モンテとレッドウィングスの日々

モンテディオ山形、そしてパイオニアレッドウィングスをこよなく愛し続けています。

晩節を穢すな

2014-05-22 23:38:26 | パイオニアレッドウィングス
往生際が悪いついでに(笑)

まだ結論も出ていないのに何ですが、
今回の顛末についてちょっと考えてみました(だからまだ何も・・・)

企業スポーツである以上、
チームの存続が問題になるのは、どんなスポーツでも一緒かと思います。

だから問題にしたいのは、
その終わらせ方、幕の引き方だと思うのです。


チームと選手、そのファン、サポーターの関係を
チームという飛行機とその乗客だとすれば、
チームの終わり方は、その着陸の仕方に例えられると思います。
着陸しないのが一番良いのは言うまでもありませんが。

チーム毎他の企業に移る、東レや武富士方式。これが考えうる最上のソフトランディングかもしれません。
また、チーム毎で無いにしろ、選手の一部で新しいチームを作る、仙台ベルフィーユなどがそれに近いかもしれませんが、それだって胴体着陸ぐらいで軟着陸でしょう。

今回、チームと会社の中でどういうやり取りが行われたのかは分かりませんが、
どうも、選手自体がギリギリまで知らされていない、抜き打ちだとすれば、
それはまさにハードランディング、急にリバーススイッチを入れられたようなもんでしょう、
裏切り行為ですね。

ただ、
一番悲しいのは、降格が決まった時点で、
退団を希望した選手が多数いたという報道。
そうなれば、もうこれは着陸以前に空中分解なわけですが。
これだけは避けて欲しかったところです。

もちろん、選手にばかり責任があるわけではなく、
チームの方針に納得がいかないということもあるでしょうから、
チームマネジメントの問題とも言えます。

いずれにしても、
チームが1企業の福利厚生事業から、地域のチームとして飛び立った時点で、
企業は、着陸の仕方、幕の引き方に責任を負うということではないでしょうか。
その飛行機に(まさにレッド「ウィングス」なわけですが)そのチームを愛し、チームから力をもらい、応援せずにはいられない多くのファンを搭乗させてしまったのですから。
選手はもちろん、ファンを置き去りにしたハードランディングは、
多くの人の心を踏みにじることになると思います。

せっかく、この半月前まで地域から愛され、全国のファンから愛された企業、チームが、
一転してそれらの人々を裏切ってしまうような、
晩節の穢しかただけは・・・避けて欲しいですね。




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