4月24日(水) 曇りのち雨
ママチャリのチェーン引き調整用ドライバーが手に入らない。
9mmの深いボックスドライバーだ。
とおるさんがコメントに書いていたパイプで作ってみよう。
作り始めては見たが、サイズが全然合わない。なかなか都合良いパイプの手持ちはない。
今度ホームセンターに行ったとき、パイプを探してみよう。
頭のサイズだけ違うということもあるらしい。8mmと10mmのナットがはまるか試してみよう。
なんと10mmのナットがはまった。
これならナットを交換してしまえば、ダワさんが見つけてくれた10mmの深いボックスドライバーが使える。
チェーンとの隙間は6mmくらい開いているので、全然問題ない。
なぜ特殊な9mm頭にするのだろう?
自転車の世界はわからない。
さて、とおるさんが自転車の工具一覧を写真で撮っていたので、トンサンもどのくらいあるか集めてみた。
自作したものもだいぶあるが、この中ではヘッドスパナ用に買った、大きく開くバーコの自在スパナが3500円くらいで一番高かった。
油脂類は
一番安もののグリスを買ったが、2年くらいで変色した。今度はもう少し高いものを買おう。
上の空瓶(樹脂製)はチェーンを洗うのにいい。
ホースが破損した足踏み式米式空気入れ・新規購入の米式・英式兼用空気入れ・前から使っている英式空気入れ
ちゃんとした整備をするにはこんなたくさんの工具が必要だ。
自転車探検! 工具
自転車探検! その他の工具・道具
自転車探検! 計測器
自転車のねじとしての分類がJISにあった。
自転車ねじ JIS B 0225
自転車は昔からある製品なのでメートル法にはなかなかならないのだろう。
カメラの三脚やマイクスタンドなど、インチ規格を使っているものはまだ多いが。
3月27日(水) 雨のち曇り
エアコンの工事の邪魔にならないように、自転車をどけた。
おかあチャリのブレーキレバーを握ったら・・・
「ポツン」と言う感じでワイヤーが断線。
走っているときじゃなくて良かった。
ダイソーで105円の後輪用ブレーキワイヤー
まん丸で包装しておいてほしい。楕円なので伸ばしてもカクカクしている。
曲がりを延ばしてもワイヤーの動きが固い。
潤滑(じゅんかつ)スプレーを吹き付けると滑らかに動くようになった。
前の長さに合わせてカット。
後輪ブレーキの修理は終わった。
でも、前輪ブレーキのケーブルもさびているよなぁ。
前輪用のブレーキワイヤーは分解して廃棄した自転車のものがある。
交換しよう。
前輪の調整は難しいな。ワイヤーを引っ張りながらナットを締めたいのだが。
そうだ、ブレーキを両側から引っ張る道具を作ればいいんだ。
ということで、太めのいらない針金で引っ張り治具を作った。
これはなかなか良かった。
もしかしたら自転車屋さんも、こんな方法なのかな。
試乗して前後のブレーキチェック。OK。
2月22日(金) 晴れ、今日も風冷たい。
前日に塗った前かごの塗料が乾いたので、LEDライトを取り付けた。
かごの下に固定した100円ショップで買った9LEDライト。
傘ホルダーを取り付けた。
105円の傘ホルダー。 短い傘を固定する。
長い傘も取り付けられる。
後ろかごを取り付けた。ブリジストンの「スタイリッシュバスケット」 ケーヨーD2で1980円
26インチの自転車にはちょっと大きめの後ろかご。
こんなかごを取り付けると後ろから足は上げられない。
ママチャリのフレームは合理的にできている。
みんなママチャリをばかにするが、こんなに役にたつ自転車は無いと思っている。
自動車で買い物に行く人・・・・なるべく自転車で買い物しよう。
それが新しい時代の流れだ。
2月23日追記
自転車の重量を測ったら、19.8kgだった。約20kgだ。
3月30日(金) 曇り時々晴れ 風強し
2・3日前 おかあからたすけてコール。
「自転車の鍵が開かなくなった」
「よし、今行く」とドライバーとプライヤーを持って現場に急行。
リング錠のリングが途中でつかえて回転しない。
ガチャガチャと鍵に触ってみてもダメ。
もともと戻りが悪かったからなあ。と、エイヤァと曲げる。
あ、写真がボケていた。左が壊した鍵、右が新しく買った鍵。
今日の修理品 おかあチャリのリング錠交換
鍵が無いと困るのでとりあえず100円ショップでワイヤー錠を買って付けた。
どこかで安いリング錠を探そうと思っていた。
ちょっと歩いてこようとイオンのセリアを見たり、本屋をのぞいたりして下の階へ降りてくると、自転車がたくさん並べられていてなんとかセール中。
ワゴンの中の整理品を見るとリング錠が500円。しかも番号錠だ。
ラッキー! トンサンも歩けば鍵に当たる。
さっそく買ってきて、おかあチャリに取り付けた。
3月9日(水)
今日のお通夜にママチャリで行くことにした。
メリダではコートを着ていて足を振り上げて乗りこむのは無理だ。
ママチャリなら足を振り上げなくても乗れる。ママチャリは着るものを選ばない。ママチャリって便利だなぁ。
トンサンのもう1台の自転車「ママチャリ」を引っ張り出して整備する。
バルブの虫ゴムが1年前交換したあと劣化しているので、前後とも交換。
タイヤに空気を入れる。
ブレーキ調整。後輪がちょっと甘いので調整。
かごの取り付けがややずれていたので修正。
前泥除けがずれていたので修正。
チェーンのごみ取り。
さび取り。
あ、ギヤシフトできない。原因はシフトケーブルのアウターとインナーが錆びついて固まっているためだ。
これは交換しかない。今日は時間が無いのでできない。後日やろう。
ママチャリはトップチューブが低いので、コートを着たままでも乗れる。
荷台のさびを取ったら、ピカピカに輝いた。
100円ショップで買ったさび取りゼリー
前輪スポークはかなりさびていた。布やすりとさび取りゼリーでさびをとる。
3月10日(木)
シフトケーブルを交換しよう。
ダイソーとキャンドゥの100円ショップで探したが、ブレーキケーブルしか見つからない。
仕方ない。もう一度出直してサイクルペースあさひで買ってきた。
3速ワイヤー1560(グレー)という商品名だった。1560は1560mmのこと。756円。
本当は外してからメジャーで測れば正確なのだが、ママチャリについている状態で測った。「155cm位」と店員に言うと、156cmのものを出してきてくれた。少し位サイズが違っても大丈夫。先端についているタイコの形状があったものを選ぶこと。
しまった、今気がついたが以前ママチャリのシフトケーブルを交換した時は「ダイクマでシマノ製内装3段変速機用ケーブル580円を見つけた。」と書いてあった。そうだったダイソーの隣にダイクマがあったのに、遠いサイクルベースあさひまでわざわざ行って、高いケーブルを買ってきてしまった。
昔の記事を見ておけばよかった。
さて交換は難しくない。
シフトレバーのカバーを外し、古いシフトケーブルを引っ張り出す。(千枚通しで引っ張り出した)
ピンク矢印のところに古いケーブルが付いているので外す。
外し方は、黄色のナット(10mm)を緩め、緑矢印部分を指で回して取り外す。
新しいケーブルをとりつけて調整する。
調整は3速シフトレバーを「中」にする。
調整はピンの黄色矢印のマークが出るか出ないかの位置になるように、青矢印を回す。
次にピンク矢印のナットを締める。
これはなんだ?? 金づちと六角レンチが組み合わさっている。
このママチャリは普段乗らないので自転車置き場の一番奥に置いておくが、ハンドルが出っ張っていて邪魔だ。
で、六角レンチでステムのボルトを緩める。
次に金づちでボルトをたたく。するとステム内のウスが下に外れてハンドルの固定が外れる。
このようにハンドルを90度曲げて保管すると邪魔にならない。
今回使った工具。
左から10mmスパナ・ラジペン・千枚通し・+ドライバー
試乗した。レバーの動きが1速に戻る方がちょっとしぶいが、まあ問題無いレベルだ。
整備したので、もっと頻繁に乗っても良いな。でもそうするとメリダの出番が減ってきてしまうな。
手話サークル仲間のTさんから「チェーンをつめてほしい」と頼まれた。
チェーンがたるんでチェーンケースに当たって音が出るためだそうだ。
用意した工具
+ドライバー、チェーン切り、針金(チェーンをカバー内に引き込むときに使う)、ラジオペンチ、ウエス、CRC5-56、パーツクリーナー、スプレーグリス、パレット(チェーンを入れて洗浄する)
ペダルを回してみると、なるほどチェーンがケースの底に当たっているようだ。
チェーンケースの後ろ側とクランク部分のふたをはずし、マスターリンクのクリップを探したが見つからない。えっ? クリップの無いチェーンは初めてだ。
下の写真は通チャリ2号のもの
マスターリンクとクリップ
(下の棒は内装3段変速機のギヤを切り替える棒。)
チェーンを1コマ外した。
内リンクと外リンクがペアになって1コマと言う。外すことのできる最小単位はこの1コマ。
チェーン伸びというが金属が延びるわけではなく、実際はピンが摩耗して直径が細くなり、隙間が広がってチェーン全体として長さが伸びる現象だ。
ところが1コマ外したら短くなりすぎてクランクギヤにはまらない。
チェーン引きを緩めて後輪を前へ送ろう。
後輪の車軸ナットを緩める。
少し前へ出た。ちょっと固いが無理やりクランクを回してチェーンをはめる。
入ったには入ったが、クランクを回すと相当固い。
チェーン引きをもっと緩め、後輪を前へ押し出す。
タイヤの前側の左が泥除けに当たっている。チェーンもカバーに当たっている。
あれ!! 左側にもチェーン引きがあった。これを緩めていないからだ。
この自転車は両側にチェーン引きがあったのだ。
下の写真2枚は通チャリ2号のもの(Tさんの自転車の写真は撮らなかった)
通チャリ1号も2号もチェーン引きは右側に一つあるのみ。
左側にチェーン引きは無い。
(通チャリ1号も2号も内装3段変速は左側から操作する。ピンもただの棒で、Tさんのママチャリのようにスプリングは付いていない)
Tさんのママチャリは、両側のチェーン引きを緩めると車軸はまっすぐに前へ出て、泥除けに当たらなくなった。また車軸ナットを締めていくとチェーンカバーにも当たらなくなった。
車軸を目いっぱい前へ出したので、クランクもスムースに回るようになった。
チェーンにスプレーグリスを吹きかけ、ブレーキなど各摺動部分にもグリスまたはCRCを吹きかけ、ブレーキ調整をしてメンテナンス終了。
おっと、チェーン引きのナットを緩めたままだった。
ん? もしかして駒落としをしなくても車軸を後ろに目いっぱい伸ばしたら、チェーンカバーには当たらなくなったかも?
トンサンは今までママチャリ2台・通チャリ2台・子供車1台をメンテナンスしたが、このママチャリはそれらとは違う部分がいっぱいあった。いい勉強になった。
ブレーキ鳴きはバンドブレーキなので直せなかった。ローラーブレーキなら無きを止めるグリスがあるのだが。
1ヶ月くらい前、おかあチャリの下に壊れたリテーナが落ちていた。
むむ、これはもしや・・・・クランクにさわってみるとガタガタする。これもパンク修理に引き続き、素人修理が原因だった。
通チャリで行こう! 装備・整備4の「BB(ボトムブラケット)を分解してグリスアップする」2009年1月11日掲載。
BB(ボトムブラケット)は締めすぎるとクランクの回転が堅くなってしまう。しかし緩めすぎだった。
それが原因で乗っている内にベヤリング(リテーナ)にストレスがかかり、割れてしまったのだろう。
ベアリングを取り出してみるとリテーナのかけらは2つしか無くベヤリングがバラバラと落ちてきた。
ワンとベヤリング、リテーナのかけらを持って加藤サイクルに向かう。

困ったときの加藤サイクル頼み。今までにロータリーブレーキのグリス・後ろスプロケット交換などでお世話になってきた。
こんなベヤリングなど買いに来る人はいないだろう。でも快く分けてくれました。300円。
これさえあればもう直ったも同様。分解の仕方など詳細は通チャリで行こう! 装備・整備4の「BB(ボトムブラケット)を分解してグリスアップする」で。
![]() リテーナは2かけらしかなく、喪失していた。 |
![]() 分けてもらったリテーナ |
![]() 近くで見ると王冠のように輝いている。 |
![]() 今回使った工具。左からステンレス製パレット・その下はウエス2切れ・クランク抜き・クランク固定ナットを外すためのBOXレンチ・マイナスドライバー・グリス・自在スパナ・カニの爪のような薄型スパナ |
おかあにはだまっててみよう。「なんか乗りやすくなった」と言われるかな?
通チャリ1号のスプロケット交換で試乗したとき、シフトがしづらいことがわかった。見るとシフトワイヤーの樹脂製ケーブルカバーが割れてアウターが錆びていた。
サイクルベースあさひには無かったので、ケーヨーデイツーで内装3段変速ワイヤー498円を購入。交換した。
交換は簡単だったが、シフトしづらい原因は他にもあった。変速機内部のシフトレバー戻しスプリングが上下逆に入っていて戻しバネの力が弱かった。もしかしたら以前自分で交換したとき、間違えて取り付けたのかもしれない。
試乗してみるとスムースに変速できるようになった。
![]() ホダカ株式会社製 シマノ内3変速ワイヤー |
![]() 手に持っているのは古いワイヤー 矢印が新しいワイヤー |
2009年5月2日
現在の14Tから購入した16Tのスプロケットに交換する。
まず今ついているスプロケットを外すのだが、左側のハブナットは緩めるだけで何とかなるかなと思ったが、何ともならなかった。
右側のハブ軸がフレームから外れないので、左側のハブナットおよびローラーブレーキ、シフトワイヤー、さらにストップランプ仕様で取り付けたマイクロスイッチも取り外さなければならなかった。えーっ、結局全部取り外すんじゃん。
ということで、ついでにスタンドも両足タイプに変更。両足スタンドは重くなるが、斜めの地面に止めたときに自転車が動き出さない、またタイヤの振れ確認や、ブレーキ調整、発電モーターのテストに楽などたくさんのメリットがある。焼酎4リットルボトルをくくりつけるときも安定しているしね。
(@^ω^@)
チェーンは継ぎ足すことなく、そのまま行けた。たぶん18Tも大丈夫ではないか。
さてブレーキ調整などして完成。
![]() 結局全部ばらしてスプロケットを交換することになった |
![]() 16Tのスプロケットを取り付ける。 |
![]() 取り外した片足スタンドと14Tスプロケット |
![]() チェーンは継ぎ足さずそのまま。 |
早速試し乗りにアンリツ横の坂へ行く。
うーん、平地を走っていると確かに中速ギヤでは遅く感じるし、高速ギヤでは伸びが無くなっているので明らかにタイヤの回転数は遅くなっているはず。しかし、例の坂では低速にしてもそれほど楽にならない。以前は「絶対降りて歩いた方がよい」だったが「まあこれなら何とか乗ったままでも行ける」という程度には改善された。しかし相変わらず汗が噴き出す。
自転車屋の親父さんは「2つ違うだけで大分変わりますよ」と言っていたので、もっと劇的に変わると思っていたのだが・・・
交換するのはなかなか大変なので、16Tのまましばらく乗って折を見て18Tに交換してみることにしよう。
ちなみに「自転車探検!」のサイトの「変速機」
http://www.geocities.jp/jitensha_tanken/variable_speed.html
「総合ギア比 計算器」によると下表の通りである。
この表の見方
例えば14Tの1速はクランクが1回転すると後タイヤは1.73回転する。16Tの場合は1.51回転する。
つまり16Tの方がタイヤはゆっくり回り、登り坂を登りやすくなる。
しかし、内装8段変速と比べるとまだまだ登りはつらいと言うことになる。
前輪のタイヤが溝が無くなってきていたのでタイヤ交換をしよう。見ると後輪も溝はまだ残ってはいるが一緒に交換した方がよいだろう。ついでにリアハブのグリスアップも。
ところがリアハブのナットは外れなかった・・・・
通チャリ(ママチャリ)の後輪はなんて外しにくいんだろう。組立時も締める順番を間違えたり、向きを間違えたり、調整する箇所もいっぱいある。自転車屋さん泣かせだ、いや自転車屋さんは慣れているので平気かな、素人泣かせだ。(>ω<)
![]() 左 前輪用 右 後輪用 |
![]() 後輪を外すのは大変だ。ハブシャフトにいっぱい共締め。(組立時は荷台より泥よけを外にしたが、どちらでも良さそうだ。内からブレーキ・フレーム・スタンド・シフト・荷台・泥よけの順に組み立てた。) 変速機のレバーを高速にし、シフトワイヤーを外してピン押し(黒矢印)を開く。ピンを抜く。それからナットを外して後輪を外す。 右側は荷台・泥よけの他に「チェーン引き」が入っている。 |
![]() 外れた後輪。まだローラーブレーキが付いている。 |
![]() グリスアップするにはこのナットを緩める。 内側(赤矢印)は円柱の四隅をカットしたような形で14mm。外側(青矢印)は円柱の2箇所をカットした形で14mm。 |
![]() 14mmの薄型スパナ(厚さ3mm以下)が無かったので作る。100円ショップで買ったマルチスパナを加工する。最初左側を加工したら、ナットが固くて揺るまず、開いてしまった。次に右側も加工したが、やはりなめてしまって使い物にならなかった。 |
![]() 内側スパナを押さえて置いて、外側スパナを反時計方向へ回すのだがナットは緩まず。専用のハブレンチを使ったら本当に緩むのだろうか?相当に固い。今回はグリスアップはあきらめた。 |
![]() 「耐パンクタイヤ」を後輪に使う。チューブを納めるときは少し空気を入れておいた方が入れやすい。 |
![]() ちょっとおしゃれなロゴ入り |
![]() チェーンのつなぎ目を見つけ、はずす。 下の棒は内装3段変速機のギヤを切り替える棒。 |
![]() ローラーブレーキは専用のグリスを使っているので、今回はパーツクリーナーは使わず、ティッシュで拭いた。 |
![]() チェーンカバーを外す。 |
![]() 「チェーンはペットボトルに入れて洗うと良い」と言うのを見たことがあるのでそうしてみた。確かに振って洗うには良い。しかし取り出すことができず、ペットボトルを切り開いた。チェーンのグリスはなかなか取れない。次からは粘度のないCRC5-56にしよう。 |
![]() いったん仮止めしたのだが、ブレーキを取り付けるのを忘れてしまったのでホイールに取り付ける。 |
![]() チェーンを取り付け、つなげる。ピンの向きは回転方向の後ろ側が開いた方になる。 |
![]() 「チェーン引き」の向きを間違えてしまった。写真は正しい方向で赤矢印部分をフレーム側に向ける。 |
![]() 「チェーン引き」を前後させてチェーンの張り具合を決める。指で押してわずかにたわむ程度にした。 |
![]() 「チェーン引き」は狭いところにあるのでスパナが使えない。 |
![]() 今回はラジオペンチを使ったが、本来は深さのあるナット回しを使う。 |
![]() チェーンカバーを取り付けてチェーンを回すと「カラカラ」。原因はチェーンカバー取り付けの下側のビスが長かった。 同じ長さのビスを使っていないのは設計不足だな。 |
![]() 内装3段変速機のギヤを切り替える棒にグリスを付け、ハブシャフトに挿入。シフトワイヤーを元に戻す。 |
![]() ブレーキワイヤーをブレーキのネジ穴に通す。 |
![]() 左のネジは赤矢印のところ、ブレーキが締まる方向にアームを押しながら締める。黄色矢印のナットを回し前方向に引き出しながらブレーキレバーを引いて、レバーがハンドルに当たらないところでめいっぱい効くように調整する。青矢印のナットで固定する。 |
![]() 左から、新後輪タイヤ・新前輪・旧後輪・旧前輪タイヤ |
![]() 今回使った工具 |
後ろのタイヤは外すのが大変なので前のタイヤだけ外し、今回はフロントハブのグリスアップをやってみた。
タイヤを外し、さてハブを分解しようとしたら工具がない。狭い隙間に入るハブスパナという工具が必要らしい。
ノギスで計ってみると13mmの薄型スパナが必要であることがわかった。家にあった薄型スパナで13mmと言うのは無い。12mmのスパナは薄型ではなく、仕方ないので10mmの薄型スパナを削り、13mmにした。左側が削って13mmにした方。すぐ壊れそうだが、これでもそれほど力をかけないところなので何とか使えた。

![]() こぼれたベヤリングが転がらないようにウエスのうえでハブを分解する。 |
![]() グリスは経年変化で堅くなってこびりついていた。 溝に入っているグリスもかき出す。 |
![]() ベヤリングや小物はガラスビンに入れてパーツクリーナーで洗浄する。 |
![]() ハブをきれいに洗浄する。 |
![]() 固まったグリスがこびりついていたが、パーツクリーナーできれいに落とした。 |
![]() ベヤリング(9個)を入れる。 ハブシャフト側にもグリスを塗る。 |
![]() |
左が今回使った工具。グリスは今までの作業で残り3分の1になった。 グリスが堅くなっている状況では後ろのタイヤもグリスアップが必要だが、なかなか外すのがなぁ・・・ |
BB(ボトムブラケット)のグリスアップをしたが、足元からの「キュルキュル」は直らなかった。
もしかしてペダルから・・・と言うことでペダルとヘッド部をグリスアップすることにした。
写真はペダルレンチでペダルを外し終わったところから。
![]() マイナスドライバーを金槌でたたき、キャップとペダルの樹脂の間に差し込んでキャップを外す。 ロックナットを12mmのボックスレンチで外す。 |
![]() ロックナットの下にはワッシャー・玉押しが入っているのでラジオペンチで取り出す。この時ベヤリングがくっついてくるので無くさないように。 全部取り出し、クランク側もシャフトを抜きながらベヤリングを取り出す。落ちたベヤリングが転がらないように下にウエスを敷く。写真はワンの中をパーツクリーナーできれいにしたところ。 |
![]() シャフトもパーツクリーナーできれいにする。 |
![]() 左右とも行うが、シャフトには右左があるので組み上げるときに間違えないこと。 |
![]() クランク側のベヤリングから入れる。最初はピンセットを使って入れたが、マイナスドライバーの先にグリスをつけてベヤリングをくっつけた方がやりやすかった。 きれいにしたベヤリングはコンクリートではすごくはねるので、はねて無くならないようにウエスの上で作業する。 |
![]() 両側のワンには先にグリスを塗っておくと作業性が良い。クランク側のベヤリング(13個)を入れ終わったところ。このあとシャフトを入れ、反対側のベアリングを入れるが、シャフトが抜けてこないようセロテープで止めておくと良い。 |
![]() 別のママチャリのペダルのベアリングは大きかった。 4mm 小さい方は3.1mm |
![]() 玉押しを入れてシャフトを回転させ、シャフトがガタガタせず、回転もゴリゴリしないところでワッシャーを入れる。このワッシャーは回転しない形状になっている。 ロックナットで固定し、ペダルの回転がスムースなことを確認してキャップをしてできあがり。 |
![]() 使った工具と油脂類。ベヤリングはガラスビンの中でふたをして洗った。 |
![]() ウスは抜けるのだが、ステムが抜けずヘッド部のグリスアップは玉押しを持ち上げて行った。ベアリングはリテーナで一体化されている。ここもまずパーツクリーナーできれいにしてからグリスアップ。 |
通チャリ2号でヤビツ峠に登ったとき、足元から「キュルキュル」と言う音が出るようになった。自転車も悲鳴を上げているなあ。と思ったが、外からグリスアップしてもしばらく長距離を乗るとまた「キュルキュル」
この音はBB(ポトムブラケット)から出ているのではないか?「よし、BBを分解してグリスアップする」に挑戦してみよう。
ということでそろえたのが上の工具とグリス。
まずは右ペダルを外し、チェーンカバーを取り外す。
クランクのボルトカバーをマイナスドライバーで外して14mmのボックスレンチでクランクを固定しているビスを外す。
ところが取れない。じゃ、まぁいいや、左から外そう。左のクランクのボルトは右へ回すと外れた。
六角ナットを外すためにもう一度軽くクランクをはめてシャフト(写真のA)を固定する。
シャフトを押さえながら六角ナットをゆるめる。
続いて左リング(写真のB)を外そうとしたが外れない。
どうしたものかと汚れを拭きながら思案していたら、左ワンがくるくると回って抜けてきた。
するとペアリングが見え、取り出すとシャフトは宙ぶらりんのぐらぐら状態。
押し出すと、チェーンリング(ギヤ)が付いたままシャフトが抜けた。
何だあっけ無くはずれてしまった。いゃぁ汚れている。シャフトはサビサビ。
パーツクリーナーを吹き付けて汚れを拭き取る。チェーンリング(ギヤ)の歯がつぶれている。
これはチェーンも切れるぐらいに体重をかけて酷使したせいだろうか。
各パーツをきれいに洗浄し、グリスをぬって、元通り組み立てる。
ワンを締めすぎるとクランクの回転が重くなる。ゆるすぎると微妙にガタつく。
この中間になるような位置でワンを薄型スパナで固定し、六角ナットを締め付け固定する。
塗装してきれいになったチェーンカバーと右ペダルを取り付けて作業終了。
![]() 前からサビサビのチェーンカバーが気になっていた。 |
![]() 100円ショップで210円の銀ラッカーを買ってきて塗った。ちょっと下品な光り方だ。 |
![]() クランク抜きを使ってクランクを外す |
![]() シャフトは(A)の様な形状だった 左リング(B)が外れない |
![]() 外すとシャフトは錆びだらけだった |
![]() パーツクリーナーできれいにする |
![]() 右から 1.左クランクを止めていたボルト 2.左ベヤリング 3.六角ナット 4.六角ナットの奥にあったリング 5.左ワン 6.右ベヤリング(左とは玉の大きさも数も違う) 7.右クランクとシャフトとチェーンリング |
![]() BBの内部も洗浄する。右側より |
![]() 左側より |
![]() 歯がつぶれている(矢印) シャフト・・・シマノ中国 OOTA チェーンリング・・・33 VA クランク・・・シマノマレーシア 165 |
![]() 右 チェーンリング側にベアリングを押しつけてグリスを塗った。ベアリングのリテーナの向きはこれでよいのか? |
![]() 左 ワンとベアリングにグリスを塗ったところ ベアリングのリテーナの向きはこれでよいのか? |
![]() 左 ワンの位置調整をし、薄型スパナで動かないようにしておいて六角ナットを締める |
![]() 完成。チェーンカバーがきれいになった |
![]() 使った工具と油脂類 |
リテーナ(ベアリングのボールをまとめているリング)の向きはいいだろうか? ペダルを回すと引っかかることもなくスムースに回るので大丈夫だろう。 作業開始から2時間弱、ビルの影が覆ってきて寒くなった。南風も強い、部屋に入ろう。 |
この作業に当たり次のサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました。
特売自転車のボトムブラケット整備 【TAKAよろず研究所】
安物ママチャリのBB修理
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BB(ボトムブラケット)の再調整
2009年2月11日
丁度1ヶ月前の1月11日に行った「BB(ポトムブラケット)のグリスアップ」だが、ワンの締め付けが緩んでいた。やはり素人では難しいところなのだ。左右に1mm位ガタガタ動くので、「クランクの回転がやや重いかな」程度に締め直した。乗っているうちに緩んでくるかどうかわからないが、これでしばらく乗ってみよう。