肯定的映画評論室・新館

一刀両断!コラムで映画を三枚おろし。

“宮崎駿”三本締め

2008-07-27 20:48:34 | ★独断と偏見的シネマ・セレクション3
独断と偏見的シネマ・セレクション3 《監督・俳優編》“宮崎駿”

先日、『ポニョ』のレビューを公開した際、
当ブログのヒット数が爆発的に伸びたので、
“2匹目のドジョウ”を狙って、
もう一丁、宮崎駿ネタでいってみます。
こう見えても結構計算高いんだよな、オレって。

まず、宮崎駿といったら“ヒゲ”、、じゃなくて、
その映画のトレードマークは“飛行シーン”。
心に翼が生え、上空から住み慣れた街を見下ろす際の“高揚感”、
まさに童心にかえるが如く、夢の世界を象徴しています。
老若男女、古今東西、日本全国津々浦々、
自らを映画通と自負するヘヴィーユーザーから、
白昼のとある街中を、アニメチックなコスプレ着込んで徘徊する、
いわゆる、アキバ系のおねぇちゃん、
そして、その後ろからカメラ片手に付いて回るオタク系のおにぃちゃんまで、
幅広い世代で支持されたのは、そんなところに理由があったからでしょう。

先日のレビューにはうっかり書き忘れましたけど、
『ポニョ』にもしっかりありますよ、飛行シーン。
ただ、チョットいつもとは趣向をかえてありますけど。
水没した街の上を、ポンポンいわせながら
主人公らを乗せた蒸気の船が、ゆっくり浮かぶように進んでいきます。
ほのぼのとして、やわらかくて、まるで雲の上から地上の世界を覗いているみたい。
いつまでも、いつまでも、その美しい風景を心に留めておきたいと思いました。
その晩、酒飲んだら忘れたけど。

①、『となりのトトロ』
②、『天空の城ラピュタ』
③、『千と千尋の神隠し』
次点、『魔女の宅急便』


さて、今回選んだ3本(プラス1)をみても分かるように、
オイラの好みは、『ナウシカ』や『もののけ』に代表される
ハード系の宮崎作品ではなくて、
いわゆる、悪役の登場しない“ソフト路線”の方。
失われていく自然と環境破壊、そこに“痛み”を伴うのはよく分かるのだけど、
人間と自然界の戦いとして、リアルに描き過ぎるのはどうなのかな、って。
『トトロ』なんて、そういうの一切無しで、
観る側に“豊かな生活と引き換えに、失ってしまった大切なもの”を気付かせて、
知らぬ間に涙こぼれてるもん。



















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