


手術後の腹筋の痛さはかなりのものだと認識した。
開腹手術ではなく、穴をいくつか開けるだけの腹腔鏡手術でさえ、これだ。
看護師の話では、表面の傷は小さく見えても、中の方はかなり触っているだろうからとのこと。
これを言ってくれた男性看護師は如才なく色々話してくれて、この如才ないというのは、対人的職業には必要条件の才能だと思う。
腹筋が痛いと自発的な咳をするのでさえ辛い。
私は最近、自分は飲み込むのにヘマをやることが他人より多いのではないかと疑っている。
サツマイモは必ず胸に使えるし、飲み物は慌てて飲み道を違えてよく咳き込む。
全員が息をひそめて静かな場にいると、必ず何かが気管に入って大きく咳き込まないではいられない。
腹筋を使う咳き込み、くしゃみ、大笑いを防ぐにはどうすればいいか。
靴下を履いて寝ることが大事だと気付いた。
病院の洗いざらしの寝具カバーは冷や冷やとする。
血流が悪い時に足元が冷えるとくしゃみがでる。
それは是非とも防ぎたい。
咳は、とにかく痛くない程度に、常に気管に入りそうな何かを防ぐように意識するしかない。
これは老後のために、誤嚥から肺炎になることを防ぐ訓練となるかもしれない。
腹を抱えて笑うほどの、面白いことは幸いなのか不幸にもなのか、それほどないので今のところは問題はない。
私を腹の底から笑わせてくれるほどの芸には、なかなか出会えない。
屈託があるから無心に笑えないのだろうし、なんの憂いもなくアハアハと笑える状態を12年後に達成するという目標を設けたい。
癌でよく言われる5年生存率というのはまだ使われているのかどうか未確認だが、その2倍以上で、私の父が生きた年月を越す設定。
画像は、術後3日目の食事。 ※美味しかったもの
朝;全粥330g 白菜のソテー ジャガイモの味噌汁 りんご ジュース
昼;全粥330g 親子とじ 具だくさん汁 パンプキンサラダ
晩;全粥330g 寄せ鍋風 蓮根金平 胡瓜の酢の物 P梅びしお