9月15日(土) 今日も晴れるのかな
水道の水が温かく感じる季節になりました。
皆さま お元気で お過ごしでしょうか?
こんな書き出しで始めてみたくなった。
朝晩まわりの空気は涼しくなってきているが、地面の中には夏の熱気がこもっている。
朝、顔を洗う時、汲み置きの水より水道の水が温かく感じる。
水道の水を温かく感じるのは、一時(いっとき)だ。
秋も深まってくると、水は冷たく感じるようになる。
初秋にだけ「水道の水が温かいな」と感じる。
昨夜は22時ころから眠くなり、横になってうとうとしながら、イヤホンでラジオを聞いていたが、なかなか寝付けないので起きてきた。
すぐに眠れないのはトンサンにとっては珍しい。
冒頭の言葉で日記をつけてみたくなり、そう思うと頭が冴えてきてしまったので、今ブログを書いている。
10月6日のピアノコンサートに向けて練習中だ。
トンサンの初めてのピアノの成果発表会。
演奏会場は文化会館の小ホール。
ピアノはコンサートピアノという長い大きなピアノで、本格的だ。
ドキドキである。うまく弾けるだろうか。
演奏するのは「コロラドの月」 昔流行ったダンス音楽(ワルツ)らしい。
ゆったりとしたきれいな曲だ。
ヘ音記号の音符と五線から外れたト音記号の音符が読めないので、ドレミに表記して覚えた。
青い線はペダルを踏むところ。
この曲で初めてペダルを踏んだ。
昨日、先生の見本に合わせて弾いてみたら、全然別の曲に聞こえた。
6月の終わりころから練習してきたのに、何が違うのだろうか。
曲自体は短いので、すぐに鍵盤の位置は覚えられたのだが・・・
比較すると音の長さが違っているのがわかった。
この曲は4分の3拍子で「1.5-0.5-0.75-0.25」のリズムになっていた。
トンサンはこれがうまく弾けていないのだ。
音の高さはあっていても、リズムが違うために別の曲に聞こえる。
まずはこのリズムをつかまないと。
仲間の一人が言っていた。
「旦那にパソコンで曲を再現してもらったら、全然つまらない曲に聞こえた。」
おとといだったかな、テレビで、91歳のピアニストのおばあさんが言っていた。
「譜面どうりに弾いただけでは、こんなになるのよ。」と弾いて見せた。
「作曲者の意図を汲んで弾くと、こうなるのよ。」 感情がこもっている。
音の高さ・長さだけじゃなく、強弱、同じ長さでもためて弾くとか、タッチの違い、ペダルによる余韻の残し方などで表現力が変わってくる。
仲間の人が弾いているとき、「同じピアノなのに、なんでこんなに音がきれいなんだろう」と思うことがある。
ピアノの練習を始めて1年と3カ月、「ピアノは弾く人によって全然違う楽器になる」と感じた。