鉄道模型・色差し三昧

精密な模型製品だからこそ、色差しを施しませんか?
より、魅力を引き出しましょう。
お気に入りができますよ。

カプラーを換えたい マイクロエースEF61の再生(その3)

2020年12月14日 | 1:150 機関車
夏場は暑くて堪らなかったマスクですが、この季節になるとさほど気になりません。
むしろ、外すと寒いくらいですね。
呼気がここまで温められるものなのか、となかなか新鮮な思いです。
昨冬まで、マスクをすることは少なかったですからね。
メガネが曇るのは、困りものです。

さてと。
カプラーを交換しようと思います。


KATOのナックルカプラーを使えばいいだろう、とあたりを付けました。
既存の板バネを活かすため、尻の突起は削っておきます。
画像右側が、加工後です。


「受け座」とでも説明すればいいのでしょうか、スカートに付く部品です。
名称がわからないので、伝えづらいですよ。
カプラーの左右動を確保するため、後ろ側を削っておきました。
これも、画像右側が加工後です。


これで、いちおう組み立てることができました。
画像右側が、ナックルカプラーに交換後です。


正面から見たところ。
件の「受け座」が、カプラーの周りで出っ張っています。
実車にはない凸部が、印象を損ねます。
削って、平らにしておきたいですね。


接着して、削り落とすことにしました。
裏側から、流し込みます。


使った接着剤は、これ。
材質的には、完全には効かないのではないかと思います。
とりあえず一昼夜は乾燥させましょう。


つづきます。
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ねずみ色を塗り直す ジャンク品 マイクロエースEF61形の再生(その2)

2020年12月10日 | 1:150 機関車
首都圏の冬場は、わりとお天気続きです。
会社の近くには保育所がいくつかあるようで、
お天気に恵まれた午前は、たくさんの陽気な声が窓の下を通ります。
お散歩に行くのですね。
帽子の色が違ったり、方角が違ったりしますから、保育所はひとつだけではありません。

この数日、お天気でも、お散歩に行く声があまりしないのです。
保育所、あるいは保育士さんたちに何かが無ければいいのですが。
新型コロナ第3波の中で、そう思います。

さて。
この機関車、グレーの色合いが落ち着きません。
ちょっと、青味が強いような気がする。
あるいは1961年の新製当時は、こんな色合いだったのかもしれませんが。

塗り直すつもりで、車体を分解しました。


マスキングをして、吹くだけです。


スカートも、塗り直しておきます。
ATS車上子保護板を外すと、カプラーも外すことができます。
なお、ATS車上子保護板は、新製時にはありません。
ATSが国鉄全線で実用化されたのは1968年ですから、まだ付いていなかったのです。
ただ、車体色が茶色の時代でも、1966年時点で取り付けられている写真があります。


ごく当たり前に、グリーンマックス#9「ねずみ色1号」を吹くことにしました。

パンタグラフも、樹脂に透け感があって、軽薄な感じです。
銀色にするかな。


つづきます。
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ジャンク品のEF61 マイクロエースA3601

2020年12月07日 | 1:150 機関車
小惑星に飛んだ「はやぶさ2」が帰ってきました。
前回と違って、スムーズに事が運んだように見えます。
なにごとによらず、経験を活かすことはだいじですよね。

さて、無事に試料が採取できていたなら、その先は未知の世界です。
スムーズに結果は出ないかもしれません。
でも、楽しみです。

さて。
ジャンク本として、中古屋さんに並んでいました。
1500円という値付けは、いくらなんでも安すぎるような気がします。
動きが悪いということでしたが。


マイクロエース製のEF61形1号機です。
調べたら、2001年の発売だそうな。
前オーナーが、KATO製プラケースに入れ替えていました。
きちっとした再パッケージに、模型への愛情を感じます。


実車は、1961年に、旅客列車用として作られた機関車です。
1965年くらいまでに青色に塗り替えられました。
茶色の時代は短かったのですが、、20系寝台特急を牽引していた写真が遺されています。


この時代のマイクロエース製品、なんとなくグレーの色合いが馴染めません。
走りも悪いというので、分解しましょう。


車体と下回りを外す前に、台車がばらけました。
やれやれ。


何とか、車体を外しました。
ライトケースが、手作り感満載です。


テールライトも点灯する仕様となっているのですが、そのために遮光対策がたいへんだったようで。


紙やらテープやらを駆使して、作ってありました。
膨大な手間だな。
自分が作る立場だったら逃げ出したくなる構造です。


こなした工員さんは、偉いな。
感心したところで、つづきます。


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塗り重ねる KATO#2003 C62旧製品の色差し(その4)

2020年03月06日 | 1:150 機関車
ちょっと、世の中浮足立っている気配です。
2~3日前よりは、いくぶん落ち着き始めたようにも感じますが。

このようなときに、どう鎮めるかが為政者の危機管理だと思うのですが、
ちょっと、どうなのかなぁ…と思いながら、見ています。

とりあえず、自分にできること。
仕事場など身近なひとが浮足立っていたときには、
「落ち着きましょうよ」と呼びかけることかなぁ。
足りないモノを融通しあうことも、心掛けたいですね。

さて。
つややかな蒸気機関車のテンダーです。


さすがにちょっと落ち着かないかなぁ…と思いまして。
薄く溶いたクレオス#40「ジャーマングレー」を、数回に分けて吹きました。
わりといい感じになった気がして満足していますが、画像では判りにくいですね。


いい調子でいたら、デフを押し割りました。
砕けたステーは作り直しましたが、痛いミスです。
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あれやこれやも塗っておく KATO#2003 C62旧製品の色差し(その3)

2020年03月02日 | 1:150 機関車
急遽、巣ごもり生活を強いられることになって、買いだめに走られた方も多いかと思います。
当たり前と思っていた日常、わりと簡単にひっくり返るものですね。

さて。
相も変わらず、鉄道模型。

ボイラーやテンダー本体のほかにも、さまざまな部品を塗っておきましょう。


車輪の塗装は、ふだんは筆塗りで行うことが多いのですが、今回は吹き付けました。
どちらが、楽かなぁ。
踏面は、あとで塗膜をはがしておきます。


ダイカストブロックも、下側の部分を塗っておきます。


モーションプレートも、塗りました。
これも、あとで不要な部分の塗膜をはがしておきます。
画像の左側が、そのはがした後のもの。


ゆっくり、乾かしましょう。
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ツヤありで塗る KATO#2003 C62の色差し(その2)

2020年03月01日 | 1:150 機関車
土曜日に仕事に出たら、通勤電車の中は閑散としておりました。
帰りに寄ったスーパーの商品棚もスカスカで。
世の中、ばたばたしておるなぁ。

とりあえず、手洗い励行中です。

さて。
国鉄の特急用蒸気機関車です。

15年くらい前から、特急用客車編成が手元に1本あります。
これまた、今となっては旧製品ですけど。

特急列車というモノが、東京~大阪間に2~3往復しかなかった昭和20年代の客車です。
これに似合いの牽引機として整えようという目論みです。

こちらは、30年以上前に買った本。
3000円以上しましたから、当時としては思い切ったことでした。

目当ては、井の頭線のグリーン車でした。
ですが、国鉄名古屋電化前夜という記事も、とても面白い。

中でも印象に残ったのは、この写真。

わざと、歪めて撮ってあります。
ぜひ、本を入手して味わってくださいな。

製品に付属のナンバープレートは、こんな感じで残っております。

いずれも、宮原機関区に籍を置いていた機関車ですな。
いいじゃないの。

で。
気になっていた、パーティングライン。


削ります。


ドームに一体成型だった汽笛も、彫り込むことで別体感を出そうと。


全体を塗ります。
ツヤを多めにしてみました。

お召し機関車ほどではないにせよ、特急機ですから手入れは良かったことでしょう。
艶もあったのかな、と。

さすがに、ぴかぴか過ぎるかな?

なにせ、手入れの行き届いた特急牽引機というモノを見たことがありません。
すべては、想像です。
どうなのかなぁ?

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いただきモノ KATO#2003 C62旧製品の色差し(その1)

2020年02月27日 | 1:150 機関車
新型コロナウィルスへの対応策として、テレワークが推奨されているようです。
通信回線を活用した自宅勤務ですね。
が、ワタシの仕事場には無縁だろうなぁ。
実体のあるモノを作る仕事ですからね。
日々の電車が空いてくれたらいいな、などと呑気なことを思っております。

さて。
昨春に、頂戴した模型です。
KATO製C62の旧製品。


国内最大の蒸気機関車です。
製品は、20~30年くらい前のモノ。
当時の技術的な限界から、スケールよりやや大きめだそうです。


それなりに、実車の雰囲気はつかんでいます。
ですが、下回りを中心に樹脂の素材感がそのままなので、ちょっと手を入れたい。


また、ボイラー上面のパーティングラインも、気になります。


ならば、全体を塗り直すしかないよね。
ということで、分解を始めました。


塗るときに邪魔だろうと思いまして、ナンバープレートも外そうと思ったら、
瞬間接着剤で固定してあって、なかなか取れませんでした。
最終的には、精密ノミで彫り込む破目に。
それでも、いただきモノですから、文句はありません。


つづきます。
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KATO #303旧いEF57モデルの色差し

2020年01月26日 | 1:150 機関車
今年は冷え込みが弱いですね。
なんとなく、落ち着きません。
今年の1年だけで済めばいいのですが。

さて。
中古品を手に入れました。
品番が3桁の時代の製品です。
おおむね、1980年代前半のものかと。


かなりの安値で手に入れたのですが、
パンタグラフが破損し、ホコリが積もっていた程度。
水洗いして乾かし、壊れていたパンタグラフを修理交換すれば、
ほぼ直りました。
動力ユニットも分解して、要所に注油。

下回りとデッキ、パンタグラフを塗装しましたら、見違えます。
しっとり落ち着いた色合いのクレオス#40「ジャーマングレー」が手離せません。


分解したときに、車輪の側面も塗っておきました。
これだけで、重量感のある仕上がりに。


パンタグラフや屋上モニターは、実車に関わらず塗り分けました。
最晩年の実車は、屋根上が黒色、パンタグラフは黒と銀色の塗り分けです。
好みを優先しました。


年末に先輩が下さった本を片手に、イメージを膨らませます。
ありがたきかな。


北関東の冬景色が甦ります。
嬉しくなってきます。
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古い模型を塗り直した KATO#702 DD51の手入れ(その2)

2018年10月14日 | 1:150 機関車
なにかと気忙しいことが続いていまして、手が動きません。
ようやく迎えた仕事休みの日。
ぼやぼやと古雑誌などを眺めていたら、時間が過ぎていました。
まぁ、それを「充電期間」などと呼んでもいいのでしょうけれど。

さて。
丸々、1週間、乾かしていたことになります。
こんなものかねぇ…などと云いつつ、塗り分けを。

いずれも、筆塗りです。

細部は、こんな感じで。
現行の製品でしたら、すでに塗り分けられている部分ですから、参考になりませんね。

調べつつ塗る、という遊びです。

組み立てました。


思っていたよりもすっきりと仕上がったようで、ちょっと嬉しいです。
画像では判らないような気もしますが。


気が向いたら、ウェザリングをしようと思っています。
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古い模型を塗り直す KATO#702 DD51の手入れ(その1)

2018年10月09日 | 1:150 機関車
この季節、しし唐が美味しいですね。
ところが、間違って青唐辛子を買ってきまして…。
タイのカレーなどで使われる食材です。
えぇ。
たいへんでした。

さて。
連休中日のこと。

整理していたら、古い模型が出てきました。
そういえば、最近この車輌は走らせていなかったな。


1986年11月に、ワタシの手元に来ました。
高校生のときですよ。


いろいろ手を入れてはいます。
が、経年もあって、はがれてしまった部分があるのが気になります。


台枠部分だけでも、塗り直そうと思い立ちました。
以前は、すべて筆塗りだったと思います。
白を先に吹いてからグレーを塗れば、線が細く見えるかな?


台枠部分だけ、シンナーに漬けます。


いいお天気です。
筑波山が見えます。


旧い塗装が落ちましたら、乾かしてからミッチャクロンを吹き付け。
白色を吹いたのは、夕刻でした。


裏側も、吹いておきます。


日光連山も、見えました。


じっくり乾かそうと思います。
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