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わかっちゃいるけど売れない中小企業の売り手プロダクツの売れる心理的境界線

2011-12-08 | 新商品や事業ネタ探し

売れないから相談されるので、それはしょうがないと思いますが、相談の最初に一点だけ大きな壁があって、そこをどうクリアするかで、その後の結果に雲泥の差が出ます。それは自己分析で気づくかどうかです。


世の中には、これを作ったら売れるだろうなという妄想空想の売れないプロダクツを作ってしまいがちな心理的流れがあります。


1.アイデアが思い浮かぶ

2.これはもしかするとスゴイ発見で、出来上がれば大変なことになるぞ

3.そうだ、真似されるといけないのでなるべく内緒にして進めよう

4.自分や自分の信頼おける仲間でコツコツ作りだす

5.おお見事完成、さあ売るぞ、最終準備だ。

6.ホームページもいるな、パンフレットも作ろう、プレスリリースも、、

7.さて、営業開始

7.あれあれ反応が鈍いぞ、ターゲットを変えてみようか、チラシも作ろう

8.どうしてだろう?こんないい商品なのに、、、商品バリエーションを増やそう

9.展示会に出たら何か出会いがあるかも、、、などなど続く

10.運転資金も底をついてきたし困ったな、、、公的機関の無料相談受けてみるか


実際、最後まで来てからの相談が多いのです。


途中で、自分には出来ないからと6番目あたりから外部に依頼したり相談されるケースもありますが、ちょっと知識があると何でもかんでも自分でやろうとする傾向があります。時間という目に見えないコストと外部に払う現金との比較が出来ていない思い込みパターンの人ですね。


よくある心理パターンを最初から知っておけば、人によっては1、2あたりから相談を始めた方がいいことがわかります。


作っちゃった売れないプロダクツを持ってしまったら、思い切って捨てる覚悟か、しがみ付かずに市場の声を聞いて大改造するか、どちらかを選択して下さい。余程自信があってまだまだ自分の思い込みをそのままで売りたいなら協力者探しに途方もない時間を掛けるより、自分一人で頑張るしかありません。


写真のように高い位置から自分を見つめ直すと気付けるかも知れません。



iPhoneより

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