モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

ホーム横浜FC戦を振り返って。再確認することとなった上位との差

2024-09-02 11:09:14 | モンテディオ山形
台風の進路に気を付けてましたら、昨日9月に入ってました。
昨日は、ユースとのTGがあって、1-0だったそうですね(それはびっくり)
まぁ、20分×2本ですから、紅白戦の延長みたいなもんですか。
唯一のゴールは堀金くん(レレの代わりは彼ではだめなのかな?)

さて、
見事なゼインの先制ゴールも、個の力に圧倒されてかすかに見えた4連勝が泡と消えた土曜日の試合(汗)
逆転負けの悔しい試合となりましたが、メンバーから振り返ってみましょう。

GK後藤
DF川井、西村、城和、山田
MFゼイン、髙江、小西、國分
FW藤本、土居
交替は、藤本→優介、國分→氣田、土居→南、山田→稀吏也、髙江→松本

潤哉に続きレレもメンバー外ということで、
ここにきて、怪我続出はちょっと頭の痛いところですね。

試合全体としては、
開始から、危惧されていた相手プレスをかいくぐり、上手く前進したモンテが、攻勢にでます。
そんな中9分、中盤でボールを受けたコニたんが、ゼインに絶妙なスルーパス。
ゼインのカットインからのシュートが見事にゴール左隅に決まって先制。
ゆりかごダンスも決まって、モンテは最高のスタートを切りました。
何といってもコニたんのパスの場面。
左足から、右のアユへのパスの選択肢もありながらの、スルーパスには痺れました。

しかし、徐々に試合が落ち着いてくると、
個に力で上回る相手に、押し込まれ続け、後半はほぼ一方的な展開に。
狙われていた、右のポケットへの侵入から2失点で悔しい逆転負けとなりました。

まずは、守備から。
WB対策として、守備時にゼインを下げて5バックを敷いたモンテですが、
守れてはいるのですが、徐々にラインが下がって、防戦一方になったのは残念。
相手2列目からのポケットへの飛び出しを抑えきれなかったところは、
システム上ボランチの役割で、コニたんもなんとか付いて行けてたのですが、
最後パスの出しどころを抑えきれなかったのが残念でした。
ああいうところ、町田あたりだったら、徹底させるんでしょうね。
(シーズン前は、今年はポケットへの侵入を抑える!って尽さん言ってたのになぁ)

結局、こういう水漏れを無くすことが上位で戦えるかどうかの分岐点なんでしょうね。

移籍後、初先発となった城和。
さすが柏アカデミー出身だけに、基本技術がしっかりでてるし(何度か滑ってけど)、対人は安心だし、ボールを持てば隙あれば縦に差し込むぞ!という意識が素晴らしいですね。
あえて言えば、周りとのコミュニケーションというか、そこが安部との違いかもですが、
これは時間が解決するところで、しっかり先発を張れることは証明しましたね。

次に、攻撃ですが、
先制のところまでは素晴らしかったし、
その後も単発で相手に迫るところまではいくんですけど、
分厚い攻撃とはなりませんでした。
横浜が、数少ないタッチで一気にゴール前まで押し込む姿とは、
上位との大きな差を感じました。
いい方悪いですが、天皇杯を見ているような、月とスッポンというか(言い方)

惜しかったのは藤本で、
何度か抜け出しのチャンスがあったのですが、
出し手のパスが、相手DFを超えないシーンが多くて届かず、
また、藤本自体もなかなかボールの収めどころになれずに、
攻撃が繋がらないシーンが多かったですね。
土居も、スペースを見つけながら収めるシーンまではいくのですが、
相手守備も厳しく、次の展開に繋がりませんでした。
でも、一本厳しめの速い縦パスを難なくトラップで収めてしまうシーンがあって、
改めて惚れました(笑)

言われていることですが、
國分が左SHに入ってから、左で攻撃を作るシーンは増えたのですが、
スピードがない分、最終的にパスの出しどころがゼインに偏ってしまって、
相手も守りやすいんじゃないかと思いました。
それでも攻撃をコンプリートするゼインは凄すぎるのですが。

本当は、氣田投入でもっと左が活性化すればよいのですが、
速さがない分、相手に見切られている感じですね。

シュート数に表れているように、
横浜との地力の差は歴然としてしまって、
スコア以上に前半戦よりもむしろ差がついた感じもしました。
それでも、横浜はJ1では苦労しているわけですから、
常にJ1で戦えるチームにするには、
攻守ともに、ワンランク、ツーランクアップが必要ですね。

でも、ホームで最後まで奮闘した選手の皆さん、
本当にお疲れさまでした。
コメント
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