鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

旧型客車を何輌か組む(その10 10年目のGMオユ14が出来上がる)

2022年09月19日 | GM板キットの誘惑~国鉄の客車
ワタシの両親は、ともに高知県の出身です。
台風の多いところですね。
子どものころ、祖母に聞いたら、やはり室戸台風は怖かったそうです。
今回の台風14号の気象情報を聞きながら、思い出しました。
みなさま、ご無事だったでしょうか?

さて。
2012年11月に着工したらしい郵便車が、ようやく完成しました。
10年近い期間のうち、ほとんどは放置していたのですが。


カタチになれば、嬉しいですよね。
粗があったにせよ。
今回は、クーラーのルーバーの墨入れが、濃すぎました。
いずれ、直そう。


実車どおりに窓を埋めた郵便室側の貫通ドアですが、跡が残りました。
画像では判らないですが。
こんど作るときには、ドア全体を新製したほうがよさそうです。


雨樋の高さを変えたのは、悪くなかったかなと思います。
採光窓も、くり抜きました。
下半分が曇りになっている区分室の窓は、裏側から曇りガラスを貼り重ねることで表現してあります。


郵袋室の窓は、クリヤガラス、曇りガラス、保護棒印刷ガラスの3枚重ねです。


車番は、電気暖房装置付きのスユ16 2007としてあります。
これまた、とくに意味はありませんが、新潟に配置されていた車番です。
日本海縦貫線で活躍したのかなぁ…などと思いながら仕上げました。

完成まで持ちこめたので、感無量です。
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旧型客車を何輌か組む (その2 10年目のGMオユ14)

2022年08月18日 | GM板キットの誘惑~国鉄の客車
夏休み中に、眼鏡を新調しました。
今年に入ってから視力が落ちていたので、気になっていたのです。
年齢ゆえに、とうとう遠近両用レンズを導入しました。

で、新しい眼鏡をかけての通勤も2日め。
階段を降りるときなど、ちょっと高低感が掴みにくいときがありまして、
20年以上通いなれたはずの駅で、妙に慎重になっているときがあります。
慣れるでしょうけどね。

さて。
数輌の客車を組んでいるうちに、仕掛かり途中の郵便車を1輌、見つけました。
過去の投稿を検索したら…
https://blog.goo.ne.jp/torinosanpo/d/20121102
ほぼ10年前のことのようです。


雨樋の高さが気になるので削り取り、区分室の明かり窓をくり抜いていたのでした。

車体を箱に組み、乾燥待ちのまま10年近くが過ぎていた模様です。


ようやく、雨樋を接着しました。
t0.3プラ板を細く切り出したものを貼っています。
高さは、キットの側板上辺に、雨樋の下辺を合わせました。
雨樋の高さの分だけ、上にずらした形になります。
これで、すこし実車の印象に近づいたはず。
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旧型客車を何輌か GM#115 スハ32形などを組む(その1)

2022年08月15日 | GM板キットの誘惑~国鉄の客車
夏休みです。
5日間の連休です。
久しぶりに、夜更かしをしております。
残り、あと1日だけですが。

夏の夕暮れ時の空を見上げる時間が取れます。
いいなぁ。


少しづつ、秋めいてきましたね。
お盆休みが終わると、夏が終わる気配が迫ってくるような気がします。


さて。
またぞろ、キットを引っ張り出してきました。
グリーンマックス製の旧型客車です。
画像はスハ32形ですが、ほかにも在庫から少々。


この手のキットの宿命として、ベンチレーターの取り付け位置を自分で決める必要があります。
で、ワタシのばあいの、いい加減な方法。

まず、中心線を出します。
定規の任意の点を中心として、左右が均等になるように屋根板に乗せると、
簡易的ですが中心線が出せます。


それを何カ所か、描き込みます。
もちろん、鉛筆ですよ。


ひとつひとつの精度が低かろうという前提で、何カ所かに描き込んだのです。
それを、平均値をとるようなつもりで一直線に。
わりと、正確に中心線が出せます。


ベンチレーターは、KATO製のパーツを使うつもりです。
取付孔を開けます。
初めは、径の小さなドリルで、慎重に位置出し。


徐々に深くしまして…。


最後は、Φ2.0の孔を開けました。


車体裾のゲート処理も、手間はかかりますが大事ですよね。


ヤスリで仕上げております。
たしか、12本組の細目というやつ。


妻板と側板を。
使った接着剤はごくふつうのプラモデル用、タミヤの白キャップです。


なるべく直角に接着したいです。
カッターマットに描かれた方眼を目安にしています。


2時間くらい間を開けて、妻板と車体が組み合わさりました。


このあと、屋根板を接着。
流し込みタイプの接着剤をふんだんに流してから、乾燥待ち。
この間に、床下機器の裏打ちも進めておきます。


で、翌日は、屋根板と側板の間に溶きパテを塗り。


で、そのまた翌日に仕上げました。


妻板上部のカンバス留めの幅が揃わないモノもありまして。
まぁ、仕方ありません。


床下機器も、進めております。


白状すれば、5日間あれば組みあがっていると思ったのです。
夏休み、終わっちゃいますねぇ…。
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いただきモノを仕上げる(その2)客車の床板を塗る

2021年10月10日 | GM板キットの誘惑~国鉄の客車
基本的に、塗装はバルコニーですることにしています。
ほんと、日が沈むのが速くなりました。
ついつい、時間に追われます。
勝てない中継をだらだら見ているのがいけないのですが。

さて。
少しは進めようと思いまして、床板を塗ります。
と言っても、床下機器が外れているモノも少なくなく、直し終えていません。
室内側だけを、塗っておくことにしました。

オハ35形やオハ61形は、床が板張りです。
クレオス#43「ウッドブラウン」を使いました。
身近で観察できないので、いつも迷う色でもあります。


スハ43系や軽量客車は、リノリウム貼り。
グリーンマックス#14「灰色9号」です。
これもまた、こんな按配だろう、というくらいの感覚で選んだ色です。


中村精密製の客車もありましたので、塗っておきました。
ウェイトが外れているものは、のちほど接着しておきます。


車体の塗装は、またいずれ。
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いただきモノを仕上げる(その1)

2021年09月27日 | GM板キットの誘惑~国鉄の客車
先日、仕事帰りの電車が賑やかでした。
おしゃべりの弾むグルプが3つほど、という車輌に折り合わせたのです。
ここ最近では珍しいことだなぁ…と感じたところで思い出しました。
その日は、土曜日でした。
先週は、曜日感覚の狂う一週間でしたね。

さて。
一挙に50輌余りの模型をいただきました。
手入れをしてどんどんまとめていきたいところでしたが、
なかなか時間が取れず。

手始めに、グリーンマックス製キット組みの客車から修復することにしました。
ベンチレーターと床下機器が取れているので、それを直すことが主眼です。


窓ガラスもすべて交換することにしました。
元々使われていた黄色い系統のゴム系接着剤の劣化が進んでいたためです。
マイナスドライバーでこすると、ぼろぼろと取れました。


屋上は、模型的に目立つところ。
ちょっと考えましたが、ベンチレーターはすべて外すことにしました。


KATO製のパーツをストックしてあったので、これを使いましょう。
品番により色が違いますが、いずれにせよ塗りますから。


パーツには、取付脚があります。
これを活かすことにして、φ2.0くらいの穴を開けました。
ちょっと大きめですから、並びが美しくなるよう若干の修正が可能です。
両端の2個を先に接着し、定規を当てながら残りを整えていきます。


接着剤は、裏から流しています。
屋根とベンチレーターは同じ色で仕上げるつもりです。


6輌をまとめたら、休日の午後が終わってしまいました。
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窓ガラスを貼る 旧型客車三昧(その23)

2014年02月19日 | GM板キットの誘惑~国鉄の客車
連日のように、残業で遅くなってから夜半までオリンピック中継を見ていると、
何も進みません。
よろしくありませんね。
ま、見慣れぬ競技が面白いのです。

ただ…。
ここ数日の雪害よりも先にオリンピック結果を報道するニュース番組とは、
どうなのでしょう?
嬉しいのは判るのですが、順序が逆な気がするのです。

まだ数日、寝不足の日々が続きそうです。

さて。
承前。

インレタを貼ったのは、1年半も前のことでした。

これなら、テレビを見ながら手が動かせます。

人さまの預かりモノではないので、手元が狂ってもへっちゃら。

ガラスを貼っただけで、夜が更けてしまいました。

床板は塗ってありますので、あとはベンチレーターを接着するだけで、完成です。
では、いつになるでしょう?

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オシ16形も竣工 旧型客車三昧(その22)

2012年11月24日 | GM板キットの誘惑~国鉄の客車
年明けに長男が高校受験を迎えますので、
ここのところ、体験入学について行ったり、
学区や塾の面談をこなしたり、何かと用事があります。
じぶんの高校受験のときよりも下調べをしている気がするな。

さて。
お客様のオシ16形サロンカーを仕上げます。

貫通ドアーを塗り分け…。

下地の車体色との相性が悪いようで、ぐずぐずになってしまいました。
屋根を塗ったときには問題なかったので、筆塗りのせいでしょう。
シンナー分が吹きつけのときよりも多いでしょうから。

ともかく。

貫通ドアーの部分だけ、筆で洗い直し。
このあとは上手く塗れました。

ガラスは支給部品です。
南洋物産製のはめこみガラスです。

このパーツは使ったことがなかったので、興味津々。
厚手のアクリルを切削したもののようです。

キットの窓ですが、断面をよくみると、型から抜くときの“抜き勾配”があります。
これがバカになりませんで、どうなるかと思ったのですが…。

なかなか優れたパーツで、断面にテーパがつけてありました。
表裏に注意する必要がありますが、きちんと密着します。
モノによっては、微調整もしましたけど。

あとで接着剤を流し込み、固定しておきます。


かくして、竣工。


もっと美しく作れそうな気もするんだけど。


はめ込みガラスひとつで、かなり印象がいいモデルになりました。

雨どいを細く作り直すと、もっといいのかな?

ガラスの透明感は良好です。
さすが、アクリルです。
別名“有機ガラス”というだけのことはある。

インテリアもほしいですねえ。
そこまで作らずに、引き渡してしまいましたが。

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マニ44形の竣工 旧型客車三昧(その21)

2012年11月21日 | GM板キットの誘惑~国鉄の客車
中学1年の次男が試験勉強。
地理だそうです。
見ると、ヨーロッパの国々の形を覚えているところでした。
フランスは「キリンの顔」だそうです。
オランダは「ラクダのように見えたけど、ちがうかなぁ」。
チェコスロバキアは「胃袋!」。
そうですか。

国鉄最後の荷物車です。
マニ44形に、ガラスを貼りました。
キット付属の塩ビ板を使っています。


これで、竣工ですよ。

お客様から組み立てを承った車輛としては、あとオシ16形が残ってます。
予想よりも時間がかかってしまいましたが、ようやく目処が立ってきました。

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オシ16形の車高調整 旧型客車三昧(その20)

2012年11月20日 | GM板キットの誘惑~国鉄の客車
この前の日曜日は次男の誕生日でした。
早いもので、13歳になります。
近ごろは、すなおに「はい」ということが少なくなりました。
年頃ですね。
そんなモノだと思いますから、腹も立ちません…。

…いや、立つときもありますな。
とりあえず、角の立たない話しかたを覚えてもらえれば。
いやね、巻かれるのではなく、冷静に主張を通すための方便としてです。

さて。
グリーンマックス製の客車キットをそのまま組むと、
車高が高めに仕上がるのはよく知られていますね。
いわゆる“腰高”になるのです。

KATO製オシ17形と並べました。

よさそうでしょ?

角度を変えて、見直します。

目の錯覚ということもあり得ますからね。

やや俯瞰気味に見下ろしても、違和感はないかな?


床板の台車ボルスタの厚みを減らしただけです。

水平をきちんと出さないと、車体がふらふら落ち着きません。
慎重に進めないと痛手を被る工程です。

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台車と車輪の塗装 旧型客車三昧(その19)

2012年11月19日 | GM板キットの誘惑~国鉄の客車
ごぶさたしました。
このブログを始めてから6年以上が経つと思いますが、
1週間丸々空けたのは初めてではないかと思います。
その間、ときどき見に来てくださったかたがたには、ありがとうございました。

ちょっといつもとは違う仕事に挑む機会があったり、
家族が順繰りに風邪気味になったり、
そんな諸々がありまして、手をつける暇がありませんでした。
そんなときも、ありますよね。

さて。
日曜日の夕方になって、ようやく手をつける時間が作れました。
台車を塗っておきます。
下塗りは済ませていました。

けっこう、数が溜まっていました。

台車にあわせて、床板も軽く吹いておきます。
色調が揃えば、上々です。

そして、あっという間に日は沈んでいきました。

車輪は筆塗り。

乾いたら、タイヤ面を研きだすのですが、それがまたひと手間。

それでも、仕上がれば下回りが落ち着くので、欠かせない工程です。


車輪がほとんど隠れてしまうために、効果が薄い形式ありますけれど


国電も、同じです。


動力車は、ダイカスト製のフレームも塗っておきました。


まだまだ、終わりません。
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