今週は寒気と低気圧の影響か、不安定な天気が続いています。
東京に2日連続でひょうが降ったり、北海道では積雪もあったようです。
山形でも霜の恐れがあるようで、さくらんぼ農家さんは気が気でありませんね。
さて、
昨夜は各社で金沢戦を報道。
日曜日は「悪夢の8連敗」と報道していたマスコミもありましたね。
マスコミが悪夢と言っちゃうんですから、やっぱりただ事じゃないなぁ(汗)
確かに8連敗はしてますよ、事実ですから(開き直り)
しかし、個人的にはこれまでの危険水域だった年とは全く違うメンタルでおります。
これまでのモンテの危険水域シーズンといえば、
2000年:植田監督。前年天皇杯初の8強入りにもかかわらず、
開幕から調子が出ず、泥縄的な補強をするも最後まで浮上できなかった年。
確か、市陸で応援ボイコットもありました。
2002年:柱谷監督2年目。前年最終節までJ1昇格争いを繰り広げたものの、
主力の大量移籍で、補強に大失敗した年。
まぁこれまで応援していて一番厳しい年でした。
2006年:樋口監督1年目。開幕から勝てない試合が続き、試合中にもかかわらず、
ゴール裏では延々と財前ゴールを歌っていた時期もありました。
レアンドロが一人ひたすらゴールを続けていた年で、それだけで留飲を下げていました。
2013年:奥野監督2年目。超攻撃型布陣は2年目も機能せず、
得点してもその倍失点するようなチームでした。
林、中島が当時のキャリアハイのゴールを記録した年だったと思います。
2016年:J1から降格して、再昇格を目指した年でしたが、
開幕直前に加入した元日本代表大黒を最大限いかすために、「戦術大黒」になってしまい、
失点が止まらず終盤まで昇格はおろか、降格危機に怯えた年でした。
大黒のゴールは見ていて最高に楽しかったですけどね。
まぁ、ざっとこんな感じですか(大汗)
いずれの年も、未来への希望という部分でかなりメンタルがきつかったでした。
特に2002年は、試合の日は確かに気が付くとスタジアムにいるのですが、
なぜスタジアムに足を運んでいるのかわからなくなった時期もありました(危険)
今年は、チーム連敗ワーストをあっさり更新してしまったわけですが、
目指す姿は魅力的な攻撃型のチームである。
結果は伴っていないが、戦術に一貫性がある。
技術の高い選手が多く、選手の頑張りがサポに伝わる。
これらの要因から、これまでの危険水域のチームとは違うなと思います。
10試合が終わって2勝8敗。しかしまだ32試合ありますし、
何もあきらめる必要はありませんが、
なんなら今年は残留を目標にして、
渡辺監督の戦術をじっくり落とし込む年にしても良いと思います。
いくら相田社長が優秀であっても、
サッカーをしているのは監督、コーチ、選手であり、
そこはどうすることもできません。
J全体で60チーム、J2だけでも22チームあるリーグにおいて、
どのチームも虎視眈々と相手を潰そうとしているのですから、
そう簡単に右肩上がりには物事は進まないと思います。
2001年、2004年と最後まで昇格争いをした翌年は順位が低迷し、
大分、仙台、新潟といったチームが順位を安定させながら昇格していったのを見るにつけ、
当時は、なんでモンテは積み上げが出来ないんだろうと溜息したことがあります。
しかし、石丸モンテからの攻撃的なチーム作りの中で、
チームの積み上げは確実になされていると感じているので、
それが昔の感情と違ってるのだと自己分析をしています。
大丈夫、今のチームは必ず浮上する。
それまで、選手もサポも藻掻きましょう。
それが未来への財産となるはずです。
そして、あの時は勝てなかったなぁ~と笑い話になることでしょう。