モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

最後のパイオニア②

2014-08-07 12:15:20 | パイオニアレッドウィングス
一方、その頃になると、バレーの楽しみ方も多様化し、

7月上旬に開催されるサマーリーグ、
8月下旬から行われる国体予選、そして10月の国体。

これらの大会は、リーグ戦ではあまり出場機会に恵まれない若手選手の登竜門的な試合となり、
チームを応援する者にとって、楽しみな大会となっていきました。
庄司、香野はこの大会で鍛えられたと思います。
庄司はサマーでセッターにも挑戦しました。

ただ、場所が意外に遠かったりして、
サマーでは、金沢大会、黒部大会に車で駆けつけ、

国体予選は、東北各県を巡り(笑)、
秋田国体、新潟国体は近かったので本大会も応援できました。
秋田の時は、比内地鶏の飲み屋さんで他県の選手と一緒になったりして。


また、
優勝を機にチームを取り巻く環境も一変して、
マッチョさん、レオ、トモさん入団の縁なのか、関西を中心に全国にファンは広がり、

それはコウの入団でピークに達し、
ファンの集いでは、遠くは九州から来てくださる方もいらっしゃいました。

個人的には、ファンの集いは途中から試合形式になって、中国、ドイツ、イタリア、キューバなどのチームとの試合もあり、またパイオニアAチーム、Bチームとの対戦などもあり、それはそれでとても楽しみでした。
最近になって、また昔のような形式に戻ってしまって行き辛くなってしまいましたが。


レオ、マッチョさん、コウ、トモさんと、それぞれ選手専用の応援HPなどが出来ていたわけですが、
特に、レオの人気は凄まじく、ファンの集いの一挙手一投足が話題になることも。
この時は、さすがに、ファンが暴走する前に天童オルゴール記念館にでもレオ専用コーナー「レオの聖地」でも作るしかないんじゃないかと心配したほどでした(笑)

加えて、
地域への貢献も多かったわけですが、
花笠踊りへの踊りの参加もありました。
河野(当時日本一長身のセッター)が踊っていた記憶があるので、優勝する前後あたりから踊っていたと思います。
ボールを使った独特の振り付けもさることながら、その真剣さは余興を超えた迫力がありました(笑)

それから、サッカーとのコラボもあって、NDソフトスタジアムにも足を運んでもらったり、ラジオ放送に一緒に出たり。逆に、モンテの選手がサマーリーグに応援に来てたりもしました。あれは成功したのかどうだったのか(笑)
でも、あれを見て、運動公園をバレーとサッカーの聖地にしてはどうかと考えたこともありました。


さらに、リーグ戦会場に足を運ぶ方も増え、ピーク時には山形市スポセンで6,000人を超える試合も。
あの時は真面目に酸欠になるかと思いました。
Vリーグとしても(うまみがあったかわかりませんが)、地方としては、山形大会はドル箱試合だったと思います。
今シーズンも、昔ほどではないにしろ、しっかりと集客はできていたんですけどね。
県内の試合が多い年は、山形、天童、鶴岡、酒田のほか、米沢とか藤島でも試合があったと思います。

いちいち振り返ることは多すぎるわけですが(たぶん、この5倍くらいは語れると思います(笑))、
パイオニアという一つの山形の文化はここで終焉しました。

さてこれからバレーボールという文化は継続されるのか、されないのか、どういう方向に地域が舵を切るのか。
自分なりに静かに見守っていきたいと思います。

スポーツ好きなので、
新しくできるNBDLのチームもたぶん応援すると思います(笑)
でも、やっぱり自分の中にはバレー好きのDNAが埋もれていると思いますね。

fin
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最後のパイオニア①

2014-08-06 12:03:15 | パイオニアレッドウィングス
日曜日、最後の集いの会があったようですね。
これで、名実ともに一区切りということでしょうか。


先日、昔のパンフレットなどが出てきたので見ていたら、
ファンクラブ通信の第2号(あれ、なんで創刊号が手元にないのかな)とか、
昔のメンバーパンフレットとか、懐かしい~


思い出してみると、パイオニアの応援を始めたのは、
たぶん、べにばな国体後、チームが実業団リーグに昇格した96年くらいからだと思います。

元々バレー好きで、モントリオールオリンピックで、日立のセッター松田にはまり(笑)、

確か、最初の日本開催のW杯の時には、受験生にもかかわらずテレビを見続け、
夏場の講習では友達とテーブルバレーに興じてました。
あの時は高校では絶対バレーをやるんだと心に決めていました(結局行きがかり上、高校球児になってしまいましたが)。

現実的に、パイオニアの試合の応援に行ったのは、たぶん97年の山形市スポセン?での朝日生命戦だったと思います。
その頃は、まだ相手といい勝負に持ち込むのがやっとの状態(この試合勝ったのかは不明)。
でも、地元のチームを応援するのは非常に楽しかった記憶があります。


偶然ですが、その頃パイオニア監督をされていた田村さんのHPに、当時の監督の思いが詰まったページがありましたのでご紹介だけさせていただきます。

http://www.geocities.jp/hap_s_tamura/vallyball.html
「東北パイオニアバレー部員へ送ったメッセージ」

実業団に上がったばかりのパイオニアへの期待、不安が率直に綴られていて、
あのころのひたむきに戦っていたチームが蘇ってきました。



チームは、その前後にキューバやドミニカから助っ人が来たり(数年後両国代表になった選手もいたと思います)、
元全日本、元カネボウの大谷が入団するなど、徐々に戦力が高まり、
何といっても、マッチョさんと椿本、内田、西畑あたりが入って、急速に戦力が揃っていったと思います。

自分の中では、マッチョさんは、いまだに日本で最高のリーダーだったと思っています。


そして、2000年からセリンジャー監督となって、多治見、レオが入団、さらにその後吉原、フールマン、島崎が入って黄金期を迎えることになります。

個人的には、マッチョさんが元気だった2000年あたりが一番見ていて楽しかったですね。

マッチョさんはオールラウンダーで、今で言う木村沙織をファイターにしたようなタイプだと思いますが(笑)、
コート上での戦う鋭い目は、いまだにゾクッとします。

そして、レオ、マッチョさん、フールマン、多治見、吉原、内田という、なんとも豪華なメンバーでとうとう03/04シーズン初優勝し、
その後、栗原、江口が入って、05/06シーズンで2回目の優勝を成し遂げます。
そしてそこが、チームのピークとなりました。

極論を言えば、マッチョさん、フールマンとともに頂に上り詰め、フールマンの退団とともに坂を下ることとなりました。
だいたい、フールマンが打つと決まってましたから(笑)


そこからは、残念ながら転げ落ちるように成績は低迷し、
一時は引退した内田を復帰させたかと思えば、セッターが一人という時期もありましたね。
板橋が入ってなんとか間に合いましたが。

チームに浮沈はつきものですが、
ピーク時から浮上できずにここに至った原因は、
振り返ってみると、セリンジャー退団時にあったような気がします。

たぶん、そこが会社として、モデルチェンジすべき分岐点だったのではないでしょうか。

結果論ですが。
チームの将来像と、育成の方針。
そこが曖昧なまま、栄光よ再びで同じ路線で吉田監督で突っ走ってしまった感があります。

実際、チームは育成というよりは、助っ人頼み路線を継続し続けます。
これまでトップ選手に育成できたのは庄司くらいではないでしょうか。
この辺から、なんともチームの行き当たりばったり感が強くなり、
チーム強化というよりは、チーム存続にハードルが下がっていったような気がします。


to be continued
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パスラボ山形ワイヴァンズ入団会見

2014-07-09 12:16:49 | パイオニアレッドウィングス
一昨日の地元ニュースは、どこも取り上げておりましたね。

山形初のプロバスケットチームですからね。

ヘッドコーチは東北福島県出身。
選手にも鶴岡出身、宮城出身の選手がおりました。
東北出身の選手がいるというのはより親近感が持てますね。

開幕は、10月に天童の県総合運動公園体育館で行われるようです。


個人的には、失うチームあれば、創られしチームあり、というところですかね。

このバスケットボールというスポーツ。
相対的に日本は世界で結果を残しておりません。
しかし、NBLやbjリーグなど国内プロスポーツは盛んです。

一方、バレーボールはオリンピックで輝かしい成績を残してきたスポーツです。
しかし、国内リーグはトップリーグも参加チームは少なく、プロ化も進んでいません。


これは、どういうことなんでしょうねぇ?
どうしてバレーボールはプロ化が進まないのでしょうか。
見栄えがしない?集客が見込めない?興行的にペイしない?
でも海外ではプロ化してますよね。

こういった根底にある問題が、
今回の廃部の背景として、少なからず影響しているように思います。

ワイヴァンズは、そもそもは栃木のチームが、チームごと移転という形です。
バスケは他の県からチームは持ってこれても、
バレーは、地元で引き受ける受け皿が作れなかったということですね・・・

素人には、どうしてもその辺の大人の裏事情がわかりません。

たぶん、興行的な面なんでしょうけどね。
チーム数が少ないからホームアンドアウェーも確立してないし。


新たなプロチームの発足で、
また、冬のスポーツの楽しみが増えることになりました。
夏場のJリーグ、冬場のNBDLという構図になるでしょう。


しかし、
逆に、一気に潮が引くように冷めちゃいそうで残念です。こちらのほうは。
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既視感

2014-07-02 18:26:34 | パイオニアレッドウィングス
ちょっとバレーボールのことを綴りたいと思います。

この時期になって、「元」パイオニア選手の動向がかなりわかってきました。

他チームに移籍する人、この世界を残念ながら去る人。
いろんな意味で次のステップに進めることは、それはそれで選手のためにはとても喜ばしいことかと思います。


しかし、
自分の中では、こういった情報に接すると、
まさに茂原、武富士廃部の時のあの重い、澱のような気持ちが漂ってきます。
何と表現したらいいのか難しいのですが、
チームの選手が、バラバラに引き裂かれていくような苦痛のような感情です。

もちろん、選手はたぶん割り切って、気持ちを切り替えて前向きに進んでいるわけですが、

特に新加入の選手のことを思うと、いろいろ進路に悩みながら、このチームを選んで、
リーグ戦思うような結果が出ずに降格し、本当にこのチームで良かったのかなんて考えたこともあったでしょう。
そして、突然の廃部。息つく間もなく次の進路を探しての移籍。
まさに予期せぬ社会の荒波に翻弄されながら、前に進むためにどれほどのエネルギーが必要だったのでしょうか。

これからの若い選手のことを考えると、とてもいたたまれない気持ちになります。

未練がましくて申し訳ないのですが、
今更ながら、
なんでこんなことになってしまったのかなと。
せめて、降格した今シーズンだけでも存続させる道はなかったのか。
その間、県民チームとしての可能性を含めて、県全体で次のステップを考えるような選択肢はなかったのか。

毎日のように更新されている、選手、関係者のつぶやきなど見るにつけ虚脱感が襲ってきます。



もちろん、我々応援してきた側にしても、これまで応援する喜びを可能にさせてくれた、パイオニアというチームには感謝してもしきれないわけですが、

ファンクラブとして応援してきた我々は、今回の騒動の枠外者として置き去りのままなのも残念です。

もう車を飛ばして、暑い中サマーリーグや国体の応援に行けない寂しさ、
リーグ戦、大雪の中を朝早くから体育館に通う苦労ができないという寂しさ、
週末ごとに一喜一憂できない寂しさ、
何よりも、選手の成長を応援できない寂しさ。

結構、思い入れの強い関係者も多いと思うんですよね。

書きたいことは尽きないので、またの機会にしたいと思います。
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廃部決定

2014-05-23 18:06:28 | パイオニアレッドウィングス
正式に発表されましたね。

これまでも言っているように、
企業スポーツですから、何時かはこういうことはあろうかと思います。
そういう意味では、これまで私達に応援する喜びや、勇気を頂いたことに素直に感謝申し上げたいと思います。

ただ、
発表では、会社の事情による廃部ということになっています。
要するに、降格しようがしまいが廃部だったということですね。

そうなると、一部報道にあった退部希望の主力選手がいるので、チームを維持できないという情報は、いらなかったですね、事実だとしても。

何で情報出しちゃったのかなぁ。
ようは、今後戦犯探しみたいになっちゃうじゃないですか。
その選手の将来にも影響すると思うんですよね。
ちょっと、フライングだったかもですね、その関係者さん。

これから、いろいろ選手も呟き始めるでしょうから、この間の事情もおいおいわかってくることでしょう。

願わくば、9月までの間に、一発逆転ホームランでもあることに期待したいと思います( ・∇・)
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晩節を穢すな

2014-05-22 23:38:26 | パイオニアレッドウィングス
往生際が悪いついでに(笑)

まだ結論も出ていないのに何ですが、
今回の顛末についてちょっと考えてみました(だからまだ何も・・・)

企業スポーツである以上、
チームの存続が問題になるのは、どんなスポーツでも一緒かと思います。

だから問題にしたいのは、
その終わらせ方、幕の引き方だと思うのです。


チームと選手、そのファン、サポーターの関係を
チームという飛行機とその乗客だとすれば、
チームの終わり方は、その着陸の仕方に例えられると思います。
着陸しないのが一番良いのは言うまでもありませんが。

チーム毎他の企業に移る、東レや武富士方式。これが考えうる最上のソフトランディングかもしれません。
また、チーム毎で無いにしろ、選手の一部で新しいチームを作る、仙台ベルフィーユなどがそれに近いかもしれませんが、それだって胴体着陸ぐらいで軟着陸でしょう。

今回、チームと会社の中でどういうやり取りが行われたのかは分かりませんが、
どうも、選手自体がギリギリまで知らされていない、抜き打ちだとすれば、
それはまさにハードランディング、急にリバーススイッチを入れられたようなもんでしょう、
裏切り行為ですね。

ただ、
一番悲しいのは、降格が決まった時点で、
退団を希望した選手が多数いたという報道。
そうなれば、もうこれは着陸以前に空中分解なわけですが。
これだけは避けて欲しかったところです。

もちろん、選手にばかり責任があるわけではなく、
チームの方針に納得がいかないということもあるでしょうから、
チームマネジメントの問題とも言えます。

いずれにしても、
チームが1企業の福利厚生事業から、地域のチームとして飛び立った時点で、
企業は、着陸の仕方、幕の引き方に責任を負うということではないでしょうか。
その飛行機に(まさにレッド「ウィングス」なわけですが)そのチームを愛し、チームから力をもらい、応援せずにはいられない多くのファンを搭乗させてしまったのですから。
選手はもちろん、ファンを置き去りにしたハードランディングは、
多くの人の心を踏みにじることになると思います。

せっかく、この半月前まで地域から愛され、全国のファンから愛された企業、チームが、
一転してそれらの人々を裏切ってしまうような、
晩節の穢しかただけは・・・避けて欲しいですね。




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往生際

2014-05-22 12:18:23 | パイオニアレッドウィングス
昨日は、天童市で天童市に本拠地を置く3チーム(モンテ、パイオニア、楽天2軍)の集まりがあったようです。

会議後にパイオニアの人事担当とおぼしき人物がインタビューを受けておりました。
もちろん、前後のいきさつはカットされていたわけですが、
映像に流れていたのは、廃部が確定ということと、選手の移籍先を考えているということを、
非常に冷静に、若干苦笑いの表情で語っておりました。

別に、表情を曇らせてしゃべったら見てるほうは溜飲を下げるなんてことはないのですが、
ルーズベルトゲームの総務部長くらいの演技は欲しかったなぁ(笑)

その部分だけを切り取れば、
チーム、選手を、ある意味「商品」、もっと言えば「とかげのしっぽ」くらいにしか見ていないのかなぁと感じた次第です。
その前段で、苦渋の決断とかの話があったのかもしれませんが。

それから気になるのは、
選手のいわゆる「つぶやき」です。
その中には、黒鷲大会が終わって、また来シーズンこのチームで頑張ると受け取れるようなものもあったように感じました。
もちろん、かん口令の中での、上手くぼかした表現だったのかもしれませんが、
もし、その時点でも正式に選手に伝えていなかったとすれば、
それはそれで大変なことだと思います。

まぁ、ほとんど自分の邪推の域を超えていないので、
なんとも言えませんが、
なんとか、我々にも、選手にも希望が持てる結論が出ることを望んでいます。
往生際が悪くてすいません。
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「パイオニアレッドウィングス」とはなんだったのか

2014-05-21 18:52:09 | パイオニアレッドウィングス
パイオニアがその成り立ちから、いつまでもこの体制で続くわけはないなというのは、
誰しもが感じていたことと思います。

逆に、リーグ優勝した時は、
このままセリンジャーバブルを続けていいんかい?と思ったものでした。


石島元会長が一線を退いて以来、
早晩、チーム存続が問題になるのは目に見えていました。
企業チームの宿命ともいえるでしょう。

もちろん、水面下では、いろいろな事が検討されては消え去りということを続けてきたんだと思います。

日立、ユニチカ、ダイエー、東洋紡など全盛期を築いた名門でさえ消え去るバレー界。
東北の一企業が景気の波で吹けば飛んでしまうのは自明の理でした。


一方、
このチームが、石島元会長の強いリーダーシップのもと、セリンジャー監督を招致し、監督の下で変貌を遂げ、
ダイエー、オレンジアッタカーズのスピリットを引き継ぐ、スペクタルバレーを展開し、
それが地元のみならず多くのファンを魅了したことも事実です。

また、
地域貢献活動にも積極的で、東北のジュニア世代の底上げに少なからず寄与しただろうし、
いろんな意味で地域の誇りになっていったことも事実です。
それは、地元主催ゲームの観客動員数(確か、山形市総合スポセンでは6,000人という試合もありました)にも表れているでしょう。

そういう意味で、チーム関係者が考える以上に、チームの存在意義のハードルが上がってしまっており、
そのおろし方には、慎重な対応が必要でした。
ファンはともかく、選手、指導陣には、いきなり梯子を外すようなやり方はNGです。

降格が決まってから、
どういうやり取りが行われていたのかは知る由もありませんが、
一部報道にあるように、主力選手の一部がチームを離れる意向を示しているというのは、
その前段での、選手に対しチームの将来方向が示されたのか非常に気になるところです。

日立佐和、デンソーは再昇格を果たしました。
パイオニアはそういう再昇格に向けた絵を選手に示していたのか。
その部分は、今は不信感しかありません。
客観的には、廃部ありきとしか映りませんので。


できれば、
新人獲得選手もいるし、地元選手もいる現状で、
なんとか、クラブチームとして再出発する手段がないのか。
現在前向きに考えられることはそこしかありません。

一からの出直しでもいいじゃないですか。
折角、地域でバレーボールを楽しむ、サポートする文化が育っているのですから、
これをなくすのは余りに惜しい、残念な気がします。
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パイオニア廃部報道

2014-05-20 12:32:09 | パイオニアレッドウィングス
まぁ、某掲示板へのいきなりの書き込みから、
ついに報道まで出てしまいました。

毎年のように、ふって沸いては収まる存続問題ですが、
降格がいいきっかけになってしまったのか。
経営陣の「よすよす」の言葉が聞こえてきそうです。


これまでも、
最近では茂原、武富士の廃部を見てきました。
ただ、ウチの場合は、他のチームよりは地域への浸透、貢献度が大きかっただけに、
事ここに至るまでの経過で、チームとしての存続の道はなかったのかと。

地道に、地域リーグからチームを作り上げて、地域へも貢献してきて、
終わりはあまりにもあっけないというのは残念です。

今年は、地元にプロバスケットボールチームが立ち上がる年でもあります。
せっかくいい流れができてきたのに、
これまで一番結果を出してきたチームがなくなるのはあまりに寂しい気がします。

地域チームとしての存続の道はないのか、
というか、選手もかなり退部しそうなので、そもそも論にもなりそうですが、
それでも、チームの存続に一筋の希望を持ちたいと思います。

結果論からいえば、
その前に、もっとチームとして将来の発展方向を、地域と相談する場がなかったのか、

とても残念です。

なくなって、その存在が大きかったと後悔してしまうのは目に見えていますので。
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Vプレミア入れ替え戦 パイオニア残念ながら降格へ

2014-04-06 22:28:20 | パイオニアレッドウィングス
いろいろ思うところはある。

・・・・だが、まずはチームの存続をよろしく(笑)

昨年までは、
リーグ戦はボロボロでも、なぜか入れ替え戦になると脅威の粘りを見せて降格を阻止し続けてきた。
それは、「落ちそうで落ちない」という意味で、受験生のお守りにしてもよいくらい(笑)

そこには、いろいろ戦術的なものもあっただろうが、
最後は、選手個人の頑張り、意地、プライドといったものがモノを言ったと思っている。

そういう意味では、今回の入れ替え戦は、
選手個人の頑張りではどうにもならなかったチーム状況にあったということかと思う。

降格したからって、
応援できる喜びには変わりはないが、
そこで何を目指すということを、
もう一度最初から考え直さないと、
一気にチームは衰弱する。

前にも言ったとおり、
日立をいい例にして、
選手の適性、補強どころをよく見つめなおすことが必要かと思う。
根本から立ち直るいい機会ともいえるのだから。

できれば、首脳陣を一新して、
いろんな意味で、フレッシュにスタートしたいところだが、
それができないにしても、
もっとバレーを見つめなおして、
強いチームとはどういうことなのか、チーム編成をブレストしてもよいと思う。

セリンジャー時代を懐かしむ声もあるだろうが、
予算、チーム編成があのころとは違うし、
同じことを求めるのは酷かと思う。

でも、
現代の世界バレーがどういう潮流にあって、どういうところに力を入れているのか、
セリンジャーは考えていたと思う。
そういう頭は必要。
そういうところにお金を使ってほしい。
たとえば、思い切ってゲーリーサトウさんを招聘するとか。

とにかく、
パイオニアのひとつの時代が終わったことに、ご苦労様と言いたい。
監督も、選手も一旦、残留のためのバレーという肩の荷を降ろして、ゆっくり休みましょう。
お疲れ様でした。
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