鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

鉄コレ 近鉄820系の色差し(付け足し)

2022年11月06日 | 近鉄電車の模型たち
今月に入ってから、仕事場にパートさんがひとり増えました。
緊張感がひしひしと伝わってきます。
仕事の要領がつかめるまで、もうしばらくはそんな日々が続きそうです。

さて。
色差しを終えたつもりだった近鉄電車。
いろいろ雑誌などを見ているうちに、付け足したくなってきました。
前面の床下にあるATS車上子です。

t0.5のプラ板から作ってあります。
厚めの材料ですが、ここは丈夫にしようと考えた次第。

エアーホースも追加。
HOゲージ用の荷物室窓保護棒から切り出し折り曲げたものです。
ゴム系接着剤で取り付けました。


パンタグラフの周りには、軽くウェザリングを。


ベンチレーターの通風孔には、墨入れをしました。


ふむ。


台車や床下の抵抗器にも墨入れをしています。


製品のままよりは良くなったでしょう、と自賛中。


ATS車上子が、あんがいそれらしくなりました。

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鉄コレ 近鉄820系の色差し(後篇)

2022年10月31日 | 近鉄電車の模型たち
今週の週末の休みは、日曜日だけでした。
勤務先は週休二日制ではないのです。
ちょっと、疲れるときもあります。
で。
その貴重な日曜日、晴れてよかったなぁ。


さて。
近鉄電車です。

手元のストックから、旧いキットのステッカーを取り出してきました。


白抜き文字がきれいに抜けないためか、銀色で代用していたりするステッカーです。
銀文字のものは、さすがに使う気になれません。
さて、どこ行きにしようかなぁ。


田原本線にしました。
乗ったことも、見たこともないので、申し訳ない気もします。
ずっとむかしは「たわらほんせん」と読んでいたことも白状しておきます。


t0.3プラ板にで裏打ちしています。
裏側には両面テープも貼っておきました。


モ820形には、前面に幌を付けておきました。
手元のパーツを使って、それらしく塗り分け。


連結面の幌も、同じように塗り分けました。
正しいかどうか、確信は持てません。


下回りは、塗装しただけです。
動力ユニットの組み込みは、フトコロ事情により先送り。


とりあえず、記念撮影。


ベンチレーターの塗り分けは、功を奏したと思っています。


リズム感があって、いいよね。


パンタグラフ脇のランボードは、塗り分け忘れました。

これは、また機をみて。
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鉄コレ 近鉄820系の色差し(中篇)

2022年10月27日 | 近鉄電車の模型たち
暖かかったり、肌寒かったり。
季節の変わり目で、調子が狂います。
みなさまも、ご無理なさらないように。

さて。
小柄な近鉄電車820系。

鉄コレの屋根は、ベンチレーターが一体成型です。
色を塗り分けて、メリハリをつけようと思いました。
ヒレのように前後に伸びる脚の形状も独特なので、
マスキングして吹き付けることにします。
なお、実車はの屋根板とベンチレーターはほぼ同じ色のように見えます。

屋根板全体をマスキングして、ベンチレーターを吹き付けます。


数多く同じ形のものをマスキングするときは、
同じ個所を同じように貼り進めていくと、リズムがいいように思います。
頭がいちいち考えなくて済むからでしょうね。


小さな部分から、大きな範囲へ。


貼り終えました。
パンタグラフがあろうと無かろうと、ベンチレーターの間隔は同じだということが、判ります。
車内の換気のためには、なるべく等間隔であることが重要なのでしょう。


このあと、吹きました。
模型としては、別体感が出たと思います。
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鉄コレ 近鉄820系の色差し(前編?)

2022年10月23日 | 近鉄電車の模型たち
季節の変わり目ですね。
体調を崩しやすい時期です。
この週末は、よく身体を休めたいと思っているところです。

さて。
久しぶりに、既製品の色差し。

数年前に発売された近鉄820系。
縁あって、今ごろ手元に来ました。


20m級4ドアという車体は、この国の通勤用電車のひとつのスタンダードであることは、ご存知のとおりでしょう。
もちろん当てはまらない鉄道も多いのですが、それはともかく、
20m級4ドア車体が定着する以前の車両は、さまざまな車体があって興味尽きないところです。
近鉄の820系も、そんな車両のひとつ。
ちょっと小柄な車体が、魅力的です。


そんな魅力的な車輌が手元に来ました。
鉄コレです。
屋根が一体成型だったり、インテリアパーツが座席色で仕上げられていたりします。
それは、気にいらない。
分解します。


ガラスが外れれば、ひと段落。


とりあえず、インテリアパーツを塗ることにしました。
製品の座席色は活かして、床面を塗るつもりです。
テープを細切れにして、マスキング開始。


目についたところから、貼っています。


行き当たりばったり。


端から、埋めていきました。


ここまで貼り終えてから、クレオス#44「タン」を吹きました。


乾いてから、マスキング再開。
仕切板は、グリーンマックス#21「アイボリーA」を吹いています。


つぎは、ベンチレーターです。
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台車の陰 GM#4024近鉄22000系ACEの色差し(その7)

2020年02月23日 | 近鉄電車の模型たち
3連休ですが、おとなしく出かけずにいます。
蔓延しかねないウィルスを警戒するから…とも限らないのですが。
日々の通勤電車の混雑を思うと、
個人の努力ではどこまで対処できるのかなぁ…という気になります。
運次第ですね。
投げやりにならず、手洗い励行!

さて。
近鉄特急です。


台車と車輪は塗りましたが、だからこそ、その奥の部分が気になってきました。
動力台車の導通部のメッキ部分ですとか。


カプラーの柄ですとか。


塗るしかないな。


分解します。


陰になっている部分を、塗りつぶし。


こんな感じです。


導通部のダイカストは、接点となるところを避けて。


カプラーの柄も、側面を塗っておきました。

黒いカプラーに交換すれば完璧と思ったら…

M台車とT台車で長さの違う部品でしたので、あきらめます。


わかります?
カプラーの柄は、光線の具合でわかりづらいですが、塗ってあります。


いくぶん、落ち着きました。


カプラーの本体はそのままですが、柄だけは目立たなくなりました。
このあと、KATOカプラーに付け替えました。
幌も、付けておこう。


ひとまず、竣工としました。
塗っているうちに、愛着がわくというものですね。
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床下機器の陰 GM#4024近鉄22000系ACEの色差し(その6)

2020年02月17日 | 近鉄電車の模型たち
週の休みが一日だけで、その日が雨降りだと、がっかりします。
寒くなかっただけ、救いですが。

さて。
近鉄特急です。

モーター車の床下機器は、それを覆うカバー状になっています。
この製品に限ったことではありませんね。
鉄道模型の歴史は、モーターをどう隠しながら走らせるかの歴史でもありました。


カバー状です。
どうしても、平板的になります。
とくに機器がグレー塗装の車輌ですと、それが目立ちやすくなります。


ごく一般的な手法ですが、陰になる部分を塗りましょう。


クレオス#40「ジャーマングレー」を筆塗りしました。
初めからそのつもりなら、マスキングして吹き付けるほうが美しく仕上がります。
暗い部分を先に吹いてから、明るい部分を吹くのです。


筆ムラが、見えるなぁ。


抵抗器など、ルーバーの部分には墨入れもしました。


ということで、雨の日の工作。


少し離れたところから見ると、効果があります。
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クーラーの墨入れ GM#4024近鉄22000系ACEの色差し(その5)

2020年02月14日 | 近鉄電車の模型たち
なんとなく、今年のバレンタインデー商品の特設売り場は、元気が無いような気がしました。
義理がらみが定着してしまったことで、わくわくしなくなった、そんな感じがしています。
恵方巻の予約受付のほうが、店先での声は大きかったかなぁ…と。

さて。
近鉄特急です。
それなりに、まとまったモデルになりました。
が、陰影をつけたい。


ということで、クーラーに墨入れをすることにしました。


すでにクーラー本体をを塗ってしまっているので、筆塗りです。
ルーバー部分を先に吹いておいてから、丁寧にマスキングしていくという手法もアリです。


もちろん、はみ出しますが、カッターの葉先で軽くそぎ落とすことで、整えました。
クーラー本体を塗ってから、半月ほど乾かしていますので、なんとかなります。


天面のルーバーにも、墨入れをします。
しかし均一の濃さに仕上げるのは、なかなか大変なことです。
少しづつ流し込みましたが、まだまだ上手くありません。


自己採点で65点前後です。
それでも、塗らないよりは、と。


遠目で見れば、悪くありません。
でも、もう少しすっきり仕上げたかったです。
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特急奈良行き GM#4024近鉄22000系ACEの色差し(その4)

2020年02月12日 | 近鉄電車の模型たち
週の半ばに祝日があると、ちょっと得した気分になります。
特別な休日、という感じがして。
祝日を月曜日に移動して無理に連休を長くしていただかなくても、
ワタシは一向に構わないのです。

さて。
近鉄特急22000系。
ワタシには馴染みの薄い形式なのですが、だんだん愛着が湧いてきました。

製品付属のステッカーをそのまま貼ると、ややもすると小さくなりがちです。
切り出し方の問題もありますが。


下地色として、白を流しました。
中心部分はステッカーで隠れますから、多少薄くなっても大丈夫です。
シンナーやリターダーを混ぜて流し込むと、塗りやすいように思います。


これで、気楽に貼ることができました。


旧製品ですので、前面の行先表示もステッカーを貼ります。
製品の説明書ではガラスを外すように書かれていますが、
やや奥まった位置にありますから、いささか貼りにくい。
ヘッドライトユニットを外すことにしました。
きっちり組み込まれていますが、テールライトのレンズ部分を押すことで、外せました。


2輌編成の特急です。
ちょっと、かわいらしいです。


カレンダーを背景にして、撮ってみました。
展示台を作るといいのだろうなぁ。

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スカートを塗り分けて引き締める GM#4024近鉄22000系ACEの色差し(その3)

2020年02月11日 | 近鉄電車の模型たち
色差しの本を作れたら楽しいねぇ…。
そんな話を少し前から、知人としています。
もっと、わかりやすく撮れるようにならないとな。

さて。
近鉄特急です。

車輌の前面デザインで、下回りを引き締めているのが、スカートです。
障害物を巻き込まない、という機能を保ちつつ、
いかにスマートに見せるか、意が払われていますね。

この製品では、このように表現されています。
塗装していないと、どうにも貧相に見えます。


床板から外して、塗りました。
「灰色9号」を使っています。


ダミーカプラーも、塗装。
「ジャーマングレー」で全体を吹いたのち、電気連結器だけを「ねずみ色1号」で塗り分けました。


で、こんな感じ。
物足りません。


実車の画像を確かめていたら、スカートの脚が、暗い色で塗られていることに気がつきました。
そうか、
ここを見落としていたのか。


いい感じになりましたよ。
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車体の断面を目立たなくする GM#4024近鉄22000系ACEの色差し(その2)

2020年02月10日 | 近鉄電車の模型たち
この2~3日、ようやく真冬らしい冷え込みになりました。
この冬は、ちょっと変だなぁ。

温室効果ガスの排出に伴う気候変動と言われています。
30年くらい前、まだワタシが学生だったころに、すでにそれは予測されていたことでした。
対策は、なかなか進んでいないように見えますね。
自分も、何もしなかったなぁ…と、ときおり思います。
ワタシに成果が出せたは怪しいですが、でも、何もしなかったことは事実です。
ですから、いまの若いひとたちが声を上げるのを冷笑する気にはなれません。
それが、ややもするとヒステリックに聞こえたとしても。

さてと。
近鉄特急です。

この製品の車体の紺色部分は、印刷か何かで仕上げられています。
ですから、例えば車側灯の周りなどには色が回っていません。


客窓の断面にも、回っていないことが見えます。


分解すると、よく判りますね。


また、前面窓でも、車体の断面の色が見えます。
実車でも室内色が見えるかもしれない部分ですが、Nゲージの大きさですと、それを塗り分けると煩雑。


塗りつぶします。
ムラにならないよう、でも余計な部分まで流れ込まないよう、塗料の濃度には気を遣いました。


既存の塗装面にはみ出さないように。


車側灯には、暗めの赤色を差しておきます。


客窓の縁に残っていた塗り残しも、見えなくなりました。


前面は、ライトユニットと窓ガラスを外します。
この製品のばあいは、テールライトの部分を表側から押してやると、ライトユニットが外れました。


窓の縁を、黒色で塗ります。
窓ガラスの外周に合わせたのです。


これで、すっきりしました。
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