、季節の変わり目の雨です。
これから、一歩一歩、冬の準備が始まるのですね。
とてつもなく劇的な瞬間に立ち会っている気がします。
虫の音も心なしか寂しげに聞こえます…といったら気障か?

さて。
季節の変わり目に合わせたわけではありませんが、
西武新2000系の工作が、ようやく峠を越えました。
床板に機器を接着する工程が終わったのです。

キット指定のパーツを何も考えずに接着すれば速いのですが、
共通パーツですから、実車と似てもつかぬ場合が多いですよね。
雰囲気だけでも、実車に近付けたいモノです。

そこで、切り刻んで順序を変えるワケですが…。
資料写真を探して、
似た機器を探して、
足りなければ他所のキットからも調達し、
どうしても違うものはアレンジすることを考え、
走行していると時間だけが経ってしまうのです。

いつから組み始めたっけ?
記事を遡る気にもなれないくらいにむかしのことです。

以後に出来上がった3輌分。
知っているひとから見れば、突っ込みどころ満載です。

あとは、塗るだけですね。
缶スプレーでも構わないでしょう。

こんな感じの編成が、でき上がるはずです。

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台車だ!パンタだ!~GM西武新2000系・その30

2011年09月13日 | 西武所沢の模型たち
日曜日のことですが、朝10時ころに急な雨。
雷も何度か鳴りました。
そんなに近くはないのにアルミサッシがビリビリいうくらいに強いやつ。
それでも、20~30分経ったら、やみました。
いわゆる“ゲリラ豪雨”でしょうが、午前中のばいもあるのですねぇ。

さて。
気分を変えて、西武電車。

片付けてたら、台車とパンタグラフが出てきました。
いや、車体キットと同時に調達してあったはずですが、
なにせ組み始めてから5年くらい経っています。
「発見!」
嬉しかったですねぇ。

あまりに嬉しかったので、車体に取り付けてみました。
電車らしくなりましたよ。

編成にしてみます。

ワタシが初めて組んだ西武電車が、レールに乗ります。
感ひとしおかな?

パンタグラフと台車、床板は塗るつもりですから、まだ完成ではありません。
でも、こうやって形になったモノを見ていると、
「このままでもいいかな」という気がしてきます。
中途半端ですね。

まだ、未完成の床板があります。

つづきます。

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続・屋上機器を取り付ける~GM西武新2000系・その29

2011年09月06日 | 西武所沢の模型たち
足の遅い台風でした。
ですから、大雨になってしまいました。
自然災害は、いつでも起こりうるのですね。
あらためて、思い知らされます。

週末の土曜日から日曜日にかけて、
夏に相談員として参加していたキャンプの反省会兼懇親会がありました。
会場は、信州伊那谷の山奥にある某温泉。
台風が心配でしたが、何事もなく行ってくることができました。
何せ、細い山道をたどっていくのですから、
雨が降り過ぎると土砂崩れによる通行止め、あるいは孤立…などという想像も。
道が通じている、それだけで心強いものです。

さて。
黄色い電車、西武新2000系。

屋根上で銀色に輝くクーラーを接着しました。

これだけでもずいぶん感じが出てきて、嬉しくなってきます。
あとは…床板ですね。

国電用のAU75とそっくりなクーラーです。
これの載っている位置が、車体中心に一致しないと知ったのは最近のこと。

前後対称だと思っていました。
この画像でいうと、左側のほうが若干長いのだそうです。
ですから…。
資料を出してきて、1輌づつ車体とクーラーの向きを確かめながら、接着。
手間はちょっとかかりますが、調べるのが面白いので苦になりません。

「あら?」
思ったのは、パンタフューズ箱の向き。
先頭車用と中間車用で、キットの屋根パーツの成形が違うのです。
成形に従って素直にパーツを接着していくと、まったく別の配置となります。
この画像では、右が先頭車用、左が中間車用。

知っている人に聞くと、初期の4両口の中間車だけ配列が違ったとか。
キットの中間車用屋根板の成形は、その初期のグループではないかというのです。
今さら、ねぇ…。

まぁ、あまり詳しくは知らなかった部分なので、気にしないことにします。

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屋上パーツ~GM西武新2000系・その28

2011年08月29日 | 西武所沢の模型たち
昼間はそれなりに暑いのですが、朝晩がめっきり涼しくなっています。
まだ、残暑がぶり返すと思うんだけどなぁ。
身体が涼しいのに慣れてしまうと、シンドイでしょうね。

ぽちぽちと、西武新2000系。
先頭車4輌中3輌は、まだ前面ガラスを取りつけていません。
中途半端で、3か月放置してあったわけです。
放置する原因は、まぁいろいろとありますよ。

手すりの逃げ穴を開けておきました。

これが、気分的に面倒だったのかなぁ?

車体前面にも取りつけ穴を。

左の車体は、これからですよ。

瞬間接着剤で固定しましたので、ガラスが白濁しないようガス抜き。

車体の上下をひっくり返しておいただけです。

いい調子で、ベンチレーターを接着し始めました。

ふと気がつく。
先に、配管を塗り分けてからのほうが楽だろう…。

色差ししてみました。

わりとくっきり成形されているので、色差しは楽です。

こうやって並べてみると、パンタ車はベンチレーターが少ないですね。

とくに、先頭車(クモハ)には2個しかありません。
これで十分な換気ができるのだろうか?
エアコンがあるので、心配ないですけどね。
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屋根を塗りなおす~GM西武新2000系・その27

2011年08月28日 | 西武所沢の模型たち
5月22日以来の工作です。
お題は、西武新2000系。

屋根を、再びマスキング中。

ベンチレーターを接着しようとして、回りを汚したのでした。


ついでだから、雨樋際の塗り分けも修正したい。


車体には半ばうんざりしながら貼り終えたガラスがあります。
汚したくありません。
ですから、屋根裏もしっかりとマスキング。


ほぼ塗り終えたところで、愛用のスプレーワークから何やら異音発生。
いちど止めてから、電源再投入。
空回りするような音に変わりました。
で、エアーが出てきません。
故障しましたね。

メンテナンスをしていなかったので、蓋を開けるのは初めてです。

あまり汚れていません。
塗装工具としては入門編の安価な工具ですが、
防塵対策ができているのでしょうね。

蛇腹のような部品が、折目から裂けていました。

頻繁ではないとはいえ15年くらい使いましたから、経年劣化と考えていいでしょう。
交換用部品って、気軽に入手できるのでしょうか?
あとで調べてみようと思います。

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前面ガラス~GM西武新2000系・その26

2011年05月22日 | 西武所沢の模型たち
土曜日は、小学校の運動会でした。
次男も6年生。
長男のときから足かけ8年間、小学校の運動会もこれが見納めかも。
1~2年生のダンス、今から振り返るとウチの息子もかわいかったなぁ、と。
5~6年生の組体操は、見事です。

さて。
承前。
先に手すりを取り付けると、
取り付け足が成型ガラスをはめ込むときの邪魔になることが判りました。
成型ガラスに逃げ穴を開けました。

さらに、天井側の逃げ穴を拡げ、ワイパーをサインペンで黒く。

無事に、はめ込みができました。

ライトレンズは、奥まりすぎたせいか目立たないかな。




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前面手すり~GM西武新2000系・その25

2011年05月21日 | 西武所沢の模型たち
東京電力の当期の決算が1兆円を超える赤字だそうです。
さすが、大きな会社は桁が違いますね。
ワタシの勤務先の総売り上げでこの赤字を埋めようとすると、
その間に数回も大津波に襲われる計算になります。
素人目には、原子力発電が低コストとは思えないんだけどな。

さて、西武電車。
キットの前面は、貫通ドア脇に窪みが成形されてます。

エッチング製の手すりが付属していまして、その穴を開けるときの位置決め用ポンチ穴。

手すりなんか面倒だよと思っても、既にポンチ穴があるだけに、無視もできない。
説明書にはφ0.3~0.4で開けるように指示が。
慣れないと、ドリルの刃を折ってしまうような細さです。
グリーンマックスのキットとしては、敷居が高いですね。

瞬間接着剤で固定することを考えると、ガラス裏側が白濁する恐れがありますから、
できれば、先に手すりを取り付けたい。

押し込んだら、固定できました。
接着剤、いらないじゃん。

見ると、裏側に手すりがはみ出しています。
これが、前面の成型ガラスに当たります。

ここにきてようやく、先にガラスを接着するよう説明書に書かれていた理由が判りました。
窓ガラスのパーツに逃げ穴を開けるか、考えなくてはなりません。

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続続・窓ガラス~GM西武新2000系・その24

2011年05月19日 | 西武所沢の模型たち
駅までの商店街に今年も燕が戻ってきました。
毎年、ある日突然に、戻ってきていることに気がつくのですよ。
不思議ですね。
浪江など人影の消えた町並みにも、戻ってきていると思います。
人里に巣をかけることで天敵を避けようとしている連中です。
彼らにとっても今年は常ならざる春だということになります。

さて。
うんざりしながらも、側面の窓ガラス貼りはこの2輌でおしまい。

前面は、クリヤー成形部品がありますので、これからのお楽しみ。

正直なところ、側面ガラスの接着でこれほど面倒に思ったのは、初めてです。
仕事を通じて、仕上げを見る目が変わってきたのかもしれません。
半年ほど前から製品を出荷する最終検査を受け持つようになりました。
それと、関係あるのかもしれないと思います。
これだけは許せないとか、ここは妥協して構わないとか。
少なくとも、製品として恥ずかしくないものにするためは、
「汚いなぁ、雑だなぁ」という評価だけは、受けたくない。
そう考えると、接着剤はきちんと取り除きたい。
だから…家に帰ってきてからも、プレッシャーが…。

かてて加えて、塗装が下手くそなのも、嫌になる原因。
それでも組み立てるのは…?
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