鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

独りの朝食

2016年10月31日 01時24分12秒 | 食べ方




一回目。
農作業その他を手伝ってくれた友人が千葉に帰り、独りになってからの朝食。
夜が明ける前に食事もとらずに出発した友人を見送ってから、前日の晩餐の残りを汁とする。
二日前にアップした画像の鍋だが、100円の鯛のアラと鮭の白子と豆腐とコンニャクと大根とナラタケモドキと鶏ツクネの水炊きに適当な味付けをしたタレを入れた。
ネギが余っていたので、何となく焼いてみた。
ズイキの甘酢は、幼馴染が作って持ってきた残り。
お盆の外は、別の友人が持ってきてくれたサワシ柿が熟柿になってしまったもの。
枝豆の熟れ過ぎを友人が上手に茹でてくれたものは意外にイケた。
おなじみ越後名物笹団子はいつも近所のおばあさん(幼馴染の実母)がくれるもの。
全部を一度に食べたわけではないが、とにかく残品整理第一の朝食。

二回目。
自分が帰る日なので、卵を始末するためのゆで卵。
味噌汁を作るよりは、おかずがわりにラーメン。
久しぶりのラーメンにはナラタケモドキを入れて見たが、これは完全なる失敗。
せっかくの風味が全く味わえず、出汁としても分からず、ただキノコとしての食感が感じられただけ。
ネギの先が残っていたのを全部使い切る。
軽く一膳のご飯が残っていたので電子レンジで温め中。
時間を計らずに水から茹でた卵は黄身が半熟で我が人生最高の出来。
画像を撮らず、証拠がなくて残念。
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蜂その後

2016年10月30日 00時17分00秒 | 




10月の下旬にニホンミツバチの重箱式飼育箱の蜜を採取するのは、いくらなんでも遅すぎるらしい。
ニホンミツバチ飼育歴が始まることになった初めての一群を大事に保つことを選ぶか、とりあえず蜜を採ることにするかの選択を迫られている気がした。
幸いにももう一群いるので、強気になって蜜採取を選ぶ。
友人と二人で慎重にことを運んだつもりだが、被ったネットの下から潜り込まれてうなじを刺されてしまった。
自分で見ることのできない位置なので、友人に例の廃品利用ポイズンリムーバーを使って、スッポンスッポンと吸ってもらい、ムヒも塗ったので痛むほどではなく、3日後には腫れも引いてきたが、その部分が襟にすれた時だけ違和感がある。
オオスズメバチに刺された右手親指は1週間になるけれど、もう腫れも目立たず痒みも去った。
この間、奴らは大挙してやってくるようになり、毎日何度でも見に行って、補虫網を振り回し続け、30匹ほども退治した。
早朝には5匹ほども来ていたことがあって、強力なアゴで巣門をかじっていたのには驚いた。
かなり深くえぐられていたから、アルミ材なんかで補強しなければならないかもしれない。
飼っていたオオスズメバチは小さく縮こまって5日目に死んだ。
蜂蜜採取の時に蜜まみれになって弱ったミツバチを、オオスズメバチの死ぬ前日に入れて様子を見たら、即やって来て噛み殺したが喰うことはしなかった。
肉食の蜂は襲った獲物を肉団子にして巣に持ち帰り幼虫に与えるが、成虫は腰が細いので肉食できず、幼虫が出す液をもらったり樹液を舐めたりして養分を摂るのだと何かで読んだことがある。
蜜は十分与えていたけれど、やはり巣の一員としての何かをもらわないと延命できないのか、それとも寿命だっったのか、いずれにせよ働き蜂だったのは間違いない。
ヒメスズメバチは活動的ではないが、醤油入れにぶら下がって元気にしているから、女王に間違いないと思う。
わがニホンミツバチの蜂蜜は思い通りに採取できた。
一時保管の容器や漉すのに使った道具やカスなどは、飼育箱の近くに置いて還元する。
きれいに舐めとってくれる。
そうして夜中に道具を取りに行き、もう巣に帰っていないはずと思い込んでいたのに、残っていたヤツがいて、今度は左親指を刺されてしまった。
2度あることは3度あるという通りになったが、今度は見えるところの左指だから存分に観察をして処置もして1日経った今は痒いような違和感があるのみ。
針を見つけることができたが、針の返りまでは見られない。
なかなか焦点が合わなかったけれど、尻の一部の付いた一式を撮ることができた。
ニホンミツバチに恨みはなく、『すまなかった! 頑張ってくれ!』という気分。
ひと刺しして死ぬといわれるけれど、【死ぬことはなく取れた部分は再生する】などという記述を見たことがある。
でもミツバチを観察していると、ハエのような機敏性がなく、すぐに何かに挟まるし、蜜にも水にも溺れるし、何だかとってもどんくさい。
やはり針のなくなった働き蜂は、そのまま死ぬか仲間に見捨てられるような気がする。
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庭にアマンダレ

2016年10月29日 08時03分08秒 | グルメ




北海道生まれの友人が、我が生家の庭でキノコを見つけ、ボリボリがあると大喜び。
つい数日前に近所のお婆さんからもらったアマンダレに似ていた。
出かけた先の店で見つけて、私たちに買ってきてくれたのが、3回分の味噌汁の具になった。
いくら何でも庭に生えているのが食用になるなんて虫が良すぎる気がしたけれど、本物かどうか前の家の夫妻に現物を見てもらいにいくと間違いなしの太鼓判。
北海道ではボリボリと言い、ウチの方ではアマンダレと言う。
過日の女友達二人にも持っていき、味噌汁にも鍋にも入れて、しかも二人がそれぞれ持ち帰るほどにも採れた。
調べてみると、ナラタケモドキが正式名称で、食べすぎると消化不良を起こすとある。
ナラタケには味も香りも劣るともあるが、おいしくいただきました。
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押しかけ芋煮会

2016年10月28日 00時00分55秒 | 食べ方






2種類のサトイモを掘り上げて、次の日はサツマイモという夕方、幼馴染で同級生の女友だちから電話があって、他2名と一緒に手伝いにくるとのこと。
サツマイモは20本の茎を植えた1畝でしかない。
こちらは男手二人いるから手伝いなんて必要ないのだけれど、『手伝ってやるよ、待ってて』などと言われて、『待ってないけど、来て』なんて応えた。
何かありそうだなとは思ったけれど、次の日に大きいレジ袋その他をぶら下げて彼女らはやって来て、おかげでサツマイモ掘りはすぐに終わり、いつのまにか料理が始まって、大量のイモ鍋ができた。
獲ったばかりのサツマイモと前日のサトイモ2種と7月に掘ったジャガイモと調味料がウチから、あとの豚肉と豆腐とコンニャクとネギと竹輪とゴボウと人参と大根とエノキタケとヒラタケは3人組持参のおごり。
他にも料理4品とサワシ柿と干し柿と蜜柑。
大鍋一杯のちゃんこ鍋(?)は、それぞれの具の大きさのバランスが良いからか、何とも言えず美味。
一人は芋掘りをせず調理に専念してくれて、大鍋での芋煮会となった。
5人で食べ終わっても、鍋の中身は3分の2ほども残っていた。
大量に作るから美味しいのだと言われても、確かにとても美味しかったけれど、これから何日も男二人イモ鍋だけで過ごすのはさすがに残念な気がして、小さい鍋を二つお貸しして適量を持ち帰ってもらった。
割り勘にしようと申し出て、お金を出そうとしても、いいからいいからと受け取らない。
押しかけ芋煮会もわるくない。
癌になった、蜂に刺された、というようなことばかりではないということを自慢気に連続で書いてしまったが、その後今度はニホンミツバチにうなじを刺されて腫れている。
晴ればかりではない腫れもあり。
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初めての刺身

2016年10月27日 00時10分20秒 | グルメ


男女同数4+4のミニ同級会に参加した。
こういう集まりを何というのだったかと、しばらく頭をひねったけれど浮かんでこない。
『男女同数の集まり』で検索してみてようやくにして『合コン』の文字を見つけた。
連れ合いに死に別れた人もいたけれど、前期高齢者の呑み会では男女が同数でも、一度も合コンという言葉はでなかった。
止むを得ずでも、自制心でも、牽制でもなく、ごく当たり前に健全な集まりの品位ある呑み会になった。
参加者のうちの一人の息子さんが開いている割烹とあれば、リーズナブルでないはずがない。
そうして出された刺身を食べて、ヒラメかなタイかな・・・!?
今まで食べた中では最高に美味しいぞ!・・ということで、聞いてびっくり『ウマヅラ』という応え。
時季が良いのか、腕なのか、そういうものなのか・・とにかく美味。
私の感動ぶりに、哀れをもよおしたのか・・もともと魚はあまり食べないというヒトが自分の分も私にくれた。
横にある蓋つき碗は茶碗蒸しで松茸が入っていた。
今年は松茸にありつけた。
ウマヅラハギの刺身を食える機会はこの先あるのかどうかは別にいいけれど、そんな話題が出た時に、『あれ、美味いですよね』なんてさりげなく言えるという宝を得た。
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ニホンミツバチの敵;オオスズメバチとスムシ

2016年10月26日 05時19分15秒 | 




ニホンミツバチの飼育箱の底板隅に、ミツバチの死骸その他が固まったモノがあったので、取り出してみた。
ネバネバしていてクモの糸のかたまり状。
ハチノスツヅリガの幼虫(いわゆるスムシ)がでてきた。
中にもたくさんいて全部で10匹くらいだっただろうか・・撮影後即圧殺。

ときどきやって来てたむろして去っていくヤツ、ニホンミツバチを食うオオスズメバチをまた補虫網で捕まえた。
私を刺してまんまと逃げた個体だと思いたい。
すでにペットボトルに飼っているヤツの中に入れようという無謀な試みは断念して、半殺しで撮影。
画像を撮ってから、おそらく仲間に知らせるフェロモンを出しているはずなので囮にしようかとも思ったが、何匹ものミツバチの仇、私の親指の仇として全体重をかけて圧殺。
溜飲が下がると思ったが、飼えなかった残念な気分の方が強い。
飼っているヤツは、ときどき落としてやるレンゲ印の蜜を完食して元気一杯。
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マコモダケ

2016年10月25日 14時34分34秒 | グルメ




名前は知っていたけれど、初めて見る食材をいただいた。
キノコではなくイネ科だというのは、見たら納得できる。
ネットで調べたら、焼いてカツブシをかけてポン酢で食べるというのがあったのでやってみた。
ポン酢がなかったので、創味のつゆにミツカン酢を入れた。
半ナマだとまずいのかどうかなども知らないまま、何となく真っ黒に焼いて食べた。
味はあるような無いようなものだけれど、食感が素晴らしい。
美味しいものを食べ尽くした人が食べるものではないかと思った。
私にはまだ早い。
周りのご馳走も、当然ながら頂き物ばかり。
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オオスズメバチに刺される

2016年10月24日 00時10分10秒 | 




これを書き始めた時点から8時間前に、私は厚手のゴム手袋の上から右手親指の腹をオオスズメバチに刺された。
『アツッ』と感じて振りほどいたので、つかんでいたオオスズメバチを逃してしまった。
ミツバチならともかく、オオスズメバチには厚手のゴム手袋でもダメだと分かった。

順序よく書く気になれないので、あっちこっちに飛びながら顛末を書いてみよう。
正面からのヤツがオオスズメバチ。
この面構え拡大画像でオオスズメバチと同定できる。
鼻の穴の逆みたいな突起が三つだとコガタスズメバチで、二つだとオオスズメバチということになるそうだけれど、大きさをみてもオオスズメバチに決定。
飼い始めてから37日目になるヒメスズメバチと並ばせると一回り大きいことが分かる。
このヒメスズメバチをおよそ45mmなどと以前書いたが、今測ると30mm余りだ。
かなりサバ読んでホラ吹いてしまった。
尻が伸び縮みするので、そのようにも見えるのだが、大きくみても35mmで、オオスズメバチの方が45mmか。

刺されてどうなったか。
シクシクと痛んだけれど、腫れも引いて、もうあまり気にならないほどに回復した。
小学校低学年でアシナガバチに一回刺されたが、今回のことでショック症状のようなものはなく、腫れも親指の付け根までだった。
毒の吸引器(廃棄したプリンターのインク注入器を流用)をなかなか探し出せなくて、絞ったり流水につけたりしてから、1時間後にようやく見つけてスパスパ何度も刺された一点を吸引した。
下の画像に写ってるのが吸引機だが、少しは毒を吸い取ったかもしれない。
医者に診てもらう気になるほどの痛みがなかったので、インターネットで調べてから薬局に行き、ムヒアルファ EX(税込1002円)を購入して塗った。
もう蜂対策は万全・・という過剰な自信は再度事故の元。

なぜこういう事態になったかといえば、我がニホンミツバチを襲いにきたオオスズメバチを補虫網で捕らえ、トングでつかみ、画像のペットボトルに入れたまでは良かった。
しばらくしたらもう一匹やってきたのでそいつも網で捕らえたのだが、仲間と一緒にしてやろうとしても中々うまくいかない。
そこで、厚手のゴム手袋でダイレクトにつかんで入れようと思ったのが間違いの元の自業自得だった。
逃してしまったヤツは、捕らえているヤツを囮(おとり)にして、明日から捕まえようと思う。
私を刺したヤツと分かるはずはないけれど、数匹でも退治したら、私のうっぷんは晴らせるはず。
この一匹は、またしても我が生きたコレクションとなり、1週間後も生き続けていたら京都に連れ帰る。
セイヨウミツバチの蜂蜜を与えたら、吸って舐めて元気一杯だ。
この記事を掲載しようとしている真夜中只今現在の親指は、蚊に食われたみたいに痒くて仕方ない。
そこでムヒアルファEX・・これで寝て起きれば完治の運びだろう。
通りすがりの峠にケチなんかつけたから、バチが当たってハチが刺したお粗末。
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峠のビューポイントから

2016年10月23日 17時59分06秒 | アングル




遠景の山里に点在する家があり、見下ろす斜面に昔のままの棚田があり、田んぼに映る地味だが紅葉の始まっている形の良い樹があるという、このシーンをどうしても撮らせたいらしい。
そんな思いをどうして起こすかといえば、足元の雑草がきれいに刈り取られていて、二枚の田だけに水が張られているから。
完璧な紅葉になったらライトアップまでしそうな気配。
なぜこうもひねくれた考えを起こすのだろうなどと自問したりする気はさらさらない。
撮らせるための作為だったりする自然が嫌なだけだ。
このポイントには、霧の出そうな朝やその他の美しい自然現象が予想される日には三脚が並ぶ。
偶然的偶然しか望めない私にすれば、足元の見知らぬ花に4弁と3弁のものがあって葉っぱが奇妙な虫食い状態になっている方に傾いていく。
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(続)男の病  その9 術前検査;検体検査

2016年10月22日 07時07分07秒 | 健康ネタ

左は解体現場で正面は新築現場

1日フル回転で検査をした。
とは言え、実質の検査時間は短かくて、移動時間や待ち時間がほとんどだけれど。
採血のことを検体検査と言うのである。
ここは大学病院なので、今後のために少し余分に血液を取らせて欲しいと、またまた言われて説明を受けサインもした。
何か新しい研究に役立つ結果が出たらそれを知りたいか、本人死亡の場合は誰に伝えたらよいかなどとも聞かれる。
それは是非とも知りたいんである。
前立腺癌は遺伝子の異常の遺伝というか、間違いなく血統であるという感触があるので、是非とも息子とその息子に伝えていかなければならない。
そうして、採血アンプルを渡され自分で採血室に持って行く。
表向きは術前血液検査なのに、なぜか予約表には検体検査と書いてあって、患者より研究にとっての方が優先される感じの本音が出ちゃってるのか?
(血液少々なのに、献体とごっちゃになっている。)
採血室は金融機関の窓口に似ている。
受付番号がデジタル番号で示されて、その番号の出たブースに待合ベンチから向かうのだ。
おなじみのルーティーンワークを見ながら、全部で何ccになるのか聞いて見た。
採血しながら暗算して、『研究の分を入れて40ccと少しですね』と言う。
『そう? トマトジュース飲まなあかんね!?』と軽口をたたくと、『赤いのだったらにんじんジュースもいいですよ』なんて言う。
そのあと、『夕方までには採血した分は造られますからね・・』と天使の微笑み。
でも、滅多にないことだけれど、採血跡が黄疸状態の黄色になって何日ももどらない。
おねえさん、もうちょっと針先に集中してください・・内出血がまだ治らないんですから。


追記;検体と献体は全然違う訳だけれど、血液を研究のために少し余分に取らせて欲しいと言われたのに対し、検体が献体のニュアンスを帯びてインプットされてしまった。
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(続)男の病  その8 術前検査;胸部

2016年10月21日 06時31分51秒 | 健康ネタ


1ヶ月ほど前にX線CT画像も撮ったし、骨シンチグラフィー検査もしたのに、それは癌転移の有無と状況を調べるためだったから、手術と決まったらそのためのX線検査が必要ということなんだろうか?
私は1年間に許容される量を超えて被曝しているのじゃなかろうか!?
数ヶ月前には、集団検診で胸部レントゲン検査と胃部バリウム検査もしているが、それを前もって聞かれることもなく自己申告もしないでしまった。
指図通りに動いてX線検査室に行くと、ドアがおしゃれなデザイン。
たくさんの部屋が全てそうなのかどうかは分からないけれど、私の入った部屋は広々していてダンスも踊れそうだった。
X線技師は線の細い、夢二の絵をモノクロにしたような印象の女性。
細い声に促されるまま横向きの姿勢でも撮ったが、これは初めてのような気がするので、なんとなくこれも有りか・・という気分になっておしゃれなドアを後にした。
           つづく
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花梨の蜂蜜漬け

2016年10月20日 01時23分43秒 | 食べ方


花梨の実が手に入ったので、蜂蜜漬けを作ってみた。
テニスの仲間が、ノドの薬として手作りを常備してるのだと、ざっくりと作り方まで教えてくれた。
それならば、我がニホンミツバチの蜂蜜で作ってみようじゃないかと、450CCビンにザクザクに切った実をギュウギュウ詰めにして、上から蜂蜜を垂らしこむ。
およそ半分の220CCくらい入った。
もったいない気もしたけれど、風邪をノドから引くタイプのわたしなので、出来上がったら痛くなくても予防的に舐めようと思う。
種はいらないだろうと捨ててしまってから、種には果肉より多く効果的な成分があると言うものだから、種だけを取るためにもう一個切った。
いつだって泥縄式になってしまう。
ティーパックの茶葉を取り出して、一個分の種をパックに詰め、糸で口をグルグル巻きにして追加挿入。
種は独断で細かく切ったけれど、取り出したまま切らずに入れる・・などというフレーズがどこかに無いことを願う。
ザクザクに切った果肉も、イチョウ切りにするとか、熱湯で1分茹でてからとか、黄色く熟してから・・なんていうフレーズがあった。
発酵するかもしれないから冷蔵庫で保存するとあって、その通りにした。
二日経ったら、ドロドロだった蜂蜜がシャバシャバになって上半分が濁っているので、ビンを逆さまにしたり振ったりして混ぜた。
相当に果肉から水分を絞りだしているようだ。
果肉をひとかけら口に含んでしがんで(関西だけでしか通じないのではないか?・・スルメを味わうようにクチャクチャチュパチュパすること)みたら、渋さと甘さがマッチしてなかなかにいける。
本来寝かせる満了期間までに、果肉はつまみ食いでなくなっていくかもしれない。
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(続)男の病  その7 術前検査;膀胱鏡

2016年10月19日 00時51分51秒 | 健康ネタ


花梨と柘榴

尿道から入れる内視鏡の膀胱鏡検査。
このような姿勢で検査を受けてもらいます・・と図を示されながら説明を受けていたので気が重かった。
出産台みたいなもの。
林家三平(正蔵)の娘が離婚騒動の時に沽券(こけん)を股間と言い換えて、『女の股間に関わることだから』と言って、周りをケムに巻いて面白がっていたのを思いだす。
プラプラプライドを捨てて男の沽券は何処へやら行ったのだけれど、デリケートゾーンにつき具体的描写は差し控えたい。
実際の内視鏡挿入はカーテンの向こうで医師がやり、前後の処置はマスクをしていても美人とわかる看護師がやってくれた。
どういう因果で泌尿器科になんかに回されて、何が悲しゅうてそんなことをしてるんだい・・と聞きたくなったりはしなかったけれど、粛々と事は行われたのでありました。
ここが一番気持ち悪いですよ~と医師が言う場所、前立腺部分を通過する時は、本当に何とも言えない気持ち悪さの奇妙な不快感。
モニターが見られるようになっているので、自分のモノを観ながら説明を受ける。
わたしの膀胱はシワシワで血管が浮きでていた。
画像を何枚か撮っていたけれど、後からの説明では異常なしということだった。
これから以後は、自分の膀胱を想いながらおしっこすることになるのか。
     つづく
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(続)男の病  その6 術前検査

2016年10月18日 05時55分58秒 | 健康ネタ


癌の進行度と性質、年齢との兼ね合い、経済力と時間的余裕、余生とQOL・・それらを考え合わせると、わたしにとっての選択肢は切除手術以外ありえない。
総合的病状診断説明を受けて、治療方針は即決した。
自覚症状が全くない状態でありながら、現代科学の分析技術を信じて、体内の一部を切り取る判断をした。
サイエンスを信仰の対象とした科学の子なのだ・・わたしは・・もちろん説教をする側ではなく、上目遣いに頷くしかない末席の信者。
昨日は一日中、検査だった。
一番最初に、気の重い膀胱鏡検査が待っていた。
         つづく
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(続)男の病 その5 屋上駐車場にて

2016年10月17日 19時46分06秒 | 健康ネタ


『吊り荷の下に入るな』という注意標語を現場で何回か見たことがある。
本日は術前検査の日。
屋上駐車場の端っこに停めたら、下からクレーンの荷が上がってきた。
正確に立体駐車場を避けて操縦しているのかもしれないけれど、つい数日前に建築現場から鉄パイプが落下して通行人が死んだ事故がどこかであったから、不穏な雰囲気を感じた。
これで死んだら補償金で安泰だな・・とか、適度に回復可能な怪我をしたら楽できるかも・・などとも考えた。
吊り下げているのは工事現場の足場を隠すパネルで、病院敷地の解体現場。
検査が終わって帰る時には、すっかり一つのビルがパネルで覆われていた。
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