2008年 邦画ベスト5
あけましておめでとうございます。
旧年中はマイブログをご覧頂きありがとうございました。
昨年の前半部分はプライベートの方が慌ただしく、
一方、後半では仕事の方で忙しく、
全体を通してあまり映画が観れなかった一年でした。
ま、例年だと邦画と洋画の両方からランキングを発表するのですが、
去年は洋画の鑑賞本数が極端に少なかったせいもあって、
邦画だけに限らせて頂きます。
①、ぐるりのこと
②、パコと魔法の絵本
③、崖の上のポニョ
④、おくりびと
⑤、明日への遺言
ハッキリ言って、①と②はどちらが1位でも構いません。
まだ②を観る以前の①のレビューで
「今年のベストムービーだと確信した」と書いてしまったので、
この順位にしました。
監督が“自らの弱さ”を痛々しいほどまでにさらけ出した①と、
天才監督が更なる新しいステージに進み(挑戦し?)、“無限の可能性”を示した②―――、
言い換えれば、自らの心の内を飾らず、“ストレート”に表現したのが①で、
現実離れした世界観の中で、映画の未来に“広がり”を感じたのが②、といった印象です。
③の3位は思いのほか高評価に感じるかもしれませんが、
この映画を通して、宮崎駿監督がボクたちに何を伝えたかったのか…、
そして、何故この時代にこのような映画を作ったのか…、
そう考えるとグッと胸に込み上げてくるものがあります。
年齢と積まないとたどり着けない境地というか、泣けるほどに“優しさ”の詰まった作品です。
反対に、④は世間的な評価ではもう少し上位にランクされるかもしれませんが、
要所要所でTVドラマ的な映像と演出が気になりました。
でも、2008年度の助演男優賞は“山崎努”で決まりでしょうな。
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一方、後半では仕事の方で忙しく、
全体を通してあまり映画が観れなかった一年でした。
ま、例年だと邦画と洋画の両方からランキングを発表するのですが、
去年は洋画の鑑賞本数が極端に少なかったせいもあって、
邦画だけに限らせて頂きます。
①、ぐるりのこと
②、パコと魔法の絵本
③、崖の上のポニョ
④、おくりびと
⑤、明日への遺言
ハッキリ言って、①と②はどちらが1位でも構いません。
まだ②を観る以前の①のレビューで
「今年のベストムービーだと確信した」と書いてしまったので、
この順位にしました。
監督が“自らの弱さ”を痛々しいほどまでにさらけ出した①と、
天才監督が更なる新しいステージに進み(挑戦し?)、“無限の可能性”を示した②―――、
言い換えれば、自らの心の内を飾らず、“ストレート”に表現したのが①で、
現実離れした世界観の中で、映画の未来に“広がり”を感じたのが②、といった印象です。
③の3位は思いのほか高評価に感じるかもしれませんが、
この映画を通して、宮崎駿監督がボクたちに何を伝えたかったのか…、
そして、何故この時代にこのような映画を作ったのか…、
そう考えるとグッと胸に込み上げてくるものがあります。
年齢と積まないとたどり着けない境地というか、泣けるほどに“優しさ”の詰まった作品です。
反対に、④は世間的な評価ではもう少し上位にランクされるかもしれませんが、
要所要所でTVドラマ的な映像と演出が気になりました。
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それから、コメントありがとう。
何よりの褒め言葉です。嬉しいです。
そうやって少しでも他の誰かに影響を与えていたのなら、
このブログを書いていて良かった。その価値がありました。
しばらく更新がなかったのは、これ以上続けたら
娘との時間が取れなくなってしまうと考えたから。
娘が成長した際、親として何か残しておこうと考え、始めたブログが、
実際は娘との交流する時間を奪っていたというパラドックス。
それが更新がしばらく滞っていた経緯です。
しかし、今回『告白』という映画を観て、
再び「書きたい、伝えたい」という衝動に駆られました。
それは単にその映画が優れているという理由ではなくて、
(むしろ、出来自体は中島哲也監督からしてみれば不出来でしょう)
ほんの先日までボクが直面していた問題とあまりに近かったからです。
『告白』レビューのトーンが、やや強めに感じるのはそのせいです。
今後、ブログの更新を再開するのかは、現時点で前向きに考えています。
(勿論、その頻度は格段に減るとは思いますが…)
『告白』レビューを完成させるのに、かなりの時間とパワーを使いましたが、
少なくとも書いて気分がスッキリしました。
最近の映画で良かったのは、『愛を読むひと』と『瞳の奥の秘密』。
『愛を読む人』は、あの重厚な内容を2時間あまりにまとめあげた
スティーヴン・ダルドリーの手腕に脱帽。
仮に今オイラがレビューを書くにして、何から書き始めて良いか、
それくらい内容の濃い作品でした。
一方、『瞳の奥の秘密』は、単純に“大人のエンターテイメント”として楽しめる。
物語の序盤から中盤にかけて、随所に散りばめられた伏線が、
映画終盤にワッと溢れ出し、押し寄せてきます。