鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

歌舞伎十八番『毛抜』と猿之助のこと

2023年06月30日 08時43分43秒 | 個人的主張など




歌舞伎十八番と猿之助を関連付けて少しだけ思うことを書きたいけれど、時間がとれないので、本日中に・・・。

16、7歳のとき、歌舞伎十八番「毛抜」というのをテレビで観て、奇妙な場面と演目名の印象が忘れられずに残っている。
主役の男が訪れた先で、子役の小姓を羽交い締めというのか、後ろから馬乗りのような格好でからかうシーンがあった。
美形の小姓を侍らせておくのは、信長と蘭丸のことも時代劇で知っていたから、何やらそのような世界があるというのは感じていた。
三島由紀夫と森田某のことは数年後のこととなる。
男色は今で言うLGBTQ+のなかでは、GであったりBであったりということだろう、おそらく。
「毛抜」においては主役が男色を仕掛けるシーンが、当たり前のように演じられていた。
そこで、心中事件を起こして自分だけ生き残ってしまった猿之助のことを連想した。
猿之助のやっていたのは、双方に合意のないパワハラということのようだ。
記事の抜粋などを読む限りにおいては、男色を仕掛けはするけれど、性の発散というよりは力の誇示、いじめ、いたぶりのようだ。
嫌がることだからやる、という歪んだ、性欲というより征服欲だったような印象を受けた。
そうすると、やはり歌舞伎十八番の「毛抜」の場面が思い出される。
女形もそうだけれど、淫靡な世界も芸に昇華すると、おおらかな伝統芸能になるのだ。
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何かに利用してもらえたらと託されたゴム紐

2023年06月29日 07時58分58秒 | 仕方




子どものところに行くことになったので家財道具もほぼ置いたまま住居を解体することにしたという年配夫婦から、いくつか、物を貰った。
その中に、何かに利用してもらえたらと託されたゴム紐がある。
幅は黒が35mmと60mmで、白が25mm、『パンツのゴムには広すぎて、首を吊るにも使えねろうろも・・』と言うのであった。
彼らの家業に関連するものだったらしいが、どうしても自分たちで捨てることはできなかったようなのだ。
『捨ててもいいから』と託された訳だが、単なる紐なら使い道はいくらでもありそうでも、ゴム紐となると思いつかない。
ちょっと面白い物ではあっても、使い道を思いつかなかったら貧乏くじのようなモノ。
服飾や裁縫に興味のある者ならば、有効な使い道ができるのだろうけれど、私に何ができるのか。
託した気持ちをおもんぱかりたいとは思いつつ、買うとしたらそこそこの値もするのだろうけれど、今のところ何も思いつかない。

2枚目の画像は、私が作った今年の梅酒。
昨年のもあるのに、来年は作らない年にすべきかも知れない。
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紫陽花も百合も色々

2023年06月28日 07時33分55秒 | 身の周りの植物












長岡市で用があり、ついでに足をのばしてイングリッシュ・ガーデンへ行ってきた。
見附市の運営する、教会や結婚式場もあるホテル併設の公園なのだが、春の薔薇はほぼ終わっていて、ちょっと残念な状況。
今は紫陽花や百合やハーブを楽しむ時季のようだ。
紫陽花も百合も品種改良が盛んなのは変異変種が多いということだろうから、すると、頑固に昔の姿を留める種は変異を排除する仕組のできている完成体なのだろうか。
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セマダラコガネ(背斑金亀子)

2023年06月27日 08時26分26秒 | 


きのう見たコガネムシは、調べたら漢字表記が金亀子とあった。
亀ときたらカメムシを想像するが、金亀虫(キンカメムシ)というカメムシはいて、それとは全く別物の金亀子はコガネムシ。
そういうややこしいことは置いといて、このセマダラコガネは、全く名前の通りの様子で、斑模様がなかなかにシブい。
こんな柄の綿入れを着た子供を昔、見た気がする。
触角が、ブラシ状というのだろうか、波平さん風ちょび髭にも見えてかわいい。
なんだかノスタルジーに浸って見とれてしまうけれど、こいつは幼虫も成虫も植食性農業害虫。
何の葉っぱにいたのだったか、穴も空いていないし群れているわけでもないから、害虫と感じながら撮るにとどめた。
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ケブカヒメヘリカメムシ(毛深姫縁亀虫)

2023年06月26日 08時31分31秒 | 


何という名付けられようか。
毛深くて小さめの、腹部の胸部との接合部分が尖っているという縁に特徴のある、亀の甲羅に似た形の虫という意味になる。
分類:節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>半翅目>異翅亜目>ヒメヘリカメムシ科 >ケブカヒメヘリカメムシ、となるそうだ。
ヘリ(縁)が屁臭虫だけに放(ひ)ると連想してしまうし、姫はどうかなと思ってしまう。
まして毛深までついてるから、『どんな姫じゃ』という感じ。
ヒマワリかヒャクニチソウの葉っぱに止まっていたのを、昨日のウリハムシモドキのついでに撮った。
目立たなくて、なんということもない虫でも、名は付いているのだろうと、同定ごっこをしてみるのが私の流行りになりそうだ。
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ウリハムシモドキ(瓜葉虫牴牾?)

2023年06月25日 11時22分11秒 | 






カボチャの苗にたかって葉をずたずたにするので、目の敵にして捕殺していたのはウリハムシ(瓜葉虫)。
その甲斐あって苗が成長して、もういくらウリハムシが止まっていても群れていてもカボチャが負けることはないので放任している。
そのウリハムシに形は良く似ているけれど、色合いの違う甲虫(こうちゅう)が、電灯下のノートパソコン上でうろちょろとする。
どういうcommand(抑制する、支配する)に取り憑かれて行動しているのか。
調べてみると、ウリハムシモドキに間違いないと確信できる画像があった。
喰う草がウリハムシとは違うようで、こちらはマメ科にたかるそうだ。
マメ科はエダマメとキヌサヤを作っているので、現場でもしもひどい状況を目の当たりにしたなら捕殺することになる。
こいつも霧吹きで噴射したら動きが止まるタイプだろうか。
スマホを構えても逃げることすらしないので、敵となってもたかの知れたヤツのようだ。

今朝先程、もうすぐ咲きそうな百日草を観ていたら、マメコガネにかなり葉っぱが喰われていて、こいつもいた。
昨夜調べたからこそ分かったものの、地味な姿で葉を食い荒らしているようにも見えないので見逃すところだった。
マメ科にたかるとあったのに、百日草だから食欲がわかないのか、止まっているだけのように見える。
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シュレーゲルアオガエルなど

2023年06月24日 08時57分08秒 | 身の回りの生き物のこと








すっかり梅雨模様で草の伸び方も早く、昨日は草刈り機を振り回していて、気づけば霧雨になっていた。
その前に田んぼの水道栓からの水路に板を打ち込んで堰を作り、作りかけビオトープに水を入れてみた。
流入、流出のバランスを良くすると水が澄んで、鉄気(かなけ)のある泥の色も数時間できれいになった。
草刈り中、ウドの葉っぱの上にいたアオガエルを見つけ、スマホを向けると嫌がって向きを変えるのを追い回して撮った。
モリアオガエルかシュレーゲルアオガエルに違いないのだけれど、違いをはっきり覚えていなかったので調べた。
水掻きがはっきりしていないことと、目の色、肌の様子からシュレーゲルアオガエルと分かり、生存確認もできた。
庭の草刈りをすると、うちの何の変哲もないハナショウブ(花菖蒲)だって霧雨に映える。
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戴き物を頂く

2023年06月23日 09時11分09秒 | 食べ方






ニホンミツバチ愛好の蜂仲間から戴いたもので豪華ディナーを頂く。
多趣味で特に釣り好きの男には、私の確保した分蜂群を1つ差し上げたので、釣果があれば必ず持ってきてくれることになった。
過日は大漁だったようで、イナダ(鰍;ブリの小さいもの)を持ってきて、わが家で三枚におろしてくれたので、彼の指導の下で昆布締めにした。
たくさんのアジ(鯵)は、私の料理、調理の練習用になり、塩焼き、造り、なめろう、昆布締めを順次やっている。
もう一人の蜂仲間からもらった根曲がり竹は出汁で茹でておいたのを、イナダのアラとアジの白子と卵と昆布締め後の昆布などで味噌汁にした。
これは二度とできないだろうと思われる、なんとも言えない凝縮旨味の濃い味噌汁になった。
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幻の蛇、シロマダラ(白斑)がわが家にも

2023年06月22日 07時47分47秒 | 身の回りの生き物のこと




昨日、草刈り機で庭の雑草を薙ぎ払っている時、見つけたのが、幻の蛇と聞いているシロマダラ。
インターネットなどで知っていたけれど、見たことがなくて、うちの田舎にはいないものと思っていた。
同じようなことを自分のブログに書いている可能性もあるので、ブログ内検索をしたが、わが『鳥瞰ニュース』では触れていない。
やはり初めてだったのに残念ながらピクリとも動かなくて、草刈り機の高速回転ナイロン線が当たってしまったか。
そのように思ったが、傷もなかったので、私が殺してしまったのではなさそうだ。
蛇は半殺し状態でもどこかしら動く生命力を持っていると経験上知っているし、いくらナイロン線の一撃が急所に当たったとしても全く動かないはずはないと思われる。
となると謎だが、シロマダラの死骸を地面に放置して蟻にたからせるより、トンビに処理させようと庭石の上に置いた。
うちの庭に侵入する、どこかの猫が捕まえて、いたぶり殺したとしても、血も傷も見当たらないのは変だ。
毒蛇ではないのだから、次は是非とも生きたシロマダラに出会いたい。

2枚目画像;造りかけのビオトープに入れておいたホテイアオイが咲いていた。
      メダカの石水槽の分は咲いていないのに、富栄養化泥水に浸かったらさっそくの開花となったようだ。
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不揃いな収穫

2023年06月21日 08時03分08秒 | 農事






ニンニクとタマネギを収穫をした。
今年はようやく収穫という言葉を使っても良いだろうという格好になった。
それでもスーパーなどで売られている物と比較したら、小さめで不揃いで商品とはならないくずもの。
作り方をインターネットでも見たし、先を行く人達にも聞いての実践なのに、この程度。
今回まではこそこそと人目につかない裏の畑でやっていたけれど、来年は表の畑で堂々と作ってみようか。
人目にさらしてこそ、こちらの意識も意欲もぴしっと決まるというもの、とは言え、今までは多くの無知と失態を表でさらしてきた。
表でやるということは、何をやっているのか、何を作ろうとしているのかと常に聞かれるわけで、たいてい私は話の最後に『どうせうまくいかないけど・・』などと自嘲してきた。
もう田舎に通い始めて10年になるのだから、いつまでも初心者気分ではいられない。
農事の先輩たちも師も10年で老けこみ、私とて休憩とうたたねが多くて、実働時間がどんどん少なくなってきている。
そこはそこ、ここ10年で経験した多くの失敗がこれから生きると考えて、これからの10年が勝負だ。

3枚目画像は、表の畑の近くの北側石垣に生えているユキノシタと私のニホンミツバチ。

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タチアオイ(立葵)にいた虫たち

2023年06月20日 09時30分50秒 | 養蜂






何でも喰うように見えるモノもいれば、何にでも喰われるようなモノもある。
昨日、タチアオイに居た昆虫は何でも手当り次第のような食欲のモノたちで、タチアオイは何にでも喰われる感じだ。
まだ翅の伸びていない何齢幼虫かのバッタと花粉まみれのマルハナバチと、昨日取り上げたマメコガネがタチアオイにいた。
葉っぱを切ってくるくると巻く虫もついているが、ビジュアルに堪えないヤツなので割愛。
唯一、マルハナバチだけは受粉の仲立ちをするのだから、win winの仲だ。
タチアオイは一見なよなよしているようでも成長は早いし、何に取りつかれようとたくましい。
マメコガネはその場に糞をばらまきながら、とにかくまめまめしい。
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マメコガネ(豆黄金、豆黄金虫)の暴力的食欲

2023年06月19日 06時42分00秒 | 




メタリックで可愛らしいなどと決して思ってはいけない暴力的食欲を発揮する害虫が今年もまたでてきた。
それでも、どうしたって外見に惑わされ、潰してやろうとか駆除してしまおうとはできにくいヤツ。
北米大陸には1910年代に侵入したそうで、ジャパニーズ・ビートル(Japannese beatle)と呼ばれ、農業関係者に嫌われている存在らしい。
カブトムシの幼虫とほぼ同じ形の小型イモムシは土を起こすと春でも秋でもみつかる。
見つけ次第に捕殺が基本だけれど、道に近かったら、放り投げておくとカラスが必ずやってきて喰う。
人間の農作業を食餌の機会ととらえる鳥は何種類もいるけれど、カラスがやはりいちばん人の動きを観察している。
それにしてもマメコガネの成虫の場合、手当り次第なんの葉でも食い荒らすように見えるほどで、先日取り上げたトレンチ行動などとまだるっこしいことはせずに喰い進む。
何匹も寄ってたかっていることがあるのは多少は好みや喰いやすさがあって見極めることもあるということなのか、異性を呼び寄せているのか。
いつだって被害がある前に対処するなどということはできなくて、後手後手なのだけれど、またペットボトルの上の方を切り取って逆さにはめて・・てなことをすることになりそうだ。
最初の画像のマメコガネは交尾の最中だが、食餌中でも構わずということなのか、交尾中でも構わずということなのか、マメだこと。
2枚目画像の脚を一対、後方にピンと伸ばしているのもよく観るポーズだが、何を意味するのだろう。
食餌中の自分に構うなということなのか、受け入れる用意はできているということなのか、もう少し観察してみたい。
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クヌギ(椚、櫟)の発芽など

2023年06月18日 07時48分48秒 | 身の周りの植物






クヌギはドングリの中では最大の実を生らせる木。
そのドングリが落ちていれば、必ずいくつか拾わないではいられない性分なので、私が拾ってきた実からの発芽に違いない。
とは思うものの、こんなところにまとめて埋めた覚えはなく、捨てたにしても不自然。
並んでいる石は、花壇のつもりで並べたもので、囲いの中ならあり得るけれど、外なのでなおさらあり得ない気がする。
リスが埋めて忘れてしまうにしては、数が多くひと所なのも変で、頭をかしげるばかりだが、もしかしたら私の何かの気の迷いだったか。
ともかく、いっせいに生え出てきたようで、引っ張ってみたら地面深く根を張るまではなっていなくて簡単に抜けた。
まとめて芽吹いたクヌギの苗をどうしたものか。
盆栽にするというような趣味も時間的ゆとりもない。
10年でシイタケのホダ木にちょうど良い太さに成長するだろうとみなして、裏山に植林するのが良いかもしれない。
この先10年はなんとしても、そこそこの健康を保っていこうじゃないかという目標の1つとなりそうだ。

ナスの葉っぱにテントウムシがいたのを見つけて撮った。
葉っぱを食害するテントウムシダマシではなく、アブラムシを食う益虫のテントウムシなので、そろそろアブラムシの時季か。
2つの赤い点が目のように見えて、何とか仮面といった感じ。

追記;日本のドングリの中で最大はオキナワウラジロガシだそうで、『私の目にする最大のドングリ』とすべきでした。


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トレンチとは、トレンチ行動とは

2023年06月17日 09時27分09秒 | 




カボチャの苗がウリハムシ(瓜葉虫)の食害で散々な状態になっている。
丸く傷をつけるのをトレンチ行動と言うそうで、trenchは、溝、堀、細長いくぼみ、塹壕、海溝と英和辞典にはある。
塹壕か、なるほど今の世でまだ塹壕が掘られているウクライナ戦争の画像を思い起こせば、妙に納得できる。
葉に切れ込みを入れるという防衛線を作ってから内側を喰うのだ。
以前、フキ(蕗)の葉が何かに喰われて穴だらけになっている状態に対し、裏を見ても芋虫や毛虫はいたことがないと書いた。
そのような幼虫ではなくて、葉を喰う甲虫(コウチュウ)の成虫がトレンチ行動で穴を空けていたに違いない。
よく観ると、始めたところから、◯で終わらずに渦巻きを作ってしまっているのがある。
個性だろうか、なにかが狂っているのか、外的な刺激があって◯を完成できなかったのか。
苗の状態を脱して成長すれば、いくらウリハムシが群れていようが放任できるのだが、今が肝心なので見回りは欠かせない。
カボチャを3種類作っているけれど、ピーナツカボチャには一切ウリハムシがたからない。
クリユタカは、苗によって、喰われるのとそうでないのがある。
バナナカボチャはほぼ総てが襲われている、というような感じだが、害虫に葉を喰われたことが後の実に影響するのかどうか。
葉が喰われるということは、その苗からの実がそもそも美味しいのか、そのような区別を記録して研究すべきかどうか。
そこまではしなくていっか、という気分。
キュウリの葉にもウリハムシはやってくるが、葉茎の成長が早いので気にならない。
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子守蜘蛛(コモリグモ)など

2023年06月16日 08時27分08秒 | 




草むしりをしていたら、むき出しになった土の上をせわしなく歩く2センチ位のクモがいた。
大昔の戦時に背中に着ける母衣(ほろ)、そのような花を咲かせるからと、熊谷草(クマガイソウ)と名付けられた草があるのを思い出した。
うまく撮れないだろうと思いつつスマホを構えると、意外にもポーズを取るので拡大して撮った。
動き始めた熊谷蜘蛛(クマガイグモ=勝手な仮称)は好きにさせて草むしりを再開した。
ピンぼけにしか撮れなかったけれど、面白い蜘蛛だからブログネタにしようと検索をしてもなかなかヒットしない。
そうこうしているうちに、白い袋は腹や尻ではなくて卵嚢のはずだから、そうそう子守蜘蛛というのがいるんだったな、と思い出した。
コモリグモで検索すると、模様もしっかり同じ蜘蛛に行き当たり、ハタチコモリグモと判明した。
ハタチは二十歳だろうかと確認したが、どうしてもでてこなくてまことに残念。
畑地だろうか、確かに私が草むしりしていたのは、花壇だったので畑も同然。
このコモリグモは子供全部をびっしり体にまとわりつかせて守るらしいので、そこが子守蜘蛛のゆえん。
次に会うときは子供を背負って来いよ、と想像してみると、おぞましげな姿が浮かぶ。

浅葱(アサツキ)のネギ坊主が今年は多く見られる。
草刈りをせずに浅葱を生え放題にした一角で数えたら10本も咲いていて、他所でも見た。
たまに見ることもある程度の、めったに咲かない花なのに、浅葱の花が多い年は何かがあるのか。
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