鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

伊那バス59632

2016年10月25日 | こっそり…バス・バス走る~
次男が、進路について考え始めている気配です。
学校の先生も、相談に乗ってくれているそうな。
家から出ていく日も、いずれ来ますね。
うん、もうそんな歳か。
むかし、おふくろが言っていたことを思い出します。
「子供ができたら時間はあっという間だよ」
今なら、解る。

さてと。
お世話になっている茶さまが半月ほど前に森林鉄道に行かれたそうですが、
ワタシは、ラストの写真に釘付けであります。
このバス何度も乗ったよ。
伊那バスの59632号車。
平成の初めのころ、籍を置いていた学校最寄りの西箕輪線でよく運用されていた車です。

写真があったかな…?

探しました。

僚車59629号車でした。
おそらく、昭和59(1984)年度に導入された車ではないかと推測。

この車の後姿です。

1993.1.14.西箕輪線 大学前
雪ではなく、冷たい雨の午後だったと思います。

おそらく、これも同じタイプ。

1993.1.21.横山ますみが丘線 中沢橋
当たりの風景が好きで、いちど撮っておこうと思っていたところに、たまたまバスが来ました。

こちらは、当時の伊那バスの最新鋭61646号車。
もっぱら伊那本線で使われていたタイプで、西箕輪線に入ってくることはありませんでした。
このときは、大学入試センター試験の終了後の臨時便です。

1993.1.17.西箕輪線 信州大学
入試の日ですが、構内にはふつうに立ち入ることができます。
なにせ、一般道が通っているのですから。
校門も、なかったし。
さすがに、講義棟には受験生以外入れません。

構内に乗り入れていた路線もありました。

1993.1.17.西箕輪線
白く見えるのは講義棟、周りの林は演習林。
正門から入って、裏門に抜ける路線バスがありまして、講義中の窓からも走り去るのが見えました。

で、伊那バスの伊那本線というと…。

1987年の時刻表です。
上伊那を縦貫する国道153号を走り抜ける路線でした。
ごらんのように、辰野から伊那、駒ケ根を経て飯島まで、飯田線にまったく並行している路線です。
1時間に1本は便がありますから、電車よりも便利な時間帯もありました。
1990年代になって、鉄道に完全に平行する路線バスには一切補助が出ないことになり、衰退します。
今では各自治体ごとにコミュニティバスとして再編され、分断されています。
こんな路線バスがあったんだよ、という記録としてここに載せます。

そうそう、△印は日祭日運休です。
すっかり車社会になっていますよ。

吹上線から伊那本線に乗り入れてきた56640号車。

1992.12.3.伊那本線 御子柴
撮影地点は南箕輪村の南部に位置する集落です。
いまでも個々の地点にバス停はありますが、隣町の伊那に直通するバスはありません。

とりとめのない思い出話でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする